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130話 天界編 集結

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^


よろしくお願いします。


少し手直ししました。^_^

 

「緊急連絡!緊急連絡!次元の歪みが再度発生!」


 !


「了解!座標ポイントを送って!」


「了解しました。イーンド国北東で座標を送りました。」


 !!!


 ここは?


 京香は『レジリエンス12号 USA』からの報告を聞き沈黙する・・・


 フェアリーことノリコは現在ステルスモードなので『レジリエンス12号 USA』からもレーダーに映っていない。


 京香のベッドギアにもレーダー探知機が搭載されているが反応がない。


 京香は感嘆する・・・


 何世紀に造られたものか分からないが日本政府の恐らく裏組織だろう。


 人体と機械が融合している・・・


 恐ろしい程の技術が垣間見える。


 調査地点の到着まで余り時間がないが確認しなければならない事がある。


「ノリコちゃん・・・あーくんの事覚えてる?」


「・・・・私はフェアリー・・・ノリコと言う個体はマイマスターのパーティーに居ます。私ではありません。」


「そうなの・・・」


 やはり記憶の回復は一時的なものだったのか・・・


「でも・・・私の遠い記憶にも何故かマスターと同じ個体の名前が存在します。今は名前以外のメモリーが圧縮されておりパスワードが必要となります。」


「その記憶を見る事はできないの?」


「はい、自身では見る事は出来ません。現在私のマイマスター以外には・・・」


 !


「マイマスターってアーくんの事?」


「肯定します。」


「そう・・ならまだ希望は有ると言う事ね。安心した。」


 京香の瞳に涙が滲む・・・



「後30秒で座標に到着します。」


 フェアリー事ノリコが報告する。


「ええ!いきましょう!」




 ーーーー



 アメリカ宇宙軍特殊作戦部隊


 メアリー・エドワーズ大佐

 明神京香と同じ顔を持つ眼帯の大佐が

 装備する


 《対弩級神・悪魔対戦用装備 ゴットビヨンド》


 戦闘アーマードスーツを装着する京香



 日本政府が秘密裡に開発していた戦闘妖精X-01事フェアリー


 異世界にはなぷさ2号から分離する際パーツと分裂。


 現在右手と左手を回収済みで残りのパーツを現在捜索中だ。


 京香の《対弩級神・悪魔対戦用装備 ゴットビヨンド》と互角に誓う恐るべき存在記憶を欠落している生まれ変わった人体と機械の融合体ノリコ



 その2人が到着する。




 目の前にエーベレスト山脈がそびえ立つ・・・


「懐かしい・・・」


 エーベレスト山が所々陥没している。


 ソフィアに魔法を教えて貰い、ノリコと京香と3人で覚えてたてのメテオストライクを試し撃ちしまくった所だった。



「やっぱり来たのね!あれ程来るなと言っていたのに・・・」


 京香は怒っている様だ。



「・・・・あるじ様を救う事はどんな命令をも優先するのじゃよ・・・京香殿・・・と見た目は少し変わったがノリコ殿」


「ほんと全くしょうがないわね・・・しかしよく科学の進歩のない次元の海からよく此処まで来れたわね。」


「あるじ様がもしもの時の為にあるじ様の血を小瓶に詰め渡されておったのじゃ・・・それで次元の海で龍神に昇格した時次元を取り込んで次元龍神となれたのじゃ・・・」


 !


「そう・・あーくんらしいね。今日は私は泣いてばかりね・・・」


 涙を拭う京香。


「・・・・ケ・・イ・・オ・・ス・」


 隣りで、呟くノリコ。




 巨大な龍の姿のままのケイオス。


「どうしたの人の姿忘れたの?」


「京香殿泣くのはまだ早いのじゃ・・・」


 ケイオスは口から黄色緑色の玉を吐きだす・・・


「これって!・・・」


 色の玉を見て京香は一眼で解った。


 精霊の属性の色で・・・


 黄色はソフィア


 緑色はキャロル


 だった。


「じぁあ?!」



「そうじゃ・・・私達全員次元の海に放り込まれてチリジリバラバラじゃあなかったの?」


「そうじゃ・・・妾が次元の海で咄嗟に回収出来たのは2人だけじゃった。あの時ノリコ殿京香殿助けてやれずにすまなかった。」


「それじゃあ・・・スイーツちゃんとジャンヌさんは?」


「・・・・・」


 苦しそうに首を振る


「そんな・・・」


「あの2人は神の祝福を受けた勇者と英雄じゃ・・・まだ希望はある」


「・・・ええ・・確かにそうね・・・2人を探しましょう。必ず来ると信じて・・・」




 そして輝く色の玉を吐き出すと以前の人形の姿に戻るケイオス・・・


 以前と変わらない姿たが額の文様だけは違った。


 顔の額からは常稲妻が発生している。


 !?


「ふふふ・・・次元龍神の証の様なものじゃ・・」


 と笑うケイオスだ・・・


 以前はどこか子供っぽくアキラに対しておどおどしていたが・・・


 落ち着きの有る妖艶な美女で京香も見惚れる程になっている。


 惚れた男に弱いがケイオスはこれが本来の姿なのだろう。


 と納得する京香であった。


「ん・・・」


「ここは?」


 ソフィアとキャロルが目を覚ます。


 次元の海に飲まれた時のまま時間が止まっていた2人は驚き


「アキラ!は何処?」


「ご主人様!!ご主人様!!!」


 半狂乱になる


「京香さん!ケイオスさん!アキラは何処ですか?!」


「そう!なのです!教えてなのです!」



 辛そうに京香とケイオスは目合わせてうつむく・・


「2人とも落ち着いて・・・よく聞いて・・・」


 こうして再開した5人はお互いの事を話し合うのだった。




 次回を楽しみに












応援よろしくお願いします。^_^



読んで見て面白かったら高評価する所があれはチェックして下さい。


今後のモチベーションにもつながりますので^_^

よろしくお願いします。



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