13 ある日・・・突然激動!
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
本当はR18投稿のつもりで書いてたが謝ってR15に・・・
運営から指摘を受け全面改稿と相成りました。
旅の途中 世界中が伝播する
その日
歴史が変わった・・・
北の大地でローシアン大陸に新魔王が誕生した。
9世紀続いた前魔王が敗れ
新魔王政権が発足と言う話しが広まった。
ローシアン城を中心に位置する
クレムリーン
魔王府や官邸や政治機関の中枢が集まり聖堂や博物館の有る壁で囲まれている都市で国家のことを指している
クレムリーンとは城壁と言う意味でそれが現在クレムリーン宮殿を中心に縦全長22.5km横全長18kmの巨大都市である
アキラ達は出発からクレムリーンまで1週間の日程の中ほど到着まで来ていて、到着まで後3日の日程でこの事を聞いたのだった・・・
途中クレムーリンから逃げて来た商人から話しを聞いた。
商人によるとクーデターが起こったら
しい。
世界では驚きに包まれていたが・・・
この国の国民はさほど驚いてはいなかった。
過去を見ればここクレムリーンでは政権がコロコロと変わっていた。
その為、得に珍しい事ではないらしい。
ただそれまで国を治めていた魔王ヨジフは歴代政権では最長記録を更新し続けていて平和であった事は確かだった。
マリュータ・ドクラトフ
その名前が今魔王たる名声を一気に高めた。
前魔王をどんな手を使って勝利したか分からないが・・・
就任したその日
忠実な部下を集め
「レイプ・ツアー」と言う非道の限りを尽くし行った。
クレムーリン周辺の街に行き
美しい人妻や娘を拉致し自分用に何人かの女を選び、幾人かは寵臣たちに与えた。
多くの女が恥と悲しみのあまり自害した。
今も数々の悪行を重ねていると言う。
と商人は握り拳を怒りに震わせ・・・
教えてくれた。
平和だった前魔王政権は終わりを告げ
ひと昔前の暗黒の時代戻ったといえる。
「なにかの間違いだわ・・お婆ちゃんが敗れるわけない。」
ソフィアが拳をテーブルに叩きつける。
「はい わたくしめも同感でございます。姫様」
セバスちんが静かに答える。
「バトルメイドが魔王に控えております。何らかの対処はしているでしょう。」
「そうね。それとこの事はアキラ達は内密よ。」
「はい 承知してございます。」
「まずは 婆様の安否確認よ。ワタシ捜索にいくわ・・・」
「アキラ殿達は如何なさいますか?」
「アキラ達は巻き込めないわ・・・ここで別れる。」
ソフィアは悲痛気持ちでアキラとここで別れる事を決断する。
「話しはセバスちん・・あなたに任せるわ」
「委細承知しました。シベーリア高速馬車を用意しました。これにお乗りを。すぐ出発します。」
「セバスちんはどうするの?」
「わたくしの足は高速馬車より早うございます。アキラ殿にお伝えした後走って追いつきます。ご安心下さい。」
「じゃあ あとは頼んだわ」
「はい 承知しました。」
セバスちんは有能な執事である。
ソフィアを馬車に乗せて発車し見送ると
セバスちんは走り出した。
一種で見えなくなった。
ふっとアキラの前に現れた。
朝早く起きて軽く素振りして終わった所だった。
「アキラ殿 少しお話しが」
半袖で体から湯気がで顔をタオルで拭いてた所だった。
「ああ セバスちんか 朝早くどうした? 」
「実はソフィア様のお身内のお婆さまに厄災が振りかかった様でソフィア様は急遽早馬の馬車にてお戻りに・・」
「え?そうなの?」
突然な出来事に驚くアキラ。
「はい つきましては護衛の依頼もここまでで良いとソフィア様も仰れております。
短い間では御座いましたがいろいろとありがとうございました。」
アキラはソフィアの家族が病気になったと思い・・
「そっか!それじゃ仕方ないね・・・お大事にね!護衛で無くてもクレムーリンに行くつもりだから見舞いに行くよ。ソフィアによろしく」
「はい ありがたきお言葉必ずやソフィア様にお伝え致します。それではごめんください。」
「ああ セバスちんも元気でな!」
「はい アキラ殿もお元気で」
とセバスちんは何時ものようにシュン!と消える。
・・・
「寒いっ!」
すっかり身体が冷えて慌てて服を着る雪道をサクサク雪を踏みしめ歩き出す
宿屋から離れた森にいたアキラは宿屋に戻ってソフィアの事をノリコと京香に伝えないと帰宅を急ぐ・・・
宿屋に向いて歩き始めた。
しばらく歩くと目の前に女性が空から落ちて来た。
ドサッ!
!!!
「えっ!何?ビックリなんだけど!」
と側に駆け寄る。
雪がクッションになって骨折はしてない様だ・・・
深くフードを被っている為顔までは分からない。
気を失っている様だ。
抱き起こすと手にベッタリと血が付いている。
!!!
不意を突かれたのだろう後ろからバッサリ!斬られていた。
「大丈夫ですか!しっかり!」
「ダメだ・・これはヤバイ!」
瀕死の重傷だ
そう長くはもたないだろう。
一瞬で悟った。
あーっ どうしよう・・!
でも伝説のエクリーサってバレないかなぁ現代では消失した究極の魔法だから説明しても信じて貰えない・・・
でも信じて貰えないからエクリーサを使っても逆に良いのか?
ヤバイ魔法なのはなんとなく解る。
これが世間に知られれば有象無象の輩が群がりノリコや京香が狙われる命の危険に晒される事は必定!
うーん・・・悩み続ける
おっと!
ますますやばい!
そうこうしてるうち心拍数が落ちて来てるよー!
アキラは周りを誰も居ないか見回す
誰も居ないな・・・
アキラはこの人の命を救う事を決断する
「エクリーサ!!」
唱える・・・
中に浮き背中のギズに光の粒子があちこちの降り注ぎ傷口に集結し光弾ける・・・
それはあっと言う間の出来事だった!
健康サーチアイと叫び!両目に指でチョキのポーズを取り服のシルエットから女性だとわかるので傷の完治状態を確認する・・・
今思えばこれがいけなかった・・・
アキラの不思議な固有魔法なんでもサーチアイ・・・
サーチアイは多機能で優秀であった。
瀕死→正常
・
・
・
・
正常の文字を凝視する・・・
・
・
・
瀕死→超健康?!
カチリ!と音がして文字が
正常から超健康に変化した。
サーチアイは状態変化も優秀である
!!!
「えっ?」
?
「なにこれ?・・・」
あれ?普通は正常とかだよね?
今超健康に文字が変わったよ?
・・・
超健康ってなに?
サーチアイ状態変化も優秀ってなに?
・・・
するとサーチアイが機械音で答える。
「ハイ 遺伝子のテルメアを操作して1番生きの良い状態にまで戻しました!」
!!!?
「えっー!なにげにド凄い事言ってるけど・・・それ!ファンタジーやん!あっ!ここファンタジーな世界だった。おいおいおい!こりゃどう見ても18歳にしか見えないよ・・・」
フードで隠れてあまり見えなかったがもっと年配の顔だちだった様に思う・・・
「ハイ 早い話しついでに人間で言えば90歳から18歳に若返り操作しました。元は老婆でした。」
サーチアイは多機能で優秀であり過ぎた。
もしもーし・・
応援よろしくお願いします。
高評価の欄が有りましたらよろしくお願いします。
今後の作品へのモチベーションを上げる事ができますから。