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100 4柱神ヤムー

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。



仕事が忙しくアップが遅れ気味ですみません。

土日は頑張ってアップしていきますので

楽しみにしてください。^_^


 100


 参ったな・・・


 いや本当に参った


 ケイオスの様子を見に行った夜


 そう・・・


 軽食を持って行くだけの用事だった。


 ケイオスはとても面白い奴で


 普段は2人だけの時はよくイジって遊んでいた。


 反応がとても愉快で余計にイジっていたくなる存在だった・・・


 普段は偉そうに


「わらわはドラゴーンのクイーンじゃ」


 と威張っているが


 子供が背伸びしてる様でなんか可愛いからついイジってしまう・・・


 面白い奴と単に思っていた・・・



 それが双子の妹が亡くなっていた事がこの旅で判明する


 ケイオスはひとり部屋で泣いていた・・・


 そんなケイオスは目にホコリがと健気に痩せ我慢をしていた・・・


 俺に対してだ・・・


 ズキ!


 俺は心が引き裂かれた痛みにとケイオスに寄せる気持ちに気付く・・・


 《俺はケイオスをとても気に入っているんだ》


 と


 そしてとても愛おしく感じた・・


 その後気の済むまで我慢せずに泣く様にいい抱きしめた・・


 泣き腫らしたケイオスの瞳を見ると何故か自然と目を逸らす事が出来なくなり・・・


 唇と唇があわさるそのとき!


 扉が開き他のみんなが心配して扉の様子を気にして重みで倒れ込んで来たのであった。


 咄嗟にケイオスが俺を怪力で突き飛ばし回転して壁にめり込んでしまったお陰で俺は目を回すが・・・


 突き飛ばしたタイミングが良かったのだろう・・・


 他のメンバーには一瞬唇が合わさった事は気付かれてない様でホッとしている・・・


「ダーーーッ!」


 ひとり部屋に帰って


 物凄く小っ恥ずかしい!


 もんどりをうち転がるアキラ



 もんどりがピタリと止まる・・・



 しかし創造神バーチャーか・・・


 許せねえな


 アキラの瞳がふつふつと燃え上がる・・・


 必ず仇を討ってやると誓う・・・



 だがアキラを含め誰も知らない・・・


 もう既にケイオスの妹の仇をアキラが討ってる事を






 パヤン第二皇帝の弟がいるカハマルカと言う街へ向かう事になる


 ケイオスの妹お墓の中間地点だ


 カヤオ第三皇帝と言う名の皇帝がいるらしい


 魔獣や魔虫やらが出て来るがもう既にパーティーの敵では無い途中レベル上げにもならないので適当に討伐しながら前へ進む


 無害な動植物のサルや赤と黄色の大きなクチバシのオオムやナマケモ似の獣など多種多様な生き物の宝庫と言える山と山の合間にある森をひたすら進む・・・



 !



「あれ!なんか見た事ある剣あるよ!おーいアキ兄!」


 先頭のノリコが最後尾のアキラに声をかける・・・


「なんだ?どうした?」


 アキラはノリコの所へ駆け寄る


 !


「あ!俺の剣!まさかこんな所で見つかるとは奇跡だわ」


 お気に入りの剣が見つかった



 !


 そこへ1人の男が立っていた・・・


 !


 みな戦闘にはそれなりの自信があったが気配なくここまで近くにいるとは経験のない事だった。



 アキラは皆を庇い・・・


 尋ねる


「あんたは誰だ!人間では無いみたいだが・・・」


 アキラの直感が危険だと言っている


「我は4柱神の人。リーダーのヤムーだ・・・お前はその剣の持ち主か?・・・」



「そうだ・・・俺のだ!それがどうした」


「ふん・・・まさかと思い来てみたらどうやら謎が解けたよ・・・」


 用心しながら警戒を解かない・・


「何がだ・・・」


「そう警戒するで無い・・・名はなんと言う?」


「御子神アキラだ・・・」


 と答える


「神になっても敵わない人間がこの世に存在するとは・・・恐ろしい人間がいたものだ」


 独り言の様につぶやく4柱神ヤムー



「?」


「どうやら気付いていないみたいだな・・・」


「何を言ってるのかサッパリだ・・・わかる様に説明してくれるとありがたい・・・」



 とそこへフェアリーが前へ出る


「マスター・・・殲滅しますか?」


 背中のパネルが開き神対戦闘モードに移行・・・


 キュイーン!


