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5話 勝利者としての役目

AI

「おめでとうございます

あなたこそがこの世界の支配者となる権利があります」


この世界では特化型人工知能で罷り通っていた

それは資本主義を延長させる為には


超富裕層が言っていた通りの「ツール」であらせる為だった

しかしそれは即ち「貧富の差の肯定」であった

だからこそリシスの言い分は至極簡単だったのだ




リシス

「では、僕は世界の支配者である事を今から放棄します」


祭りの出来事でそれは一番ざわついた事柄であった


AI

「では、どうするのです?指定している者がいるのですか?」


リシス

「はい、もちろんいます

それは僕の友達であるヨミちゃんです!」


リシスがそこに呼んだのは

ガラパゴス国家から呼んでいた友達のヨミであった


AI

「えぇではヨミさんに――」


その時だった


米国・中国

「それは認められん!」


リシス

「何故ですか?人間であるというのに…何も問題はないはずですが?」


リシスはその発言に勘ぐっていた

米国と中国は資本主義教徒だという事をリシスはガラパゴス国家の恩恵を受けて感じていたのだ

だから念入りに支配者を選定する必要があった


リシス

「人間である女の子に任せるんです

僕も、参加しますよ 技術力数値で倍で上回った僕の力が協力されるんです

何も問題はないはずですよ そうですよね?皆さん」


リシスは歓声を力に変えていた

この歓声は大多数という世界の理を意味していた

それを米国・中国は焦りに焦ったのだ




米国・中国

「それは断じて許せられない!」


米国と中国は武力による鉄槌に出た

しかし、それは全世界に中継されているので瞬く間に広がったのだ

この時の米国と中国の敵は

自国も含めての全世界の住人からだった


リシス

(全世界の住人全て、この思惑もこの技術祭から得られる事柄の意味を全く理解していない

奴らはただ、それを楽しみたいだけなのだ


だからこそガラパゴス国家の住人である僕がそれを紡がなければならなかったのだ)


リシスは確信と共に

その革新を下した


リシス

「これからこの地球の支配者はヨミさんです!」


ヨミ

「よろしくお願いします!」


ヨミはウインクをした

その可愛い少女に全世界は話題にしてメロメロになっていった


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