123 進化?!神化?!
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よろしくお願いします。
土日は頑張ってアップしますのでよろしくお願いします。^_^
怨念で自我が崩壊している・・
カース・ゾンビ・ドラゴン
厄介な代物
魔法は呪いで効かない・・
直前攻撃もドラゴンの強力なウロコの上ゾンビなので痛覚は皆無効かないのと同じだ・・
こんな敵が出てきたらベテラン冒険者でも尻尾を巻いて逃げるしか無いだろ・・・
逃げられたらの話しだが・・・
そんなただでさえ凶悪なカース・ゾンビ・ドラゴンは更にレアモンスターなのが種族最高位のドラゴーン・コスモス・プリンセスが器になっているからだ・・・
生前のケイオスの妹より数倍凶悪なる強さになっているからだ・・・
ケイオス!
「あるじ殿は危ないから下がるのじゃ!みんな!頼む!妹に安らかな眠りにつかせてやってくれなのじゃ!」
「ケイオス!・・・」
アキラはケイオスを気持ちを思うとそれ以上なにも言えなくなった・・・
そして下がる・・・
人化を解いて本来の真っ赤なドラゴーン・カオス・プリンセスの姿に戻りタイマンで爪で斬撃やドラゴンファイアブレスを吐き攻撃する!
業火に焼かれたウコロは黒く煤けていくが怯む事なく怨念で狂う特種カース・ゾンビ・ドラゴン
龍眼で怨念に狂うゾンビの面影はドラゴーン・コスモス・プリンセスだ
血色の悪い龍のウコロがただれ・・・
相手を呪い殺そうと目がギョロとする姿にケイオスは涙が溢れて止まらなくなる・・・
「安楽に眠る妹の墓に誰が目覚めさせた!おのれ!決して許さんぞ!」
悲痛ない叫びのは想いは同じく響く・・・
皆瞳の淵に涙が流れる・・・
ドラゴンファイアブレスを吐く!
「みんな!ケイオスちゃんに続くわよ!」
「応!」」」」」」」
ノリコが鉄拳制裁!を発動!
1秒に数万発の魔法でプロテクトした拳で撃ち抜く!
京香が爆炎乱舞!発動!
舞う様に踊る魔法陣が孔雀の扇状でこれまた1秒に数万発掃き出す!
ソフィアが呪咀反転!発動!
全員バリアーが展開し支援呪術を行使してカース・ゾンビ・ドラゴンの呪われたブレスを反射していく!
キャロルは隠遁急所攻撃!
両手ナイフで姿消して背後から精髄を狙う!
スイーツは超勇者!発動!
固有スキルピンチになればなるステータスが爆上がりする!通常攻撃が必殺技並の攻撃を打ち込む!
ジャンヌは真の英雄!に覚醒!
敵の注目を浴び引き寄せる!防御力はメンバー1の硬さを誇る!
「ダメ!攻撃が全然効かない!どうすればいいの!」
攻防を繰り返すノリコが叫ぶ!
他のみんなも同様の気持ちだ!
次第に劣勢になりつつ後退し始める
もう1時間以上戦闘を続けるが・・・
先にこちらのスタミナが切れ始める・・
ひとりまたひとり・・・
呪いの攻撃を躱し続けて魔力や体力が切れて立てなくなる・・・
そんな中・・・
ケイオスだけは最前列で呪いのブレスを受け綺麗な真っ赤なウロコがあちこちで黒く煤けて無惨な姿になって来た・・・
「みんな!一旦引け!俺が出る!」
みんな身動き出なくなっていた・・・
最後まで健闘していたケイオスが
「ハア・・ハア・・・あるじ殿・・・後は頼む・・」
呪いの攻撃でカラダの至る所に黒く変色している・・・
ケイオスは力尽き倒れ人型に戻り朦朧としている
!
一瞬の隙を尽きカース・ゾンビ・ドラゴンがチカラ尽きたケイオスにドラゴンの鋭い爪でトドメを刺しに追い掛かる!
ズバッ!
「グワっ!」
咄嗟にアキラがケイオスを庇う!
凶悪な爪がアキラの背中に突き立ち皮膚を裂いていく!
深く爪が突き立ち肉を引き裂いた為アキラの血は勢いよく吹き!
カース・ゾンビ・ドラゴンは
アキラの返り血をモロに浴びてしまう!
「ギャーンオーーーーーン!!!!!」
耳をつん裂く叫び声を上げ
血を浴びた全身に白い煙が沸き立ち・・・
狂乱する!
