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117 歓待

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。

「これはこれは龍祖様の姉上様よくぞこの地おいで頂いた・・今夜は歓待しますのでこの質素な城で気が引けるますがご逗留下さい。」


 コリャナ第一皇帝は小さな体であるが立派な皇帝然として答える


「うむ・・・我の行動はこのアキラなる従者の一任しておる・・」


 丸投げするケイオス


 そっとアキラの顔色を伺う・・・


 立派城に泊まりたそうな顔だ


 旅の大半が安い宿屋で硬い布団で隙間風の狭い宿屋の部屋で寒さで震えながら宿泊していたので泊まりたそうと言うのは良く分かる


 だか!


 しかし!


 なんか面倒くさい事しか起こらない予想がプンプン匂う・・・


「ありがたき幸せ・・なれど・・・」


「ほう・・・ぬしは妾の歓待などさらさら受けられないと申すか!」


 なんかアキラに絡むコリャナ第一皇帝


「・・・いえ・・・その様な事は・・この通り皆田舎育ちご無礼があってはと・・・」


 アキラは早くの地を離れ厄介事が起きない様去りたかった・・・


「受けられないと申すか!」


 コリャナ第一皇帝は一歩踏み出し畳み掛ける


「コリャナ第一皇帝ノリコ御前で恐れ多いと申しますか・・・」


「申すか!」


 コリャナ第一皇帝はアキラの側まで来て指で頬を差してズンズン突く


「も・う・す・か・・・」


 顔をくっつけて・・・




「お花を摘んだ話しをしようかのう・・・」




 小声でアキラに囁く



 !!!




「は!なんか急に腹が減って死にそうです!」



「もちのロンでございます。コリャナ第一皇帝様の歓待とあらば喜んで受けましょう」


 手のひら返しのアキラ


「そうかそんなに喜ばれると妾のも嬉しいぞ・・・」



「ハハハ・・・」


 乾いたアキラの笑いがコダマする・・・



 この国のコリャナ第一皇帝の


 しかも女帝の


 トイレを


 覗いたなんて


 バラされた日には


 人生おわた・・・


 パーティーの仲間になんて言われるか


 想像するだけで恐ろしい・・


 これから変態のレッテルを貼られて生涯を過ごさなくてはならないのかと・・・


 マジヤバい・・・


 此処は言う通りにするしかない・・・


 歓待を受ける事になったアキラ達


 ???


 アナベルとノリコや京香やソフィアやキャロルやケイオスやスイーツやジャンヌは・・・


 ???


 初対面のコリャナ第一皇帝とアキラの2人の挙動が親しげで見るからに怪しい・・・



 また一波乱ありそうな予感満載・・・



 この後どうなっていくのか?


 次回をお楽しみに








応援よろしくお願いします。^_^





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