108 コリャナ第一皇帝
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
明日も2話アップしますね。^_^
カハマルカで起きた事件は直ぐにインカ龍帝国の国内の各都市に伝達されてアキラ達に捕縛命令が出て生死は不問とされた
捕縛容疑はカヤオ第三皇帝の暗殺未遂となっていた・・・
キャロルがカハマルカ都市で聴き込みをしてきた話しではそうなっていた
「ご主人様・・・我々の罪が暗殺未遂なら・・もういっその事暗殺しては・・なのです」
キャロルが珍しく憤慨している
まあ・・・キャロルが1番ケイオスと仲がいいからなぁ・・
無理もない
「そうだよ!やっちゃう?」
ノリコも乗り気だ
他のみんなも同様の様だ
「まあ・・・待て待て・・・あの緑の手錠さえ注意すれば俺たちに奴らが束になっても勝てないさ・・・それよりマチュピチュへ急ごう」
「そうだね・・・それが本来の目的だもんね・・・無理に相手しても時間の無駄だしね。」
とノリコが納得する
皆も渋々納得してくれた様だ
そんなこんなでマチュピチュへと向かう事になった・・・
インカ龍帝国 首都クスコでは
「何?カヤオ第三皇帝が暗殺未遂で負傷しただと!」
君主の称号 サバ・アプ
コリャナ第一皇帝がスラリとしと色白の線の細い皇帝が玉座で驚く
「・・・・」
「はい・・さしほどカハマルカ都市から伝達がありました」
「アナベル・・・」
「はっ!」
後の天幕からいつのまにかに現れコリャナ第一皇帝の横に膝をつく・・
「数人の冒険が犯人との連絡来ております・・ですがその内の女性を無理やり城へ連れて行き乱暴しようとしたとカハマルカ都市の部下からの連絡です・・・」
「なんと・・・常々妾を下卑た目を見る事はあったが城の女官ならまだましも他国の民を襲うととは・・」
嘆き首を振る・・・
「コリャナ皇帝陛下・・潜入させて居る女官からの連絡がもう一つあります」
「それはなんじゃ・・・」
「はい恐れながら・・・どうやら襲って女性は龍祖だと名乗っていたそうです・・・」
「なに!まことか!」
思わず語気をあらげ立ち上がる・・
「はい・・・緑の手錠で監禁して盛大に婚姻を結ぶ用意もしていたとか・・」
!
「ほう・・・ずる賢いカヤオ第三皇帝らしい発想だ・・・龍祖とは本当なのか?
にわかに信じられん」
「はい恐らく・・・そこへ仲間が救出したそうです」
「・・・・」
コリャナ第一皇帝は沈黙して思案している・・・
「未来人と名乗るお方よ・・・ここまでそなたが申す通りになっておる・・信じなければならんな・・・」
カツカツ・・
あゆみ寄る・・・
メアリー・エドワーズ大佐
明神京香と同じ顔を持つ眼帯の大佐
が笑みを見せ現れ立ち止まる
「それでは・・・協力をお願いします」
「あいわかった・・・ソチの要求を飲もう・・しかし・・・なにを企んでいる未来人殿・・・」
何やら未来人と言うキーワードが出てきた・・・
さて今後・・・どうなるかは不明でしょう
次回を楽しみに
応援よろしくお願いします。