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新宿  作者: 竹仲法順
713/1001

第713話

     713

 2017年7月25日午後6時55分。千代田の街を走行していた。幾分混雑がある。月井も普段からずっと気を張っていた。都内はいろんな人間たちが行き来する。まさにカオスだった。最近、新宿の街では外国人を頻繁に見かける。考えてみれば、いろいろあるのだ。特に都心部では。

 午後7時22分。自宅マンションに帰り着き、駐車場に車を停めて部屋へと歩き出す。夜の蒸し暑さは抜けない。地獄のようだ。エアコンがないと凌げない。昼間はずっと太陽に照らされているのだが、夜は夜で夜気の暑さがある。疲れていた。過労やストレスなどもあって。

 午後7時26分。部屋に入り、着替えを済ませて、キッチンで食事を作る。このマンションもだいぶ古くなっていた。入居して10年以上経つ。もちろん、月井は金を貯めることが上手いので、滅多に使わずに、たくさん貯蓄しているのだが……。

 フライパンで炒め物を作り、皿に盛り付けて、食べ始める。一息つける時間になった。昼のきつさがウソのように取れていく。まあ、昔から夕食を取りさえすれば、昼間の憂さも晴れる性分なのだが……。

 夏場は基本的に冷水シャワーを浴びている。体中汗だくだ。変わったこともなく、淡々としていた。特に気に掛けることもない。夜は寝る時間帯である。また明日も通常通り仕事があるのだし……。

 風呂場で冷たい水を浴びた。全身の汗や脂が残らず落ちる。髪や体を洗い、タオルで拭いて、寝室へと向かう。眠前に睡眠導入剤を服用し、ベッドに潜り込んだ。午後8時12分を回る頃には、眠りに就く。寝床に入ると、自ずと眠くなってきた。明日は午前4時半には起きるつもりだ。しっかりと睡眠を取って……。(以下次号)


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