114 再会
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
少し表現を手直ししました。
エネルギー120%
何故かいつもと違う・・・
全身がこそばゆい・・
プログラムに無い単語にエラーが表示されるが・・・
その度に充填のバッテリーがエネルギーが反応し全身に駆け巡る・・・
このボディの状態はなんと言うのだろう・・・
「絶好調・・・」
体内の電気がスパークした瞬間に・・・
アキラに頭を撫でられた映像が突如再生される・・・
まただ・・・
内臓されたメモリーに無いデーターが湧いて来る
膝を地につき・・・
ジッとしているフェアリー
体内のレーダーには10体の生命反応が周囲にある・・・
悪魔と戦闘していた様だが・・・
フェアリーには低火力の戦闘など眼中にない・・・
本気を出せば・・・
超級神や超級悪魔だけでなく
この世界の頂点に君臨する双璧の
超弩級神や超弩級悪魔にも
互角に戦える様に作られている・・・
格下の上級神や上級悪魔の
更に格下の中級悪魔を秒殺出来ない時点でもうそれが限界値なので
フェアリーにとってはそんな輩は空気そのもので敵対するに値しないのである・・・
この世界の人間は敵にはなり得ない
瞬殺出来るほど戦闘力の差があるので
対象はオールグリーン
それより・・・
反応のあったパーツを探さなければ
「おいおい・・・なんだよ・・・こんなの聞いてないぞ!」
ばくはつの衝撃から神や悪魔に匹敵する攻撃能力があると判断する
デルタ2のリアルがボヤく・・・
能力はリーダーと差がないがチーム戦苦手でむこうみずのところがある
「まあなんでもいいや!俺様の前に来た奴は全部敵だ!」
デルタ2は先の悪魔戦で消化不良の戦闘で戦いたくてウズウズしていた・・・
強すぎるボディスーツを手にして・・・
強さに飲み込まれ制御出来ない状態に時折若者は落とし穴に落ちる
「待て!デルタ2!」
「デルタリーダー・・・おあずけ食ってウズウズしてんだ!次は俺か獲物を貰うぜ!」
デルタリーダーが静止するも暴走してフェアリーに向かい!
大型ライフルで眉間を狙う!
ドォーン!
!
フェアリーは弾丸を摘んで不思議そうに眺めていた
「へっ!やるじゃねぇか!コイツで消滅してやるよ!」
デルタ2は拳と拳をガキーンと胸の前で合わせる!
アーマードスーツが吹き飛び!
神と悪魔の戦闘に特化したリバーシブル・ボディスーツに身を包み
フェアリーに殴りかかる!
殴りつけたと満足するデルタ2がたたらを踏む・・・
フェアリーは遺跡に向けて歩き出す・・・
右腕を前方を指さす・・・
すると右腕が変形を繰り替えて・・・
M91 30mmガトリングバルカン砲が突如!火を吹く
30m mガトリングバルカン砲の発射速度は毎分10,000発の弾がオートで狙いを定め撃ちまくる!
太く短いパーツはジェットノズルから火を吹き・・・
地面から飛び出す!
フェアリーはUSA特殊部隊を木や草程度としか認知はなかった。
10人のUSA特殊部隊の間を縫うようにしてガトリンバルカン砲を躱して行く・・・
「うわっ!」「きゃっ!」
部隊に被弾して行く!
キュウウィ・・・
デルタリーダーが避けるも被弾して!
弾丸内部から電撃が放出される!
デュッーン・・・
急にボディスーツのカラダが重くなる・・
「くそっ!」
「まさか!そんな!」
ボディスーツの機能が停止する・・・
「!こちらデルタリーダー!アンノウンと交戦!敵に被弾し!神と悪魔の戦闘に特化したリバーシブル・ボディスーツの機能が停止する・・・
タダァーン!
真っ赤なボディスーツに身を包んだ戦闘服の女性が突然落下して現れる!
太くて短いロケット型を
踏みつけて・・・
平然と立つ
ロケットはアフターバーナーで全力で噴出するがビクともしない・・・
アメリカ宇宙軍特殊作戦部隊
メアリー・エドワーズ大佐
明神京香と同じ顔を持つ眼帯の大佐が
装備する
《対弩級神・悪魔対戦用装備 ゴットビヨンド》
神を超える存在・・・
太くて短いロケットは諦めたのかロケット噴射を辞めて変形する
アンノウンことフェアリーの右腕と同じ30m mガトリングバルカン砲に変わり銃口をゴットビヨンドに照準をあてて毎分10,000発の特殊な電気ショックを受ける弾丸が襲う!
カンカンカン・・・・
ジッと撃たれるがノーダメージだ
そのうちカラカラカラ・・・
ガトリングバルカンは空回りして・・・
沈黙する
対峙するゴットビヨンドを装備した京香とフェアリー
・・・・
「お前はどこから来た?!何者だ!」
京香は詰問するして持った謎のパーツで指さす・・
「・・・・・」
「どうやら・・・神や悪魔でない事は確かだが・・・我々の邪魔をするのであれば排除する!」
「ワタシはそれを取りに来た・・・それだけ・・・」
フェアリーが初めて答える
デルタ部隊を草や木ぐらいにしか認識していなかったが・・・
今忽然と現れた存在は特別な存在と認識する事が出来たからだ・・・
何故か分からないが
【懐かしい】
と言う言葉がフェアリーのメモリーに生まれる
まただ・・・
プログラムに無いデータが突如発生して上書きされる・・・
!
フェアリーは
ゴットビヨンドに装着すること京香の目の前に瞬間移動する!
?!
攻撃では無い・・・
ただの移動だった
!!
京香はジッとしてフェアリーを見つめる・・・
ゆっくりとフェアリーはパーツを掴む・・・
すると2人のパーツを掴んだ瞬間
同時に
ピリピリッ!
と電気が伝う・・・
「そ!・・・んな・・・なんて・・事なの・・・?!」
京香とフェアリー2人が動揺する
一瞬既視感が!
映像がフラッシュバックする!
「エラー・・・懐かしい・・・」
「ああ・・・あなた・・・こんな姿に・・・なって・・・まで・・・・あーくんの所に・・・来たのね・・・」
京香は涙が溢れて・・・
止まらない
今までどんなに辛い事があっても乗り越えて来た・・・
京香は直感する・・
これ程・・・
残酷な事に・・・
かつての親友・・・
あーくんの妹・・・
恋のライバル・・・
が姿を変えて・・・
私と同じくノリコちゃんもあーくんを救いに来たのだと!
心が引き裂かれ・・
潰れそうになる・・・
自我を失いそうになりながらも・・・
「ノ・・・リ・・・コちゃん・・・」
「京・・・・香・・・さ・・・ん・・・エラー・・・・」
京香はフェアリーを抱きしめる・・・
ノリコと京香が・・・
2人は再会する
「エラー・・・理解不能・・・でも懐かしい」
今この異世界で何が起こっているのか・・・
物語は残酷さだけがすすんていく・・・
次回をお楽しみに
応援よろしくお願いします。^_^