141 天界編 物理無効魔法
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。
よろしくお願いします。^_^
2022/05/21誤字脱字修正
近々最新話アップする予定です。
「大変!なのです!」
日も暮れアキラ達は今夜から寮と言う学生が生活する住居に寝泊まりする事になった。
もちろん男神と女神の住み分けがされていて男神寮と女神寮があり。
当然アキラは男神寮へ。
ノリコと京香とソフィアとキャロルとケイオスとスイーツとジャンヌとアテナの8名は女神寮へと別れる事になった。
女神寮へ移ったメンバーはそれぞれ一部1人一部屋を与えられ部屋の身支度をする。
皆それぞれ寮部屋の身支度を整えた頃キャロルがノリコの部屋へやってきた。
‼︎
「どうしたの?!キャロルちゃん!」
不意に部屋に現れたキャロルに何事かと聞くノリコ。
「ご主人様が部屋にいない・・・なのです!」
「え?!ほんと?どこへ行ったか分かる?」
「30分前までは居た匂いがする・・・なのです!」
「荷物は片付いているので・・・恐らく散歩なのです。」
「!!私達が女神寮に来たばっかりに・・・油断したわ!」
ガチャ
そこへ京香と残りのメンバーがやって来た。
「どうしたの?」
先頭の京香が聞く
皆ノリコの部屋にゾロゾロと入る。
「キャロルちゃんの索敵でアキ兄はどうやら散歩に出掛けたらしいの・・・」
「えっ!」」」」」
ノリコとキャロルの他5名が驚き。
「え?」
アテナが散歩に驚く声に?になる。
ソフィアが深刻そうに
「それは非常に不味いですわね・・・」
悲嘆に暮れている。
他のアテナ以外の皆んなもだ。
オーマイゴット状態に
アテナだけ???
なに?なんで散歩で?
皆の反応に驚いてる。
「ご主人不在の他にも・・・重要な情報がわかった事がある・・・なのです。」
!!!!
皆に緊張が疾る!
「へ?」
アテナだけ・・・
なんで皆緊張してるんですか???謎だらけ状態になっている。
ソフィアが半ばわかったと目キャロルに合図して・・・
「キャロル隊員・・・皆に報告を・・・」
「はい・・・なのです。」
ごくっ!
誰かの唾を飲み飲む音がする。
「明日から神児学園に行く11HRから16HRの委員長の事を調べて・・・来たのです。」
「ええ・・・今日ビシュヌ校長先生のお話では確か11HRからエキドナ委員長。アルカディーア委員長。キュプローナ委員長。ハクシオン委員長。メッサーラ委員長。ニュクス委員長。でしたっけ?」
京香もおっとりはしているがなかなか秀才ぶりだ。
一度聞いた名前を全部覚えている。
「それがどうしたのじゃ?」
ケイオスが焦ったくなり問いただす。
「全員・・・女神・・・なのです。」
!!!
「やっぱりー!」
「マジか〜!」
「なんか嫌な予感していたんだよねー。」
ハァァァー!
