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その音が私になるまで

作者: 天川裕司
掲載日:2025/10/08

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル: その音が私になるまで


「こん、こん、ここん、こん」

「また来た…」


私が住んで居るアパートのドアが

毎晩決まった時間、ノックされる。


そのノック音は少し変わっており、

「こん、こん」でも「こん、こん、こん」でもなく

「こん、こん、ここん、こん」。


ここの管理人に言って、

警察にも言って、

これまであらゆる捜査をしてもらいながら、

考え得る限りの対策を講じてきたんだ。


でもこのノック音がどうしても止まない。


ノックは毎晩2〜3回鳴り、そのあと消える。

あとはしぃんと静まり返った

いつもの日常に戻り、

別にそれ以上何事もない。


だからかついマンネリ化してしまい、

ノックが鳴っても

最近はもう気にならなくなり始めた。


人間、やはり環境に順応するものなのか。


ノックと言っても、

そんなに大きい音じゃなく、

かすかに聞き取れる程度。


私がそうゆうのに

敏感だから聞こえるのか?

とも最近では強く思えてきて…


「もしかしたら家の軋みとか、どっかの路地裏の地面に雫とか落ちてるんかなぁ?」


みたいなことも考え始め、

別の音に聞き取り始めた私。


見守り強化をしてもらい、

いっときはここの管理人に

毎晩の様に部屋に来てもらったり、

友達を数人呼んで、

そのノックの音を確認してもらい、

すぐ廊下に出て見てもらったけど

誰も居ないなど、

これまで動ける範囲で本当に

出来るだけの事をしてきたわけだ。


だから私の勘違いとも思え始め、

本当にそれ以上

私の日常が脅かされる事は

1つも無かったため、

こんな状況でも

平常で居られたんだと思う。


「フフ、やっぱり私どうかしてるわ。考えすぎよね」

こんな音、

普通にマンションとか

アパートで過ごして居たら、

聞こえてくる音なのかも♪


そんなこんなで

心に少しずつ余裕が出てきた私で、

それから数年が過ぎた今。

そのノックの音に、

なんとなく親しみまで覚えてしまい、

ノックがすると

普通に玄関まで行けるようになった。


そんなある日の夜。

…やっぱりやらなきゃよかった

って思えることが。


いつもの様にノック音が聞こえた時、

私は玄関まで行き、ふと思いつきで、

そのノックがする音と同じ様に

こちらからもドアをノックして、

音を出してしまった。


ノック音「こん、こん、ここん、こん」

私の手「こん、こん、ここん、こん」♪


なんでこんな事したのかわからない。

気持ちがなんとなく浮かれてしまい、

そうしてしまったんだ。


直後、鍵を閉めていたはずの

ドアがバッと開き、

謎の人影「君は、僕の心の友だ。ありがとう。」

と言って、誰かが入ってきたと思うと、

その人影の様なものは急に私の中に入り、

消えてしまった。


「…!?…え、え…?」

私にサッと近づいてきたかと思えば

同化する様に消え、

私の背後に歩き去る事はなく、

本当に私が存在するその輪郭…

この体の中に消えてしまった。


それからノック音は消え、

今度は心の中からそのノック音が

時々聞こえるようになった。

私が寂しい時、誰かに会いたくなった時、

そのノック音が…。


「…誰かが来てくれるんなら良いけど」

そんな事まで言うようになった私。


あのノック音、何かの暗号だったのか?



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=qmcXVplD8L4

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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