アキラの返り血を浴び何故かのたうちまわるカース・ゾンビ・ドラゴン
ケイオスのボヤけた意識が戻ると目の前にアキラの顔があった・・・
どうして・・・
一瞬混乱するが現在も戦闘中の筈だと気付く!
「大丈夫か!ケイオス・・」
普段のアキラの優しい声が聞こえる
が違和感があるがわからない・・・
「ああ・・・我は大丈夫だ!これぐらい直ぐに回復する・・」
アキラがケイオスにおおいかぶさって自重を支えていたが返事を聞くと・・
ケイオスにもたれかかる・・・
咄嗟に抱きしめて悦びも束の間・・・
自分の手が・・・
アキラを抱きしめている背中が・・
真っ赤に血に染まって・・・
ボーゼンとする
!
ようやくケイオスは事の重大さに理解する!
「あるじ!・・あるじ!殿!!嫌だ!そんな事ってあるものか!!」
ケイオスは気を失ったアキラを胸に抱きながら両手いっぱいの血に錯乱する!
「京香!京香殿!回復を!か回復を!我があるじ!様が〜!」
アキラの血を浴び何故かのたうちわ回る・・・
カース・ゾンビ・ドラゴンだが・・
もう皆眼中に無い!
アキラの負傷に全員に衝撃が走る!
京香がいち早く駆けつけて
エクリーサの瓶を口に含みアキラの唇にキスして液を流し込む・・・
・・・・
その間
ノリコやソフィアやキャロルやスイーツやジャンヌが駆け寄り固唾を飲み込み・・
アキラの容態を見守る・・・
「ふー!もう少し遅かったら危なかったわ・・・みんなもう大丈夫!安心して!」
それを聞くとみんな腰を抜かした様にヘナヘナと座り込む・・
「兄貴!・・・うわぁぁあーん!よ・よかったよう!」
1番歳幼いスイーツがショックと安堵がない混ぜになり感情を整理出来ずに号泣しだす始末・・・
ノリコや京香やソフィアも
キャロルもジャンヌもアキラに寄り添って半泣きで頬や首を全員で生きている事を確かめてあった・・・
「京香殿・・・ありがとう・・・ありがとう・・」
ケイオスはアキラを抱きしめで咽び泣く・・・
何度もありがとう・・・と呟く
アキラは危うく死ぬ寸前だったがなんとか息を吹き返す・・・
カース・ゾンビ・ドラゴン所ではなくアキラにみんな気を向けていたが・・・
気がつくとアキラの返り血を浴び化け物は静かになっていた・・・
アキラの容態も安定し寝息をたてている姿を見てようやく静けさに気がつく
!
少し離れた場所でカース・ゾンビ・ドラゴンは倒れてびくともしなかった
警戒しながら・・・
取り囲むノリコや京香やソフィアやキャロルにケイオスとスイーツとジャンヌ達・・
「我が妹の亡骸とはいえ・・あるじ殿に手をかけるとは・・・」
忌々しそうにケイオスは沸々と怒りが込み上げて来て・・・
目が座って来た・・
「待って!」
ノリコが叫ぶ!
するとそこに変化が現れる・・・
ドラゴンが人型へと変わる
ケイオスと同じく人型に変化する妹の亡骸・・・
顔半分がまだ鮮血に染まっている・・・
そこへ
ホタルの様な小さな粒の光が・・・
どこからともなく集まって来る・・
「妖精だわ!」
ソフィアが断定する
「ほんと・・・なのです」
キャロルも手のひらに落ちて来た小さな光の粒を珍しく見つめる
次第に数を増し・・・
妖精の集まりは止まる事を知らない様に光に照らされで周囲が真っ白になる・・・
カース・ゾンビ・ドラゴンは妖精に光に人型になると・・・
ブルーだった面持ち白く温かみのある頬に変わって来た・・・
横に倒れていた・・
ケイオスの妹がふわりと浮かび・・
やがてゆっくりと目を覚ます
!!!
「嘘!生き返ったの?・・」
!!!
皆も驚くが違う様だった・・・
『わたし・・・高位の神の血を授かり新しい神種と降臨したゴットドラゴン・・・』
!
なんと!アキラの返り血を浴び化け物が神となって・・
神に生まれ変わったのだった・・・
みんな唖然と固まって
思考が止まって
「え!ーーーーーーー!」」」」」」
いやはや・・・
この先どうなっしまうのか・・・
神すら不明な物語が進んでいく
次回を楽しみに
応援よろしくお願いします。^_^