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第4話

最初浮かれていた兄さんの顔に、日が経つにつれ徐々に翳りが見え始め。やがて苦悩の色が濃くなっていった。


例の研究所について、僕はずっと情報を集めていた。


義姉さんが預けられた頃は、遺体を受け入れる一方だったのが、近年、よみがえったと称する「遺体」が、近親者の元に返されるようになったこと。

それがかなりの割合で、深刻なトラブルやクレームに繋がっていること。


いくつかの事例を調べるうち、何が兄さんを悩ませているのか、僕にはおよその見当が付くようになっていた。


そして、訪れた義姉さんの「帰宅」を、身構えて待ち受けていたんだけど。


結論から言うと、僕の予想は半分当たって、半分は外れていた。

だって、僕の目の前に現れた「義姉さん」はーー。


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