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ところ戻って

昨日、あらゆる準備を終えてリナに夜這いをかけようとしてからの記憶がない。

けれどリナに踏まれて起きるという美味しい状況にめぐり合えたのでヨシとする。

それからは昨日の熊や鳥を焼いて、朝食ついでに弁当も作る。

それ以外の準備は終わっているので俺はのんびり料理をする。

リナは俺の横である練習をしている


「準備はい……できたかしら?ある……スルト」



リナが無理をして女のコ言葉を使おうとしている。

その理由はこの世界に来たその日にリナが言った言葉が原因だった。

まぁつまり怪しまれないように夫婦で冒険中という設定。

どう考えてもあやしい設定だけどね。

ともかくその設定のためにリナは女の子言葉の練習をしている。


「この森を抜けるまでになれればいいさ」


内心頑張っているリナはとても可愛いので街に着くまで続いてくれないかなと願っていたりもする。


「むぅ……むずかしいものだ……じゃなくて、むずかしいわね」


二ヶ月以上リナの偉そうな口調を聞いていたからだろうか、違和感が凄まじい。


「もういっそ口調変えなくてもいいんじゃないの?」


俺個人としては偉そうな喋り方も大好きです。

あの口調で罵られた時なんかもうゾクゾクが……失礼取り乱した。


「そうは言うがこんな傲慢な女は何かと目立つでの、だからといってだんまりというわけにも行くまい」


「それはそうだけどね、ともかくゆっくり慣れていこうよ」


「そうじゃ……そうだね」


あぁリナがなんかショボンとしている、可愛い、めでたい。

あ、鳥がいい焼き具合だ。


「それで、方角とかはわかる?」


「ここから北、あっちの方向に馬で二十日間といったとこか……な」


うん絶えた。

ぎりぎり女の子言葉だ。


「二十日間って……遠すぎる」


「きのういった、でしょう。ばしゃうまのようにはたらいてもらうって」


あぁ、無理して女の子言葉を使おうとして棒読みになっている。


「つまり走れと?」


「わたしをかかえてね」


なにそれ役得、リナを抱えて?つまりお姫様だっこか。

素晴らしい、世界に来て妻にして使い魔をお姫様抱っことは。

其れも長い道のりをそのまま突き進む。

最高だね。


「朝食食べて昼食を用意したら出発じゃ」


「お、棒読みをやめた」


「流石にあれでは意味がないから、ね。少しずつ慣らしていくとする、わ。」


「頑張れよ、リナ」


今の俺には頑張るリナを見てニヤニヤするしかできないが応援している。

あとは馬車馬の如く働くだけだ。

さぁ楽しみだ。

リナをだっこできることも、初めての異世界人との交流も、テンプレのギルドも、何もかもが楽しみだ。

俺たちの戦いはこれからだ。  完





とかではないですよwww

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