 右腕の肘からレーザー砲に変形・・・


 左腕の肘からガトリング機関砲に変形・・・


「待て!フェアリーまだその時では無い・・・待機しろ」


「ラジャー 待機モードに移行・・」


 両腕が元に戻り数歩下がる・・



 アキラがフェアリーと会話していると


「ほう・・・私には見えないが何かそこにいるのだな・・・」



 4柱神ヤムーは好奇心旺盛でフェアリーの方を見ているが認識出来ない様だ


 ロボットには生命が宿っていない為神には認識出来ないみたいだ


「アキラとやら・・・わしはそなたと争う気はもうとうない・・・何故その剣をわしが尋ねたのは創造神バーチャーがその剣を胸に貫き・・・われの前でまもなく死んだからだ・・」


 !!


「!まさか・・・ただの銅の剣だぞ?」


「そのまさかだ・・・わしにも分からん・・・どうやってこの銅の剣で創造神バーチャーを殺したのか教えて欲しいぐらいだ・・・」


 !


「なんじゃと!」


 4柱神ヤムーの言葉に創造神バーチャーが出て来てケイオスが驚く


「わしも信じられぬがそうとしか考えられぬ・・・創造神バーチャーが死ぬ間際にこの銅の剣が側あり胸を傷付き神血を流してじきに死んだ・・・お前は何者だ?」


「何者だって言われてもな・・・ただの人間だよ・・・なぁみんな!」



 ケイオスと後ろにいるノリコと京香とソフィアとキャロルとスイーツとジャンヌに聞く


 皆白い目をして・・・


 違う違うと手を顔の前で振る


「えっ!?違うの?俺人間じゃないの?」


 またやらかしているとアキラ以外の全員が納得したのだった


「俺はソフィアに落とされた岩石をこの銅の剣で撃ち抜いただけだぜ?」


 いやだからそれは普通の人間には出来ないって!皆心の中でツッコミを入れていた・・・


 女性陣もあの投げた銅の剣の威力に驚いていた・・・


 なんとなく理解した納得した



「あるじ殿!我は嬉しいぞ!妹の仇をもう既に討ってくれていとは!あるじ殿感謝する!」


 ケイオスはアキラの首に腕を回して抱きつく!


「えー!俺が!マジかよ・・・」


「わらわは嬉しいぞ!さすがわらわが認めたあるじ殿じゃ!」


「そっか・・・そうだよな創造神バーチャーはケイオスの妹も仇だったもんな・・・まぁ結果オーライでよしとするか・・・」


「いつものやっちゃった感はあるけどケイオスちゃんの仇が討てて良かったね・・・」


「そうだね・・・あークンらしいよ」


「アキラにはいつも驚かされるよ・・・」


 ノリコと京香とソフィアがケイオスの元へ良かったと一緒に喜ぶ


「ご主人様・・流石・・なのです」


「お兄様・・凄いね神おも打ち倒すなんて・・・超カッコイイ!」


「アキラは私の強敵だからね・・それぐらいチョチョイのチョイです。」


 キャロルとスイーツは惚れ直していた


 ジャンヌは強敵と書いて友と言うアキラ教わった言葉が気に入って最近この言葉をよく使う


 3人もケイオスの元へ行き共に喜ぶ




「あっ!そうだったヤムーの神さんと話してる途中だった。ごめん」


 ・・・・


「神は時間の概念で怒ったりはしない・・・本当だぞ」


「そ・そうなんですか・・なら良かった・・・それじゃ神の戦いは終わったんですね・・」


「本当だぞ・・・怒ってないぞ・・」


 なんで2回言う?


 怒ってんじゃんか




「ヤムー神さんなにはともあれ教えてくれてありがとうございます。」



「礼なら我等がせねばならん・・・神として生まれた時に邪悪な創造神バーチャーに騙されていた我等は奴に戦いを挑むが倒せずにいたのだからな・・・」



「へえーそうなんですか・・・」


 とアキラ


「なんか言葉が軽いのう・・・この男はいつもこうなのか?」


 後ろに並ぶ女性陣に4柱神ヤムーは聞く・・・


「はい」」」」」」」



「・・・・・・・」


 変な顔をする4柱神ヤムー



 間を置いて



「礼に印にこれを授けるマクナフィテルを・・・」


 4柱神ヤムーの手から光が生み出して現れる・・・


 神の武器マクナフィテル


 強烈な武器で通常棍棒として殴打して倒す剣だが強打すると剣にもなる殴り切る武器になる・・・


 神のレジェンドアイテムなので非破壊で壊れる事は絶対に無い剣である


 アキラの両腕にゆっくり降りて来る


「それではまた・・縁が会ったら再開出来るだろうさらばだ・・・」



 フッ!といなくなった



 アキラは大喜びでマジックバックに仕舞う・・・


 コレクションがまた1つ増えた



 アキラのコレクターを知ればちょっと待てと4柱神は戻ってくるだろうが・・・


 気づかず去っていった。



 こうしていつものやらかしは円満にケイオスの妹の仇を解決して冒険は続く・・・


 次回を楽しみに








応援よろしくお願いします。^_^

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