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106 ケイオスピンチ!

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。



明日かまたまた2話づつアップしていきますね。^_^


 カハマルカの都市の中心に巨大な奇妙なな城が建造されており・・・


 まだ半分が建造中よ様だった。


 この城に入る際は外部の者が侵入出来ない様に魔法が操作されて使えない様になっていると聞いた・・・


 ケイオスにも身分証として緑の腕輪を嵌められる・・・


「龍祖・・・ケイオス様この城の出来はまだ半ばですが完成して暁にはインカ龍帝国の中心となるでしょう・・・」


 突然ケイオスの手を握りしめて熱く語りだす


 !


 いつも怪力パワーで吹き飛ばそうとするも力が出ず・・・


 この軟弱なカヤオ第三皇帝の手を振りそ退けずにいた・・・


 その時ようやくケイオスは・・


「しまった!」


 と内心・・・


 己の油断に歯噛みする


 カヤオ第三皇帝の自分を見る目はもう崇拝の目をしていない・・・


 ケダモノのいやらしい目をしていた・・・


「潜在一遇のチャンスを逃してなるものか・・・龍祖を嫁にすればこの国の頂点になるのも難しくは無い・・・いや・・・確実になれる・・・フッフッフ」


 ケイオスは初めて男に対して恐怖を覚えた・・・


 力が出ない・・・


 魔法が使えない事はどれ程頼りないことかを痛感する・・・


「魔法が使えないだろう・・・龍祖様は今後一生我が妻として・・・このカヤオの子を産みこの国の礎となって貰う」


「何を馬鹿な事を!気が狂ったか?わらわは帰る!」


 無力を隠し強気に答え出ていこうとする・・・


「何か勘違いしておられる・・・もはや選択肢などない事に目を逸らしているのか?ケイオス・・・」


「なっ!・・・その名を呼ぶ事許されているのはあるじ殿のみ!無礼者め!」


 ケイオスは激昂してヒョロとしているカヤオ第三皇帝の顔面にパンチを繰り出す!


 パシッ!


 標準的な女性と変わらない力に制限されているケイオスのパンチを軽々と受け止めて・・・


 最上階の皇帝の寝室でベットに突き倒される・・


「抵抗しても無駄だ・・・」


「無礼者!キサマに我のカラダを触る事は許さん!このカラダの隅から隅まであるじ殿の物じゃ!ゆるさんぞ!」


「ほう・・あるじ?誰だそ奴は捕らえ即刻首を刎ねてやる・・言ってみよ・・・誰だ?」


 まさか最初に話した男でアキラとはつゆとはしらず・・・


 カヤオ第三皇帝は初めて会った時とはガラリと態度を変えた人間をマジマジと見る・・・


 此奴は先程の低姿勢の謙虚な皇帝なのか?


 と驚く・・・


「イヤじゃ・・・触るな!あるじ殿!助けて・・・」


 龍族最強のクイーンだった自分が何も出来ずに汚されてしまうと思うと・・・


 胸が潰れそうな気持ちになる・・・


 自分はどれ程アキラと言う人間に対して・・・


 愛しているのかが今ハッゆキリとわかった・・・



 ヒューーーーーン!ドオウオオオン!」


 突然土煙りで周りが真っ白になり・・・


 その中から


「ヨッ!呼んだか!ケイオス」


 !



 指を2本立ててピッ!とこめかみあたりで切る!


 アキラが現れる



「あるじ・・・殿・・・」


 驚き一瞬固まるが・・・



 カヤオを今までひ弱な力しか出なかったが・・・


 アキラを見た途端!


 力が溢れて来て


 カヤオ第三皇帝を突き飛ばす!


 ばあっーん!


 天井にめり込み


 そのままになり


 カヤオ第三皇帝は気絶する!


 呼ばれたから来たアキラに


「あるじ殿!怖かったのじゃ!何故早く来てくれなかったのじゃ・・」


 アキラの胸に抱き付き・・・


 胸をこづいてなじる・・・


 ケイオス


「おやおや・・」


 天井にめり込んだカヤオ第三皇帝を見て・・・


「カヤオ第三皇帝さんよ・・・こいつは俺のもんだ!あんたには指一本触れされねえよ!」


 とアキラはケイオスの目の前で啖呵を切る!


「あるじ・・殿・・もう一回言って欲しいのじゃ」


「ふふ・・・ケイオス・・」


 それに答えず・・


 グイと抱きしめて・・・


 パシッン!


 臀部を強打して良い音がする


「あん・・」


「行くぞ・・・しっかり捕まってろ!」


 アキラは大ジャンプする



 大空高く中に舞う・・・


 ケイオスを抱き放物線を描きカハマルカ都市の外縁に着地する・・



 スタッ!



 帰って来たアキラをパーティーの皆んなが居る場所に来たのだ


「ケイオスっち!無事だったんたね!」


「良かった!戻って来て!」


 ノリコと京香が大喜びになる


「ケイオスさん!ずるいですよ最近アキラを独り占めしすぎではないですか?」


 ソフィアが珍しくヤキモチを焼く


「ケイオスさん・・・良かったオネショしてないね・・です!」


 キャロルは背格好は小さいが保護者の位置だ


「ケイオスさん・・・なんが女女してない?」


 スイーツが見たまんま声に出す


 ケイオス真っ赤になり・・・


「わらわは龍祖の長じゃ・・・そんな事ないのじゃ」


 少し龍族のブライトがヘソをら曲げる


「ケイオスさん・・何が有ったかお聞きしても?」


 と聞く


 ケイオスは簡単に襲われそうになった時アキラが助けに来てくれ・・・


 嬉しかった・・


 とケイオスは心の内を吐露する


「おーっ!」」」」」」


 皆女の子目をキラキラして王子様の話しに自分もアキラと・・・


 夢見る皆んなだった




 そしてアキラは


「これで俺たちはお尋ね者だな・・・」




「平気平気!別に私達が

 悪くないし悪いのはあっちの方!気にしない」


 ノリコは時折アキラでさえハッ!と納得してしまうのだった。



 こうしてアキラ達は追われる身になるのだった。


 次回を楽しみに











応援よろしくお願いします^_^





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