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瞬殺

〈sideリナ〉


さて、スルトは目の前に人参ぶら下げたし上手くやってくれるでしょう。

私は目の前の二人に天罰を与えないと……けどまぁ仮にも神の力、あまりやりすぎるのも問題。

ちょっと痛めつける程度にしておくのが吉、なんだろうけど今回は話が別よね。

何しろ子供を大の大人が寄ってたかってイタぶっていたんだもの。

ちょっと本気出してもいいわよ……ね?


「久しぶりにいい女だぜこりゃ」


「おうよ、しかも戦う気だぜ。オレ気の強い女の心をへし折ってやるのが大好きなんだよ」


「俺も俺も」


ゲスどもが……吐き気を催す。

なぜこんなに薄汚れた人間が私の作った世界に存在するんだ。

なぜ私の作った世界にこんな邪気にまみれた国が存在するんだ。

なぜ……もういい。

こいつらを片付けてからゆっくり考える。

場合によっては一度他の最高神と話をする必要があるな。


「光に食われなさい」


魔力を集中させ日差しを操る。

この魔法は光を操る魔法。

操った光は邪気を含む邪なものすべてを浄化する作用を持つ。

それを目の前の二人にピンポイントで当てた。


「」

「」


男たちは断末魔の悲鳴をあげることなく、魂も肉体も精神も、全てかけらも残さずきえさった。

本来魂とはエネルギー源であり、精神は人の感情や性格を司る。

それらを極小のパーツに分解し、浄化、再び組み上げて転生するというシステムが輪廻においては主流となっている。

普通であればその時同時に記憶も浄化される、だが今回は記憶は残した。

もっと言うならパーツの一つ一つに焼き付けたため永遠にその記憶は消えないだろう。

来世では犬猫へと生まれ変わり苦しめ、最もお前たちが人間になるという未来は用意されていないがな。


〈sideスルト〉


後ろで何かが光ったことから見るにリナがなにかしたんだろう。

なら俺も早急に終わらせてしまおう。


「はじけろ」


その言葉に呼応して俺を取り囲む四人が地面に倒れふした。

魔法を使うのに詠唱は不要だ。

だが魔法の発動には強いイメージが必要であり誰しも一言つぶやくなどの方法を取る。


ただし、一言で発動できる魔法というのはライター程度の火を起こすのが精一杯だと本には書かれていた。

俺が今使った魔法は水属性のもので人の体内の水分を気化させる。

本来なら水辺などで使うものだが人体にも有効だ。

体内の水分を気化させれば、それだけで失血などで死に至るが、一瞬で大量の水分を気化させることで体積が増え、行き場のなくなった水分もとい気化したそれらは行き場を失い弾ける。

俗に言う水蒸気爆発を起こす。

普通、こういったコントロールの難しい魔法は長々とした詠唱が必要になってくる。

普通は、そう普通ならば。

つまり俺のような人外規格外チート等の呼び名を使えるスペックなら無詠唱でも大魔法、難しい魔法をバンバン使えるということだ。


四人の内三人は体内の水分すべてを数回に分けて気化させたため一滴の血を流すことなく、そして鎧を傷めることなくその肉体を爆散させた。

最後の一人は貧血で動けなくなる程度に両宛足を爆散させた。

もっとも人は四肢欠損でショック死するケースもあるし、人の体内で水蒸気爆発を起こしたらなんて実験を行った人物もいないので本当に生きているかどうかもわからない。


まぁ生きていたら儲けもの、死んでいたらリナに謝るだけだ。

こうして見ると俺は人間ではないんだなとつくづく思う。

人をあっさり殺せる、殺しても何にも感じない、生きていようが死んでいようが俺には関係ない、そんな境地に至っているのに平常心だ。

なかなか気味が悪い。


なんにせよ、今は暴行を受けていたと思われる子供の怪我を見たほうがいいな。

soun様からのアドバイスを生かし一文追加しました。

今後もアドバイスなどあればバンバンお願いします


誤字の回収できる時間がつくれず、また今回のようにアドバイスを活かすのが遅くなったことをここにお詫びいたします

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