01 終わってるのに始まった。
誤字脱字がありましたらお気軽に連絡してね。
昨日運営から連絡があり18Rの描写があり不適切と判断されました為・・・
全面改稿する事にしました。
2021/02/02
誤字が多いので時間をかけて一話から順に手直ししていきます。^_^
2021/04/25 超ドラゴンさんからご指摘頂いき修正したしました。^_^
真っ暗な雲が渦巻き稲光があちこちで轟き、不気味な屋敷の輪郭が浮き上がる。
御子神アキラは仲間が倒れてるのを見つけ、颯爽と飛び降りる。
着地場所に、フードを被った奴の頭に両足で着地する。
「ゴキっ!」
すたっ!着地
頭を踏んづけたようだがかまわず仲間の所に駆けつける。
仲間の身が心配だ。
どうせ魔王の家臣か、ザコか何かだろう・・・
「大丈夫か!」
魔族はまだ数匹いたが、無視して女武闘家のノリコを抱き上げる。
「はぁはぁっ・・アキ兄 気を付けて敵は強い!」
左肩のショルダーガードが砕けインナーも破れて
『おお!ナイスオパーイ!』心の声
その少し離れた場所に神官風の真っ白ミニスカートからチラリと純白の下着が見えて倒れているのが見える。
「京香!」
ここで休んでろと素早くノリコに回復魔法をかけそっと寝かせ京香へと向かう
「・・・」
すぐさま京香にも、回復魔法をかけ抱き上げる
意識が無い。
緊急事態だ、やもえない京香を肩に担いでノリコの所まで移動する・・・
顔に耳を近付ける。
・・・・
呼吸をしている。
ホット胸を撫で下ろす。
そこへ広間の入口から、ゴブリンやリザードマンがわらわらと流れて混んで来た。
玉座に座っている魔族が誰だか知らないが、首が!あり得ない曲がり方をして絶命している様にみえる。
いや・・・様に見えるではなくて、もうこれは完成に絶命しているだろう。
魔族が世界中を恐怖の対象になっているこの異世界で・・・
その首が折れたその人が・・・
何を隠そう魔王その人だとは主人公の御子神アキラ・だけが気づいていないのであった!
ぜんぜん・・・
まったく・・・
ほんのちょっと・・・
ですら気付いていない。
「クソ!ノリコと京香をこんな目にあわせやがって!仕返しに!また来るからな! 魔族の人!」
ハムのコマーシャルを見ては俳優の名前を思い出せず言ってしまうあの言葉・・・
そう。
ハムの人。
俺は救助が先だと判断し、二人を抱きかかえ。
「テレポート!」
この場から遠く離れた近い小さな村に飛んだ。
宿屋に着いた。
「もうやれやれ」
もう安心だ。
「泊めて欲しい 幾らだ。」
「1人5銅貨で夜と朝食付きだ」
「ああ すまない 金は無いがこの銀の皿でかまわないか?」
「ここは宿だか買い取りもやってる。ふむ この皿なら10金貨だ。大き街に行けばもっと高く買い取りしてくれるがここではこれが精一杯だな。」
「有難い・・・それで充分だ。」
さっきの屋敷で途中オシッコを催して済ませたら・・・
「ん?これは!」
なんと如何にも高そうな皿が棚に飾ってあった。
素人が見ても高価な純銀製の皿だったので、アキラはRPGよろしく拝借して来たのだった。
それに宿の主人の顔は巨悪そうな顔立ちだが根は悪人ではなさそうだ。
なんと金貨10枚の値段で買い取ってくれたのだ。
金貨1枚が現実世界では1万円ぐらいだろう。
!
「わかった それでかまわない。宿に3人泊まりたいのだが・・・」
「丁度三人部屋がひとつ空いてる。金貨3枚だ。これがカギだ。夜の食事はここで食ってくれ。朝食は村の鐘か鳴るからそれから来てくれ。」
換金と支払いを済ませる。
京香は着いた時には意識を取り戻した。
二人とも回復魔法のお陰か、じきに元気になる。
この世界ではお風呂と言うものがあまり無い。
と言うか風習がないみたいだ。
皆お湯をはった桶にタオルを濡らしカラダを拭く程度
カラダを拭く間、俺は外を出て色々考える。
昨日ギルドに登録して早速薬草取りに出かけて、寄った村の村長に魔物が出入りしている屋敷があるから、調べてと頼まれて行く事になったのだが・・
神様からの恩恵で、俺達はチートだと思ってたがそうでは無いのかな?
もっと慎重にいかないと。
途中・・・屋敷でオシッコしたくてカッコ付けて・・・
「待て!フムフム。少しこっちの様子を見てみる。ノリコと京香は先に行って、そっちに行って探索をしててくれ。」
と・・・
まさか追いついたら・・・
二人が魔族に負けるとは思っても見なかった。
オシッコした後 迷って戦いに遅れた事は、絶対に言わないようにしようと、心に決めたアキラであった。
そして今更だが・・・ある事を思い出した。
「あ!ランクFの薬草採取忘れてた!」
そう何を隠そうと御子神アキラ達は、まだまだ駆け出し冒険者だったのだ。
しかも薬草を取り来ただけである。
その頃魔王城では・・
魔王を一撃で倒した勇者に恐怖していた。
ただ飛び降りて踏んづけただけなのだが・・・
「なんと!魔王様が休暇中に、この別荘で不意打ちとは言え、呆気なく殺されるとは!」
「しかも魔王様を倒したのに、また来ると言っていたらしいぞ!」
「皆殺しにするつもりだろうか?」
「その屋敷は引き上げてもう誰もおらん」
幹部の一人か言う。
「それより次の魔王は誰がなる!」
「お前がやれ」
「何を言う、次は俺が魔王の座を奪ってやると豪語していたではないか!」
「それを言うなら副魔王のお主ではないか!」
「副魔王と言っても宴会の幹事しかやっとらん!イヤじゃ」
「待て待て今回はあみだくじで決めよう!」
「わらわは誰でも良いぞ!」
四天王魔族達は3日3晩かけても決まらず時間だけが過ぎてゆき・・・
それもそのはずセオリーでは玉座の部屋の入り口から侵入者が現れ雑魚キャラを倒し幹部を倒しそして最後に親玉の魔王を倒すのだが・・・
侵入ど同時に飛び蹴りで魔王の首をへし折りもう勝負はついてるのにまた来ると宣言して去る
と、言う事は残りの魔族諸共皆殺し宣言したのだ。
魔王を簡単に殺害した・・・
(アキラ本人は気付いていない)
謎の勇者出現に、魔族達は皆恐怖するのであった!
応援よろしくお願いします。
IF異世界召喚 桃太郎がもしも鬼退治が途中で魔王退治に変わったなら・・
も同時連載中!