表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/178

129 天界編 はるか彼方からのジャンプ

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



今一話からもっと読み易く順に手直しをしています。


気長にお付き合い下さい。^_^



 その頃、過去から来た京香とノリコ達はイーンド国を目指して飛行していた。


 アキラ達が天界に登った頃・・・


 京香はシャトル型ロケット


『レジリエンス12号 USA』から


 アージア大陸西部イーンド国の地域で、昨日次元の歪みが観測されたと連絡が入った。


 ・・・・


「至急調査せよ!」


「わかったわ、イーンド国のポイント座標を送って。アメリカ宇宙軍特殊参戦部隊デルタフォースは一旦旗艦ポッドで帰投し負傷とスーツの修理を済ませた後!この地点で待機監視に当たれ!戦闘は控えて監視に徹しろ!」


「はっ!デルタリーダー・ノア了解しました!」


 京香の部隊配下デルタフォースは、帰還して行く。



「ノリコちゃんもイーンド国に行くでしょう?」


 横で静止しているフェアリーことノリコはコクンと頷く。


「此処の下界から中級悪魔が消息をだった地点と同じ位置が観測された・・・」


 はやぶさ2号からの軌道衛星からの観測データが送信されてノリコが答える


 !


「急ぎましょう!」


 京香は軽くジャンプして飛行機形態に変形する。


 ノリコも脚部がカキーン!カキーン!と音を立ててアフターバーナーのロケット噴射で空高く舞い上がり、京香の後に続く。




 ーーー



 次元から生み出されたそれは、しばらく動かなかった。



 クレーター上に草木が溶岩の熱でひび割れてえぐれた周りはガラスの様に高温で溶けて冷やされキラキラ硬質しでいた。


 それは・・・


 全てのエネルギーを消費して、此処にたどり着いた。


 次元を出る瞬間にエネルギーが尽きてそれは消滅するかに見えた。



 ふと見ると



 高エネルギーの魔力を持った悪魔が居た。



 中級悪魔

 地獄の大公爵ファルネウス


 29の魔龍軍団を配下に持ち魔龍や人間を洗脳する力を持つ醜い海の怪物



 その者にとってはエサ(悪魔)でしか無い。


 ガブリと手足を残して、頭と胴体を一飲みで喰らう。


 が・・・


 まだエネルギー不足だ。


「くっ!これまでか!あと少しで・・・」



 空間の歪んだ穴が、次第に輪っかを窄めて小さくなって行く。


 もうこれまでかと諦めかけたその時!


 銀色の艶のある片足の様な物が、突然地中から飛び出して来て!


 すぼまりかけた時空の穴を突き抜け!


 その巨大な体の大きな口に飛び込んでゴックン!と飲み込んだ。


 一瞬の出来事で、何やらロボットの片足が口に飛び込んで来たので咄嗟に飲み込んでしまった。


 ・・・



 すると・・・


 どうした事か中級悪魔を丸かじりしてエネルギー補給したが、時空転移のエネルギー補給に程遠くガス欠で時空ジャンプが出来ずに出口がふさがり始めた時だっただけに・・・


 落胆と心を締め付ける痛み愛する人にもう一度会いたい・・


 その気持ちが叶わなかったのかと、絶望のなんとも言えない引き裂かれる想いに・・・


 絶叫しそうになったその時に起こった。


 そう・・・


 奇跡が。



 それは・・



 暖かい春の日差しのポカポカした陽気の様なエネルギー。


「こ!これは!ノリコさん!」


 愛情タップリのエネルギーを。


 その者は感じエネルギー補給をする!


 エネルギー以上のエネルギー!


「臨界突破!時空ジャンプ!成った!」




 巨大な翼を広げた!


 額にイナズマの紋様をつけた!


 真っ赤なドラゴンが時空から生み出される!


 時空龍神!


「ケイオス!参上なのじゃ!」




 パズルピースが此処にまたひとつ揃った。



 次回を楽しみに!
















読んで見て良かった高評価下さい。


今後のモチベーションがアップアップしてより面白い物語が書けそうな気になりますので^_^


よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