118 宴
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
土日と2話ずつアップしていきますので
是非楽しんで読んで下さい。
コリャナ第一皇帝はアキラとお花摘みで衝撃的な出会いを果たしてからと言うもの人が変わった様に笑ったり怒ったりする様になった・・・
事情を知らない秘書官のアナベルとしてはまだまだおさなさも残る少女に国の全ての責任を背におわされて・・・
行政や軍の司令官に老獪に命令を下す姿はもともと秀才と言われるアナベルもしたを巻くほどで・・・
頂点に君臨する資格才能を兼ね備え日々仕事をこなして行く姿を見ると皇帝になるために生まれたと言って過言ではないだろう
そして・・・この権威ある代々から続く世襲制から逃れられない運命を少なからず不憫に思っていた・・・
口では決して出す事は出来ないし・・・
言えば不敬罪の罪は免れられない事と知りつつも・・・
それが・・・
龍祖を護衛することパーティーが来てから
一変する・・・
とある人物に対してのみ・・
その対象はアキラと言う男・・
その日の夜
国内の一流の料理人を集めて美味しそうな料理がテーブル一杯に並べられる立食パーティー形式で
「おおっ！・・」
ケイオスは見たこともない美味しそうな料理にご満悦で・・・
料理に夢中で食べていた・・
他のメンバーのノリコや京香やソフィアも豪華な料理にしたつつみしながら楽しんでいた・・・
キャロルやスイーツやジャンヌは既に無我夢中で食べていた
俺達だけの宴でコリャナ第一皇帝もモリモリ食べるみんなを見て満足な顔で見ていた
アキラ以外は・・・
「どうじゃ・・・アキラよ・・楽しんでおるか？」
「ええ・・そこそこに・・」
「誰かさんに脅かされてますから・・・」
「まあそう言うでない・・・歓迎したかったのは嘘偽りはないのじゃ」
「カヤオ第三皇帝が悪さをしなければ公に宴が出来たのだか本当に困った事をしてくれた・・」
「それでカヤオ第三皇帝はどうなるんだ？」
「次の継承権の持つ者がカヤオ第三皇帝として後を継ぐであろう・・奴は生涯を幽閉さてる事になるじゃろう」
「ふ〜ん・・・」
「なんじゃ・・・気のない返事なぞして」
「いや・・まだ幼いのに皇帝やって凄いなって・・その年で偉いよ」
現代人のアキラの感覚で素直にそう思えて頭を撫でてやる・・
「なっ！われは生まれながらの皇帝じゃ・・・やめい！」
照れ隠しでわめくコリャナ第一皇帝
「え？なんか嬉しそうだけど？」
「うっ！嬉しくはない！断じて嬉しくは無いぞ！」
「そうなの？」
「じゃあなんで？俺のひざの上に座ってるんだ？」
そう・・・
コリャナ第一皇帝はわざわざアキラの膝の上に乗っている・・
「そ！それは！ここが座り心地が良さそうじゃからじゃ！次はその右の皿じゃ・・」
「へいへい・・」
とアキラは皿の料理を取ってはコリャナ第一皇帝の口に入れて食べさせる・・・
足をブランブランしてアキラにもたれてアキラにジャレている・・・
「ところで・・・アキラよ」
「次はなんでしょうか？・・」
「皆こっちを睨んでるのは何故じゃ・・・」
みんな豪華な料理に圧倒されてむさぼり食う様に食べていたが・・
気がつくとこっちを睨んでる・・・
！！！
あーそうか・・・
！
「コリャナ第一皇帝ちょっと失礼」
アキラはコリャナをヒョイと持ち上げ隣りの席に座らせる
「なんじゃ！せっかく座り心地の良いのに・・・」
と文句を言う
「不公平な事はしない主義なんだよ・・・」
アキラは笑ってノリコを呼び膝のを叩いて合図する
「アキ兄！嬉しいよ！何年振りだろうね・・」
「小さい頃はいっつも俺のひざの上だったからな・・」
ノリコの小さいお尻がアキラのビザに乗っかってしなだれかかる・・
内心ドキ！とするアキラは
「ほら・・あーんして」
と隠す様に豪華ない料理を食べさせてやる・・
「アーン・・」
パクと食べて美味しい！と喜び
チラッとコリャナに優越感を見せる！
「ぶー・・・」
コリャナはブー垂れていた・・・
そして
コリャナとノリコの視線の中間で火花が散る！
その後京香・ソフィア・ケイオス・キャロル・スイーツ・ジャンヌと順にアキラのビザの上で食べさせてやる・・・
「もうよい！妾のは疲れたので寝る！皆心ゆくまで楽しんでくれ！」
と不機嫌になって帰っていった
宴は深夜までアキラ達な楽しんでお開きとなった・・・
何故かコリャナに気に入られたアキラ・・
また何か起こりそうな予感
次回をお楽しみに
応援よろしくお願いします。^_^
