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127 天界編 最初の入り口

天界編へ突入しました。

異世界の天界は未知の世界ワクワクが止まらないそんな物語に仕上げていこうと思ってます。


是非楽しんで下さい。^_^



誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^

よろしくお願いします。

 階段が永遠と続く・・・


 その先を登りきると、そこは別世界だった。


 そこは空中に浮かぶ宮殿そのものだった・・・


 宮殿の内部は、閑散として人影は無い。


「ヤッホーーーー!」


 ・・・・・


「兄貴!誰もいないよ・・・」


 スイーツが言う・・・


 天界に侵入してかれこれ半日が経過するが、誰も出て来ない。


「う〜ん・・・おかしいなぁ・・」


 アキラは天界に行けば、何らかの反応が有ると睨んでいたが・・・


 何の反応もない・・・


「アキ兄誰もいないね・・・」


 ノリコの声がエコーする・・・


「もともと天界はこんなのかもよ・・・」


 京香が違う可能性について答える


「いえそんな筈はありません・・・天界も魔界も言える事ですが・・・超弩級神を頂点に2・4・6・10・100と数は神話の御伽話しで言い伝えられています」


 超弩級神 1人 超弩級魔王


 超級神 2人 超級悪魔


 強級神 4人 強級悪魔


 高級神 6人 高級悪魔


 中級神 100人 中級悪魔


 小級神 1,000人 小級悪魔


 神見習 10,000人 悪魔見習


 と対にランクがあり枠も決められているのだった。


 なんだよ少ないね、と思ったがどうやら違う様だ配下単位で頂点からネズミ算になるらしい軽く億超える数になる


「う〜ん・・・神様の人数よりこの天界が広いのか?」


 なにせ初めての天界で、右も左も分からない事だらけだ。


「ご主人様・・あそこに見えるのはリンゴの実があるのです・・・」


 見てみると本当だ、リンゴの様な実が木になっている・・・


 アキラは・・・考える


 ここは天界だ・・・


 これかただのリンゴである筈は無い、何かリンゴに似た別の実かも知らないし人間にとって毒の作用を起こす何かかもしれない・・・


 熟考えしたのち・・・


「みんなそのリンゴは、リンゴに似た何かかもしれ無い!危険だから・・・!!」


 とノリコや京香やソフィアやキャロルやケイオスやスイーツやジャンヌは既にみんなシャリシャリと食べていた・・・


「アキ兄このリンゴ美味しいよ!」


 アングリしていたアキラの元へノリコがひとつのリンゴを持ってくる・・・


 みんな美味しいそうに食べている。


 どうやら思い過ごしの様だ、アキラは手に持ったリンゴをガブリとかじる


「うん・・甘い蜜入りリンゴだ」


 リンゴをたらふく食べた。


 丁度お腹も空いてたせいか、みんな結構食べて満腹で談笑していると・・・


 突然!


 けたたましいサイレンが鳴る!



 !



「なに!どうした?!」


 アキラは何事か驚きを隠せず、キョロキョロ辺りを見回す。


 金ピカの鎧を着た、背中に羽根を生やした兵士姿の男女が空から降って来る・・


 その数無数1000人?いやもっとか?


 どこからともなくサイレンの音が響いて兵士姿の美男美女に取り囲まれるアキラ達・・・


「天界に侵入する不届き者の悪魔め!ここから先は一歩も侵入を許さん!ここで成敗してくれる!」



 胸の大きな鎧をつけた、美女の指揮官風の1人が、先頭に立ち黄金の剣を突きつけこちらを睨む。


 数千人に囲まれた、アキラ達は唖然と立ち竦む・・・



「えーと・・・すいません。チョコッとお腹が空いたもんでこの木のリンゴをすこーしだけいだだきました。あのーすいません・・・本当悪気は無かったんです。」


「なっ!・・んだと!」



 アキラ達を包囲して、背中に羽根を生やした兵士達が動揺してどよめく・・・


 兵士の数は数千人越えなのでどよめきに圧を感じる・・・


 リーダー格の美女と、数人の配下がボソボソとコチラを見ながら何か話している・・・



 うわー!なんかやべー事に、なってきたなぁ・・・


 なにせ天界の木の実を勝手に食べたんだからなにかお咎めがあるのかも知れない・・・


 ノリコ達も相手の反応で、不味いのではと不安が広がる。


「その木の実は禁断の実天界の者が食すれば・・・」


 リーダー各の美女が威厳をもって語る。


「食すれば・・・」


 アキラは緊張で額に汗が伝う・・・


「地上に堕ちる・・・」



「地上に!・・・・?!」


 リーダー各の美女は震撼した恐怖の顔で答える


「そうだ!未開の地で生涯を過ごさなければならないのだ!恐ろしいだろう・・・私は怖くて夜も寝られなくなる」


 腕組みをして諭す様にアキラ達を見るがいない・・・


 え?


「隊長・・・禁断を実を食べた重罪犯はあそこに・・・」



 アキラ達は500メートルほと先を歩いて行く


「・・・・・・・」



「なっ!何故奴らは下界に転落しないのだ?!」


 神の世界のことわりに反する者達に愕然とする。



「ただのリンゴだよ・・・大袈裟な・・・俺上の人に様があるから・・じゃあ!さよなら。」



 それも致し方ない・・・


 天界に上がってきて来た人間は未だかつて無かった事・・・


 初めての人間。


 神見習いは侵入して来た悪魔と認識する誤りを咎めるのは酷だった。


 この時点で・・・



 アキラ達は唖然となすすべもなく見送る神見習いを、後に先に進む・・・




































異世界は1話10分でサクッとアップしてまてましたが、天界編は異世界編と違ってじっくり仕上げて行きますのでスローなアップはご勘弁下さい。^_^



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