5/14
刃物
ここはファンタジーな世界。猫耳もあればエルフもいる。そんな世界での話。
ある店の中のある会話。
「例のものは完成していますか?」
「おう。しっかりと出来てるぞ」
店の店主らしき男は客らしい男の質問に威勢よく答えた。
彼はそう言って頼まれていたものを取り出す。
「相変わらず見た目は地味ですね」
「ふん。わしからしたらそれに美しさを求めるほうがどうかしている。ただ斬れればいい」
「私も同じ考えですよ。すこし切れ味を確かめてもいいですか?」
「おういいぞ。そこを使え」
指定されたところで切れ味を確かめる。
「素晴らしい切れ味ですね。これさえあればどんなものでも正にまな板の上の鯉です」
「まあな。その分使い手を選ぶが・・・まああんたほどの腕があるなら使いこなせるだろう」
「ありがとうございます。この包丁は大事に使いますね」
彼はそう言って包丁屋を出て行った。
感想待ってます