142 天界編 神児VS魔児
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
後定期的に誤字脱字の修正を行ってあります。
2022/10/09141話から順に修正します^_^
「・・・・・」
エキドナ委員長が睨みつける。
眼光が鋭く眉間にシワがより眉間に怒りマークが浮き上がっている。
コレにいつもからかっているアルカディーアも流石ビビる。
「エキドナさん・・・朝の定例会議は以上だけど良いかしら。」
と引き気味で聞いてくる。
「・・・・・」
視線がアルカディーア委員長を捕らえる。
ギロッ‼︎
「ヒッ!なっ!なに!を怒っているのかしら・・・私何かしたかしら?」
今にも視線で焼かれそうだ。
怒りオーラ全開のエキドナ委員長に皆引いている。
「・・・・」
睨みつけるだけで無言を貫くエキドナ委員長。
「・・・なんなのよ。もう。他の委員長何か報告はあるかしら?」
ぶつくさ言いながらアルカディーア委員長は他の者に話しを振る。
「特にない・・・」
キュプローナ委員長は転校生の追加情報が欲しかったが険悪な雰囲気でとうてい話す空気では無かったので諦めた。
「・・・・私も。」
「・・・・」
「もう・・終わりましょう。」
ハクシオン委員長にメッサーラ委員長にニュクス委員長がそれぞれ終わりを告げ席を立って行った。
エキドナ委員長を残して会議室を後にしてひとりになる。
「・・・・・」
「プハッ!」
ハァハァハァ・・・
「危なかったわ・・・後1分遅かったらヤバかったわ‼︎ハァハァハァ・・・」
机に突っぱね脱力するエキドナ。
何がヤバいのか・・・
そう・・・
昨夜からニヤケが止まらないのだ!
知られてはならない!
学年トップの私がニヤケ面を公衆の面前で晒すなどの恥辱はあってはダメだ!
昨夜の事は誰にも話していない。
いや!
話せない。
魔児学園の16HRメフィストフォレスに強襲され。
戦い互角に死闘を繰り広げた後。
偶然通りかかった男が!
この学年トップの私と互角のメフィストフォレスをワンパンで軽〜く撃退した後・・・
「お嬢さん・・・大丈夫ですか?」
昨日から何百回もリフレインするこの言葉を思い出すとニヤケてしまう。
バカ!私の大馬鹿‼︎
どうしてニヤケが止まらないの?!
挙句の果てにニヤケが止まらずヨダレも垂れる始末。
今朝の朝礼会議はニヤケ面を我慢するのに強面の眼光鋭いでなんとか乗り切ったのだった。
昨日の男性は・・・
間違いない。
あの噂の転校生だろう。
初めて見る顔。
無冠の男神によく見られる過剰な自信家の雰囲気は微塵もない。
これを今日一日どう乗り切るか・・・
至難の業だ。
強靭な意思で抑えても心カラダが悦びに震えるのだ。
抑え様が無い。
「あぁ・・・どうしよう・・・」
両肘を持ち腕を組む・・・
すると平均より大きな胸がより強調されエロいポーズになっているが・・・
そんな事に気がまわる余裕も無かった。
そしてこの初めての感情にずっと頬を染め困惑するエキドナだった。
「・・・・・」
そこへビシュヌ校長が慌ただしく会議室に入った来た。
咄嗟にエキドナは無表情に奇跡的に戻る事が出来た。
「あぁもう朝礼会議は終わったんですね。」
珍しく校長が額に汗をかいている。
「はい・・・先程終わりました。」
「そうか・・・ならエキドナ委員長から皆伝えてください。」
「転校生が消えました。」
「はい?」
・・・・
しばらく沈黙になる。
「それは?・・・どう言う事でしょう?」
流石のエキドナも思考が追いつかない。
「ええ私困ってしまいます。今朝来る筈の転校生が来ないので寮に迎えの使いを出した何処。もぬけカラだと使いの者から連絡がありまして。」
「え?!ホントですか?!」
驚くにガタッと立ち上がるエキドナ委員長。
とのそ直後に・・・
突然外が急に騒がしくなり!
「怒火ーーーンっ!!!!!」
轟音が校庭の方で鳴り響く。
!!!
「今度はなんだね!」
ビシュヌ校長は窓を開けて爆音の方へ見る。
エキドナと後に続き見る。
神児学園の校門に
2人の人影が爆風の中から現れる。
「やい!エキドナ!よくもメフィストフォレスを闇討ちしてくれたな!お礼参りだ。さっさと出てこい!」
爆風から現れたのは・・・
魔児学園
14HRベヒモス委員長。7つの大罪の1人「嫉妬」の異名を持つ「リバァイアサン」と対の最強の魔物の孫娘。
普段は静かに語る知的なメガネを掛けた頭に牛の角が生えた少女だが、怒ると手がつけられない程凶暴になるのだった。
皆白のセーラ服にミニスカート姿に皆騙されるが力だけの戦いならクラス最強である。
13HRアスモデウス委員長。悪魔憑き女神に化け同時に7人の原初の強力な神を絞め殺した狂魔アマデウスの孫娘。
ムネを強調してサキュバスに勝ちを誇る仕草で挑発するシースルーのドレスを身に纏いモデル立ちする。
「わたしのコレクション(男魔)を傷つけた償いはしてもらうわよ。」
そし厳密にはもう1人居た。
ベヒモスとアスモデウスの間に浮く妖精・・・
15HRインプ委員長。原初悪魔と妖精のハーフ。突然変異体。妖魔の王。身長10センチ
の3者が現れる。
「もう来たのね。」
エキドナは昨日の強襲で後れを取った屈辱を忘れはしない。
挑んで来たならやってやろうじゃないのと闘志を燃やす。
「エキドナ君何か知っているのかね。」
エキドナ委員長の反応を見てビシュヌ校長が聞く。
「説明は後で・・・まずはこの神聖なる神児学園に無謀にも挑んで来た愚か者の始末していまいましょう。」
会議室から颯爽と出て行くエキドナ委員長だった。
こうして創立以来初めての・・・
神児学園 VS 魔児学園
のバトルが始まったのであった。
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