131 天界編 小級神区画への扉
誤字脱字が有りましたらご連絡下さい。
その内適時修正いたします。^_^
こんな感じでゆるりとアップしていきますので
気の永いお付き合いよろしくお願いします。
かなりの長編になると思います。^_^
アキラ達の天界の旅は続く。
小級神の区画を物珍しそうに見ながら歩くアキラとその仲間達。
「おー!」 ノリコ
「ほー!なのです。」 キャロル
「へー!」 ケイオス
真っ白な壁に金と銀の装飾が施されいかにも煌びやかだ。
見習い神アテナ
のちにナンバー2にまでのし上がる若き頃の神アテナ。
この頃から策略家の片鱗が垣間見える。
仲間の振りしてここまでアキラ達を誘導するのに成功している。
「もうすぐ小級神区画の入り口が見えてくる筈です。あっ!見えました。あそこです!」
巨大な入り口が見えて来た。
そこはまるで小人になった錯覚を覚える程の大きな扉でとても扉を自力で開けるなんて考えられない重厚で重そうな扉であった。
「あ!なんか扉の横になんか書いてある!」
ノリコが見つけて指差す。
アキラがこの世界に来て数日後に訳もわからず最初に創造魔法で作った魔法。
サーチアイ!
この魔法は万能過ぎて殆んどこれで完結する。
途中・・・
この魔法は人格を獲得し進化して
サーチアイの魔法を使わないと拗ねる様になったのだった。
困ったアキラは常時魔法に昇格させ常にサーチアイは魔法を発動をしている。
そのお陰でアキラにはよく見える。
「なになに・・・新聞や勧誘はお断り致します。表札の横にピンポンボタンって!なんじゃそりゃ!」
唖然とする。
「天使の国がこの側にあってそこから色々と来るのよ。天使新聞だとか美味しい浄水器を売りに」
「まるで現代じゃないか!」
とアキラはツッコミを入れる。
「ゲンダイ?ってなにそれ?」
と神見習いのアテナは?がいっぱい浮かんでいる。
「説明すると長くなるから端折るけど・・・俺が住んでた町の事となんか似ててさぁ・・」
「ってあんた悪魔じゃないの?」
ここでやっとアテナは思い違いに気付く。
「悪魔?いや違うけど・・・こう言う場合なんて言うんだっけ?」
振り向いてノリコ達に聞くアキラ。
「う〜ん・・・人間界?」
とノリコ
「人間界?獣人もいるし魔王の支配する魔族の国もあるし・・・そうね。なんて言えばいいのかしら」
京香が答える。
「ドラゴン族もいるぞよ」
ケイオスが割り込む
スイーツが「勇者は種族に当てはまるのかなぁ?」と聞いてくる。
「それなら英雄の私は英雄族になるのでしょか?」
とジャンヌがスイーツの問いに答える。
「それはちょっと違うかもな・・・勇者も英雄も上位職業とかだろう・・・ここが天界なら地上世界と呼ぶべきだろう。」
「・・・・もしやお前達は下界の者達なのか?」
愕然とするアテナ
こ!これは!やばい天界始まって依頼の大問題で悪魔とは古今争いが絶えない為悪魔が侵入した事大戦の時はあったというが
天界に人間や獣人が侵入したとは他聞に聞いた事が無い。
「あう・・・私どうなるんだ?」
もうお終いなのでは?
ひとり頭を抱えて悶えてあうあう言っているアテナ
突然悶えて出したアテナを見てアキラ達は・・・
「なんか面白い子だな・・・」
笑っている
人の気も知らないでと思いながらお先真っ暗になるアテナだった。
「アテナ・・何か悩んでるみたいだが余り気にし過ぎるな。な!」
笑顔で親指を立て歯がキラリ!と光る。
アキラは励ますが逆効果だった。
あうあう
あんたが悩みの種なんだよー!