と皆ため息をする。
アテナだけ置いてけぼりで。
「なに?なに?それがどうしたの??ん?!」
キョロキョロ聞く。
「アテナちゃんはまだ入ったバッカだからわかんないよね。」
ノリコがわかりやすくこの後説明してくれた。
「アキ兄が1人になると・・・何故か女の子が増えるんだよね。」
・・・・・
「増える??女の子が?」
みな腕を組んだり頬杖付いたり・・・
うんうん・・・
皆頷き・・・
納得している。
まぁ私達も増えた1人なんだけどね。
そしてケイオスは言う
最強の女難の相の持ち主じゃよ。
どっと皆笑う。
「大丈夫!アテナお姉ちゃんは8番の嫁のポジションは確定だから安心して。」
スイーツがニッコリ励ましてくれる。
この後アテナはスイーツの言っていた事がよーくわかり8番目で良かったと安堵するのだが・・・
それはちょっと後のお話。
時間が少し遡り・・・
魔児学園での出来事。
11HRアスタロ委員長。原初の高位悪魔 魔術師の祖アスタロスの孫
ここでも時計の円卓12時の席に座り・・
「隣の神児学園では転校生なるものが来たらしいな。」
学ランに身を包み筋肉が服の上からでも分かる程の大男が静か話す。
12HRサキュバス委員長。リリン・デーモン(女夢魔)の孫娘で女淫魔でデーモン一族の最強との噂で男の精を採取しどこまでも強化し続ける事ができる能力の持ち主。
「ふふ・・魔児学園の男に丁度飽きたところなの・・・どんな味がするのかな?早く味見してみたいわ。」
下着姿の制服?を身につけて常に男を悩殺するポーズをキメる均整のとれた肢体をくねらせる。
13HRアスモデウス委員長。悪魔憑き女神化けて同時に7人の原初の強力な神を絞め殺した伝説の神殺しと言われるアマデウスの孫娘。
「サキュバス委員長まだ男を知らないのに経験豊富な言い回しは誤解を生むわよ・・・ふふふ。男はやっぱり繋がったままくびり殺すのが1番の快楽よ。童貞ならなお最高よ。」
ムネを強調してサキュバスに勝ちを誇る仕草で挑発するシースルーのドレスを身に纏い足を時折組み替えると男の悪魔達がざわめく。
14HRベヒモス委員長。7つの大罪の1人「嫉妬」の異名を持つ「リバァイアサン」と対の最強の魔物の孫娘。
「その転校生の強さはまだ誰にも分からない。それがわかるまで手出しをしないのが得策であろう・・・」
静かに語る知的なメガネを掛けた少女の頭に牛の角が生えていた。白のセーラ服にミニスカート姿に皆騙される。力だけなら学年最強である。
15HRインプ委員長。原初悪魔と妖精のハーフ。突然変異体。妖魔の王。身長10センチ 両性有具。
「コレクションに転校生の剥製もいいね。うんいいね。」
羽をパタパタと宙に浮いている。
16HRメフィストフォレス委員長。ルシファーの従者ファウストの息子。
「ふん!そんな雑魚なんざどうでもいい!ルールでは委員長をぶっ殺せば天辺取れるんだろ。なら魔児学園も神児学園も関係ねえな!神児学園の11HR のエキドナをぶっ殺して神児学園の1年を乗っ取ってやらーな!」
立ち上がるメフィストフォレス。
「会議中だぞ何処へ行く・・・」
魔児学園1年最強の11HR アスタロス委員長が圧をかける。
パシッ!
弾き返す16HRメフィストフォレス委員長。
「邪魔すんじゃねーよ!テメェもぶっ殺すぞ!」
・・・
椅子を蹴って立ち去る。
バタン。
扉が閉まる。
「アスタロスの入学して来た頃にソックリ・・ぷぷぷ!」
口に手を当て笑いを我慢するサキュバス委員長。
「奴と一緒にするな!」
アスタロスは一喝し立ち上がり。
出て行く。
出て行き方も奴おんなじ・・・
アスモデウスは内心笑いを我慢しながら
同族嫌悪ですわね。
とツッコミを入れる。
「何処へ行く・・・我が息子メフィストフォレスよ」
大魔導師ファウストが声を掛ける。
屋敷に戻ったメフィストフォレスが決意した面持ちで言う。
「オヤジ!今からエキドナぶっ殺してくっからよ!待っててくれ!」
!!
「ほう・・・あのタルタロスの孫娘をか!・・・?」
「おうよ!」
「ならばワシから物理攻撃無効の最高魔法をかけてやろう・・・」
「オヤジ!助かるゼ!頼む!」
「古代の悪魔よ!我に力を授けたまえ!エンシェント・フォグ!」
灰色のオーラがメフィストフォレスのカラダに覆う。
「これでお前のカラダには超級悪魔でも物理攻撃の全てが無効になるぞよ。ほぼ無敵と化すであろう。行ってまいれ。そしてやりとげるのじゃ。」
「おお!ありがてぇ!唯一大魔法師の弱点を物理攻撃から守歩ことができるぜ!」
こうしてアキラとの戦いが始まった。
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