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馬車馬の如く

今後の修正や更新に関しては活動記録にまとめましたがこちらでも報告させていただきます。

手短にまとめますと……

作者大学四年、単位ギリギリ

卒論来月十日提出日、年末なので試験も多々、さらに法事もあったり

卒論まだにい割程度しか終わっていなくてピンチ就活も終わってない

という状況でして……休憩がてらまとめた話を投稿するのと感想への返事位で精一杯となります。

言い訳ですが以上の理由から、早くても本格的に修正できるようになるのは来月ということになります。

どうかご容赦ください。

「ちくしょう……騙された……」


「ブツブツ言ってないで働きなさい馬車馬」


リナが少しだけど女の子言葉に慣れてきた頃、具体的には二日半かけて森を抜けることができた。

そこからはさぁ馬車馬の如くお姫様抱っこだ!と意気込んだはいいけど……リナがリヤカーをどこからか取り出した。

ゴムと、金属のサスペンションでどんな荒道でも振動が気にならないというとてもいい品だそうだ。

そこに三ヶ月間の修行生活中採取した動物の毛皮や、それらから作った毛布、さらに木を削り出して作った弓と矢や木刀なんかもそこに載せるように命じられた。

それらは全部リナからもらった四次元革袋に入れていた。

なぜ、荷物を重くするのか聞いてみたところ、手ぶらの旅ほど怪しいものはないと言われてしまった。

そういうわけで俺は今大量の素材とその上に腰掛けてニヤニヤしているリナを乗せたリヤカーを引っ張って走っている、それこそ馬車馬の如く。


「絶対おかしいだろこれ……手ぶらよりあやしいだろ絶対……」


「ほらほら、頑張らないといつまでたっても街に付かん……わよ」


いまちょっと素が出たな、まだまだ慣れていないのが見て取れる。

意識していればこんなミスもないがちょっと気を抜いたりすると素に戻ってしまうみたいだ、可愛い。


「ニヤニヤしてないで頑張りなさい馬車馬!」


ちょっと恥ずかしかったんだな、顔が赤くなっている。

今すぐルパンダイブしたいけど今回は自重する。

初めては森のあの家でって決めてるんだ……無事この旅から帰れたら……合体しよう。

たぶん断られるけど。


「リナーこっちの方角であってるの?」


「今のところずれてない、わね。この速度だと夜になる前には町につけるはず。町が残っていればだけど……。」


その発言はすごく不安になるな……。

いつからこの世界を見ていないんだっけかこの娘。

町が一個消えてもおかしくないくらいの時間って相当だもんな。


「まぁ行ってみればわかるか……それより明日はリナも手伝ってくれるんだよね。これ引っ張るの」


「かよわい乙女に引っ張らせるつもりとは……鬼畜な主に掴まったものじゃ」


「素に戻ってるしどこがか弱いんだか……」


少なくとも俺はこの三ヶ月近くボコボコにされた記憶しかに。

おかげで新たな性癖に目覚めたけど……それはまぁいい。

ともあれ明日も俺は馬車馬決定らしい。悪い気分ではないのは新しい性癖のせいじゃないと思いたい。


「応援だけはしてあげる、頑張ってねあ・な・た? 」


「全力で馬車馬やらせて頂きます! 」


もう馬車馬でも犬でもなんでもいい気がしてきた。

今回は短くなってしまいましたが次回は町の予定ですのでもっと長くかけると思います。

その分プロットに時間がかかってしまうと思いますので日にちがあいてしまうかもしれませんがご容赦ください。

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