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116 トイレ

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。

 アナベルはアキラ達一行を城と呼んでもいいくらいの別荘の一室に案内する


「では・・・準備が出来ましたらお呼びしますのでこちらでおくつろぎ下さい。」


 これまた綺麗なお辞儀で出て行った・・


 部屋の真ん中には珍しい果物が並べており・・・


 女性メンバーはこう言うのに目が無い・・・


 さっそく切り分けて試食している・・・


「アキ兄も食べなよ・・・」


 ノリコが持ってる・・・


「はい・・・あーん」


「あーん」


 アキラは自然と抵抗なく食べている・・・



「ん!うまい!」


「でしょう!」


 とノリコとイチャイチャするアキラ


「はい・・・あーんして・・」


 京香がアキラの口に押し込む・・


「んーデリィシャス!」


 目を白黒して一応答えるアキラ


「だよね〜!」


 京香の後ろにはソフィア・キャロル・ケイオス・スイーツ・ジャンヌとカットした果物を枝で出来たフォークの様な物を持って並んでいる・・


 ・・・・



 一通り食べたアキラは・・・


 2巡目から3巡目に差しかかろうとした時


「ちょっと!タンマ!トイレ!トイレ!」


 苦しそうにストップをかける!



 部屋から出て逃げ出すアキラ


「うっぷ!お腹が裂けそうだ・・・」


 ふらふらと廊下の先の部屋を除いては違うと探し廻る・・


「ええと・・・トイレは何処だ?」


 1人アキラはトイレを求めて彷徨う


 何十個目かの部屋を覗くと・・・


 だだっ広い部屋にポカポカと日が差し込み暖かい部屋を見つけた・・・


 !


 部屋の中央で・・・


 女の子がポツンと座っていた・・・



「こんにちは・・・」


「・・・・・」


 女の子は無言でこちらを見てるだけだった・・・



 良かったやっと人に会えてこれでトイレの場所を聞けると喜ぶアキラ



「あのーすみません・・・トイレを探してたら迷ってしまって・・」



「・・・・・・・」


 反応が無い・・・



「あれ?聞こえてます?じゃあ聞こえるとこまで中入りますね・・」


 広い部屋のポツンと座る女の子が慌てだす



「とっても広いお屋敷なんですね・・・あ!・・!」




 明るくて居心地の良さそうな部屋に・・・


「・・・・」



「このお城の様な此処が別荘ってやはりすごいですね・・・第一皇帝って人は」



「べつにこの別荘は小さい方じゃ・・他に13箇所あるぞ・・・」



 !!!


「え?」



 よく見ると



 座る・・



 女の子は足首に・・・


 下着が・・


 !!!



 ん?!



 も・・し・・か・・し・・・て



 こ!・・・れは!



 これは非常にまずいのでは・・・



 ダラダラと生汗が出てくる・・




「そ・・うか!使用人か?・・・わらわがコリャナ第一皇帝である・・・そちは相当肝の座った男だな・・・お花を摘んでいる最中に来た男はわらも初めてじゃあ・・」



「げ!」


 いやっぱり!


 てか!


 コリャナ第一皇帝って



 こんな小さな女の子なの!



 ってしかも此処が!



 こんなだだっ広い部屋がトイレでだなんて誰が想像出来ようか!



「そなた・・・使用人この事は2人の秘密じゃ・・・良いな!」


「おっおう!・・・」





 この後すぐ


 玉座で再開するコリャナとアキラ


 !


「控えなさい・・・このお方はコリャナ第一皇帝・・・」



 !


 !


 お互い気不味い再開であった・・・


 かと言って説明する訳にもいかず


「そ・・そうか・・・そなたが」


「おっおう・・・」



 初対面である筈の2人が挙動不審・・・



 秘書官のアナベルとノリコと京香とソフィアとキャロルとケイオスとスイーツとジャンヌが・・・


 ????


「どうしたの????」



「いや・・なんでもないのじゃ・・」


「いや・・なんでもないよ・・」


 と2人の声がハモる・・・



 余計怪しく見える2人であった。




 次回をお楽しみに

























応援よろしくお願いします。^_^





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