「しかし・・・このデカイ扉開くのかねー。」
「よし!ここはドラゴン族の超魔法怪力で開けて見せよう!」
ケイオスは自信満々で扉に立つ
・・・
・・・
10分後・・・
「ふんぎゅー!ふんぎゅー!ダメだびくともしないぞえ」
ケイオスはギブアップする。
「じゃあ次は私ね!この撲殺拳でぶちかまして開けてみる!」
なにそれ?めっちゃ怖いネーミング
ノリコを、怒らせない様にしないと心の誓うアキラだった。
「ショーウ!シュー!リキー!!!」
ドガーーン!!!
扉から地面を震度が伝う!
・・・
・・・
ダメのようだ。
「うわー!面白そう!オイラもやりたい!やりたい!やりたい!」
「あー・・・わかったわかったじゃあ次スイーツやってみそ・・・」
とアキラ耳を抑えてデカイ声だなぁとぼやきながら指名する。
「天空の銅の剣で斬る!」
あれって俺がやった普通の銅の剣だよね。
ジャキーーー!
・・・
・・・
ポトッ
途中折れた剣先が地面に落ちた。
そら折れるわなー普通。
シボーンと下がるスイーツ。
「次は私ね。この前習得した。一兆度のファイアーをお見舞いするわ。」
モンローウォークで歩く京香
最近ノリコもそうだけど京香も色香が凄い。
ついボンキューボンの肢体に見惚れてしまう。
「ファイア!!」
期待の割にそっけないのね。
でも起きた現象が凄い正しく一兆度!
あつ!あつ!あつ!
みんな熱さで緊急避難する!
・・・
・・・
魔法前の扉のままだった。
「もう!どうなってるのこの扉?」
ぷんぷん珍しく怒っている。
京香は悔しさを滲ませて交代する。
「この扉を開けるの英雄である私に開けろと言っているようですね。」
おお!ジャンヌは物凄い自信だ!
何かやってくれそうな気する。
・・・・
「フッフッフッ!」
「今日は左腕が疼く・・開けるのは今度にしてあげましょう。」
と颯爽と後ろに回る。
中二病的捨て台詞カッコいいけど扉を押してただけだよね。
アキラはツッコミを入れる。
「やはり最後は私しかいませんね。」
やれやれとジェスチャーのソフィア。
・・・
「はぁー!」
魔力を込めるソフィア!
「メガ!メテオストライク!!!」
「うわー!退避!みんな退避だ!」
みんな生命ガラガラ逃げ出す!
ちょー!
何考えてんの!
扉よりデカイ隕石を落下させるなんて!
扉を開けるより。
「ひーひー!ひー!ひー!ひ!ーーひ!」
息も絶え絶えで・・・
俺達の死後の世界の扉が先に開くわ!
訳すとこうだ!
てかなんでみんなうちのパーティーの女子はみんな自信家なんだよ。
みんな全滅だな
いやもうひとりいた。
「・・・やってみる・・・です。」
「違う方法で・・・」
扉の場所まで戻ってきてキャロルは扉にたどり着くと右にそってテクテク歩いて行く。
扉の端を過ぎて立ち止まり。
コンコン扉から少し離れた壁を叩くキャロル。
カチッリ
人がひとり通れる壁と同色の扉が開いた・・
え?!
開いたーあ?
そんな所に隠し扉が有ったとは
忍者屋敷か!
とアキラは心の中で盛大にツッコむ!
気がつくとキャロルは俺の前にシッポをビュンビュン振って待っている。
「ご主人様温♪やりました・・・です。」
「キャロルは偉いね〜よし!よし!」
頭を撫でてやる。
「うふふふ!」
ご満悦のキャロルであった。
なにはともあれ横の小さな扉が開いたので俺達はそこを通り中へズカズカ入る。
「ちょ!ちょっと!置いてかないでよ!」
自分も不法侵入者と同行してる時点でもう同罪
捕まれば死刑!
地獄行きだ。
神見習いのアテナもついて行く。、
小級神の区画へ侵入したアキラ達を待ち受けるものなんなのか・・・
次回も楽しみに。
応援よろしくお願いします。
今後のモチベーションの励みになりますので。
高評価またわグット評価など有ればよろしくお願いします。^_^