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124 邂逅

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。



すみません昨日アップする前に寝落ちしてしまいました。


今日も頑張ってもう一話アップしますので

ぜひ楽しんでいって下さい。^_^

『わたし・・・高位の神の血を授かり新しい神種と降臨したゴットドラゴン・・・』


 ケイオスを筆頭に驚くのも無理はない・・・


 先程までは怨念に狂うカース・ゾンビ・ドラゴンだったのが龍神に天昇したからだ・・・


「コスモスなの?これはどう言う事なのじゃ?高位の人の血とは?」


 まだなにが起こったのか理解出来ず警戒したままケイオスが聞く・・・



『カオスお姉様・・・まずはお姉様の大切なお方を傷つけてしまい申し訳ありません・・・』


「何故私や仲間に襲いかかって来た?」


 ケイオスが少し警戒を解き仲間を見て・・・


 仲間のノリコ達も同様で何故こうなったのか聞きたいのだろう・・


 頷き・・・


 そして聞いた


 それに先程の怨念で狂った殺気がないのがわかったからだ


『はい・・・説明します・・・説明するまでもありませんが昨日まで私は死んで棺の中で朽ちておりました。それが突然意識が戻ると同時に怨念に取り憑かれて自分ではどうする事も出来ず暴れてしまいました。悪魔の血含まれる意識が侵入して断片ですがわかった事は悪魔と何者かと戦い殺された悪魔の血が地中の棺を伝い私の遺体に侵入してカース・ゾンビ・ドラゴンとして蘇らせたのだと言う事です』


「昨日ここで・・・悪魔が!」


 よく見ると墓石の周りにドス黒い血がまだ残って僅かに黒い湯煙が出ている・・


 ジャンヌが歩み寄り・・


「聖なる鉄拳!」


 地面に叩き込む!


 すると・・・


 ドス黒い湯煙は金色に発光して浄化されみたいだ・・・



「なるほど・・・それが・・・なんで今は龍神なのだ?」


『神密事項なので制限が有り全てお話は出来ませんが・・・今言える事はアキラ様の血によって私は龍神になったのです・・・』


「!!」」」」」」


 アキラの血で龍神になった?


 この途方もない出来事を言葉で説明されてもにわかに信じられないのが普通の感覚だろう・・・


「なるほど・・・」


 皆一様に納得する・・・


 これまでのアキラと旅を続けて摩訶不思議な出来事やアキラから漂うなんとも言えない安心感に納得いったのだ


 まだ未知の部分がアキラに多く残っているが


 そんな事どうでも良い・・・


 とにかくアキラの側にいつまでいたいと恋慕の心はパーティーの仲間はすでに愛に覚醒していた・・・


『わかっていただけましたでしょうか・・・』


「普通の人には分からないだろうけど・・・私達にはわかるよ・・・」


 とノリコ


『・・・・』


 ノリコを見るコスモス・・・


「ああ・・・自己紹介がまだだったね。私ノリコ・・アキ兄の義理の妹」


 京香に振り返り合図をする


「私は京香と言います・・・アーくんの幼馴染です。」


「私はソフィアです・・・アキラに助けられて今は仲間として旅をしています」


 順に自己紹介していく


「私はキャロル・・・なのです。ご主人様をスパイしていましたが組織を裏切って今ではご主人様の為にスパイ活動をしている・・・なのです」


「オイラはスイーツ!スラムで兄貴に助けられて両親を探してくれた・・亡くなってだけど今では兄貴が親代わりだよ」


「私は国から裏切られ国を追われた時に助けられた・・・この恩は生涯をもって返すと誓う」



『ドラゴーン・カオス・プリンセスの妹コスモスです。今はアキラ様のお慈悲で龍神になりました。皆様よろしくお願いします・・・』


 ・・・・


『ノリコさん・・・京香さん・・・貴方お2人は・・・異質ない物を感じますね・・・』


 コスモスがゆっくりとした言葉で尋ねる・・・


「あら!バレちゃった?・・・京香さんどうしよう?」


 ノリコは京香と相談する


「お相手は龍神様・・・隠し通せるのはむずかいと思います・・・」


「そだね・・・龍神コスモス様・・・私は代々御子神家に使え巫女末裔です・・・幼い頃から降臨したお方の補佐と護衛とアキ兄の子供を身篭る使命を受ける器の1柱です・・・継承権は100位まで有り私はその内のアキラ様は継承権第一位で私は一位の子供を身籠る1柱です・・・」


 テヘッとノリコが重大発表をさらりと報告する!


「私はアメリカ政府から派遣されたアーク人類補完組織の一員で裏天皇家の監視と次期当主の赤ちゃんをお腹に宿して帰る任務を受けている部隊の一員です」


『そうですか・・・異世界からの訪問者でよくわかりませんが派閥のそれぞれの一員なのですね』


「違います・・・逆です」」


 ノリコと京香は同時に否定する


『?・・・』


「私達は協力し合うと幼い頃協定を結びました・・・巫女の末裔とアメリカ軍アーク人類補完組織を逆にアキラ様の為に運用すると決めて・・今はアキ兄とアーくんとただ人を愛する女になると2人で決めました。」



 唖然とする・・・ケイオスとソフィアとキャロルとスイーツとジャンヌ


「今では7人ですが・・・」


 ノリコと京香は皆んなにニコリと微笑む


 !


「みんなどんな事があってもアキ兄を守るよ!」


「応!」」」」」」」


 ノリコの想いはみんなに伝播してみんな不敵な笑顔になる・・


 龍神コスモスは・・・


 ケイオスへと歩みよる・・・


『カオスお姉様・・・』


『コスモス・・・」


 そして2人は1000年後に再開する・・


 互いの想いに袂を分かち・・・


 離れ晴れになり・・・


 再開を果たす・・・


 涙を流して2人は抱き合いこれまでの1000年の寂しさを埋めてゆく・・・




 ケイオスは一度はインカ龍帝国で骨を埋めていると聞きマチュピチュの墓跡に墓参りに来たのだったが・・・


 思いもよらぬ展開になり現在に至る・・・




 ケイオスの妹コスモスが龍神となり・・



 ノリコと京香の組織を欺きアキラの為に愛を貫く2人・・・


 物語は怒涛の展開をしながら話しはまだまだ謎を残したまま・・


 何処へ向かっているのだろうか・・・




 次回を楽しみに













応援よろしくお願いします。^_^

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[気になる点] オイラはスイーツ!スライムで兄貴に助けられて両親を探してくれた・・亡くなってだけど今では兄貴が親代わりだよ」 スライムではなくて、スラムなので訂正お願いします
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