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作者短編集  作者: 明夜
12/14

飽きないメニュー

「この会社の社員食堂本当にメニュー多いよな」


「確かにな。100種類くらいあるんじゃないか?」


「まあ俺たち社員にとっては昼食に飽きなくてありがたいけどな」


「値段も安いしな」


「ああ。なんでも社員食堂のメニュー数を増やして今の値段にしたら会社の業績が上がったらしいぞ」


「似たような話で社内恋愛を推奨したら業績が上がったっていうのもあるよな」


「なにが業績アップに繋がるかわからないよな」


「まったくだ」


「ところでさ、お前今食べてるメニュー昨日も頼んでなかったか?」


「そうだよ」


「一昨日も一昨昨日もそれどころが一ヶ月間くらい連続で同じの頼んでいるよな」


「よく覚えてるな」


「なんで毎日毎日同じもの頼んでいて飽きないんだ?そんなにそれが好きなのか?」


「いや。普通だけど」


「じゃあそれが特別安かったりするのか?」


「全部同じ値段だぞ」


「ならなんで毎日同じもの頼んで飽きないんだよ」


「だってこれ日替わり定食だもん」

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