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君への片道切符

作者: 真優

はじまりは梅雨の蒸し暑い7月だった。


携帯のメールが鳴り開いてみると、

「メールしよう!!」

と、返信がありました。

これは出会い系サイトで適当に送った相手からである。

まさか返ってくるなどと思ってなかったため、内心ドキドキしながら返信しました。

「ありがとう。わい22歳でまさき!! 君は?」

10分くらいだろうか携帯が鳴った。

「21歳の愛!!岡山県住みなんね?」

おっ!!年近いやん。

「そうだよ!!どこ住んでるん?」

と、送信。すぐ携帯が鳴った。

「大阪だよ。ダメかな?」

…大阪かぁ…

少し悩むも“まぁいいや”と暇つぶし程度でメールしようと思い返信した。


その日から毎日“愛”とメールした。

お互いの事教えあったり、他愛ない事ばかり…

“愛”には彼氏がいる事も…

けど岡山と大阪で会う事もないだろうと、特に気にすることもなかった。

そんなある日、ふざけて「胸何CUP?」と送った。

すると、

「Eだよ(笑)」

普通に返ってきた。ちょっとワクワクして「マジで!?見たいなぁ(笑)」

うん。変態である…(笑)

20分しても返ってこない…

やっぱり嫌われたかな…と考えてると携帯が鳴った。

恐る恐る開いてみると写メ付きで返ってきた(笑)

開いた瞬間…‘おぉぉぉ!!!’おもわず保存してしまった(笑)

初対面…


毎日メールしてる中で‘会ってみたい’そんな感情が湧き出てきた。

8月の終わり、夏が終わろうとしてた頃。

思いきって聞いてみた。

「会おうや」

“愛”には彼氏もいるし、岡山と大阪…無理だろうと半ば諦めてると、

「ホンマに? …いいよ!」

飛び跳ねるほど嬉しく顔がにやけた。

そして8月31日会う事になった。

‘愛’は夜勤明け(看護婦)になるから早朝に着く様、岡山を出た。

車で行くのは2回目なので、少しビクビクしながらも期待を膨らませハンドルを握ってた。

待ち合わせ場所に少し早く着いてしまった為、そわそわと本当に来るんだろうかと不安がよぎる。

待つこと15分…

携帯が鳴った。ドキドキ…

恐る恐る開くと「着いたよ(笑)」

一気に緊張してしまった(笑)


車で来てたのでそばまで行くと、うん。可愛い(笑)

ぎこちない会話をしながらチラっと胸に目が行く…

‘愛’が

「どこ行く?」

と聞かれ、

「ちょっと眠いからホテルで寝よ」

と、答えた。

いきなり過ぎるわな…(笑)


‘愛’「何もせぇへん?」

‘まさき’「しないよ(笑)」

‘愛’「ホンマに?」

‘まさき’「大丈夫(笑)」

と、言いつつホテルへ…

少したべって一緒にベッドに入った。

気になる胸の膨らみ(笑)

‘愛’も察知したのだろう

「触ったらアカンで(笑)」

そう言われると余計に触りたくなる…


「ちょっとだけ…(笑)」

軽く触るも抵抗しない。

調子にのってキスをしてみると、まんざらでもなさそうだ。

舌を入れ交わった‘愛’を見て、“やばい好きぢゃ”…

初めてエッチをした時の様な不安と嬉しさに緊張してた自分である(笑)


‘まさき’「ごめんなぁ彼氏おるのに…」


‘愛’「いいよ!まさきだから」


その言葉に顔がにやけた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 読ませていただきました。ほのかなロマンチシズムとときめきが…。ちょっと期待してしまいました。ありがとうございました。
[一言] 何かドキドキしました そんな恋したいなぁ ありがとう
[一言] はじめまして。 小説の文や台詞に(笑)はつけない方がいいです。 地の文の書き方は統一した方が読みやすいです。 敬語だったり違ったりしてるんで。 台詞前に名前を書くなら最初から書くべきかと。…
2010/07/12 19:54 退会済み
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