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PONZ! ~ポール・マッカートニー大好きっ子が、路上ライブのシンガー、内気な天才ギタリスト、アクセ好きドラマーとバンドを組んだ話~  作者: 文月(あやつき)
第2部

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EP.15 二大看板作戦

「二大看板作戦を提案します!」

 愛未の張りつめた声が、薄暗いライブハウス「ROCK STEADY」の空気を切り裂いた。

「お~」

 フレイミングパイとブラックシトラスのメンバーたちが、まるで合図でもしたかのように声を上げる。ライブハウスの存続作戦会議が始まった瞬間、八人の少女たちの心に緊張と期待が入り混じった。その声には、不安を振り払おうとする意志が込められていた。

 いつもは観客が入る会場スペースに、パイプ椅子を並べ、メンバーたちは座っている。前にはホワイトボード横に愛未が立ち、ボードにはデカデカと「二大看板作戦!」と書いてある。

 会場内は午後の光が窓から差し込み、ステージを斜めに照らしている。

 壁には歴代バンドのポスターが貼られたおり、まるで先輩たちが見守っているかのようだった。

 *

 愛未は深く息を吸い込んでから続けた。

「マキちゃんがもうすぐ十八歳になるから、平日でも、夕方はフレイミングパイ、夜の部はブラックシトラスで、二組同日ライブも可能になるの」

「え? マキうちよりお姉さんやったんや」

 レアの目が見開かれ、心底驚いた表情を浮かべた。

 自分が知らなかった事実に、恥ずかしさが頬を染める。

「レアちゃん、自分のおったバンドのこと知らんすぎやない?」

 ポンズは、バンド名が変わっていたことも、メンバーの年齢も知らないレアに、からかいながら言った。

「去年の自分、ほんま自分のことしか考えてなかったんやなって……」

 レアの声が小さくなり、過去の自分への後悔が滲み出る。

 視線は自然と床に向かい、肩を少しすぼめてみせた。

「最年少やったから、甘やかせとったんや」

 マキの言葉は優しく、責めるような響きは微塵もなかった。

 黒髪のショートカットを揺らしながら、穏やかな目でレアを見つめている。

「え? そうなん? うち一番下やったんや」

 再び驚くレア。

 またしても、当時の自分が、いかにメンバーに対して無関心だったか思い知らされた。

 *

 愛未が落ち着いた声で整理する。

「え~と、ベースのマキちゃんが今十七、ボーカルのユズちゃんが十八、ギターのナツちゃんが今年十九、ドラムのミオちゃんも十九か」

「え~知らなんだ! ポンズこないだ十六なったとこやんな?みんなっていくつ?」

 レアの質問攻めが始まると、場の空気が少し和やかになった。

「学年で言うたら、うちとカグラちゃんは高一や」

 ポンズが元気よく答える。

「うちもポンズらと同じ、早生まれやけど」

 シーの静かな声が続いた。

「マキ! うち知らんうちに最年少から、最年長になっとった!」

 レアの声に驚きと困惑が混じると、

「そら頑張らんとな~」

 マキの茶目っ気たっぷりの返答に、一同の緊張が一気に弾けるように大爆笑が起こった。

 笑い声がライブハウスの天井に響き、重苦しかった空気が軽やかになる。

「レア姉さん、よろしくお願いします」

 ポンズが深々とお辞儀をしながらおどけてみせると、

「ふふふ、全然ギスギスしてないから安心したよ」

 ブラックシトラスのドラム、ミオの心からの安堵が笑い声に込められていた。

 *

「ああ、マキとレア、二人仲悪いわけじゃないんよ。レアが一方的に責任取る形で離れたんよ。うちらの今のスタイルに合わんかったんは確かやけど。しばらくマキは落ち込んでたよね。言ったら怒るけど」

 ブラックシトラスのギター、ナツの説明には、友人への気遣いと過去への理解が滲んでいた。

 ナツは黒髪をポニーテールにまとめた、落ち着いた雰囲気の少女だ。

 リードギターとして、正確で計算されたフレーズを得意としている。

「わかる。ほんとスタイルだけで言ったらあの子らとは真逆よね。でもあっちのギターの子はおとなしいよね」

 ミオの視線が、会話の輪から少し離れて座るカグラに向けられる。

 ミオは黒髪のボブカットで、レアの後任として加入したドラマーだった。

 カグラは小さく身を縮めるように座り、手は膝の上でそっと握られていた。

「いや、普段だけやない? プレイは別人よ、あの子」

 ナツはカグラに声をかけてみることにした。

 *

「カグラちゃん、いつもどんな練習してるの?」

 突然の質問に、

「はっ! な、わ、わ、わたしは」

 カグラの体がビクッと跳ね、まるで小動物のように身を震わせた。

「落ち着いていこ~」

 ナツとミオの優しい声に包まれ、カグラはゆっくりと呼吸を整える。

「部屋でずっと、いいなと思う曲をコピーしてて、その、そうしてたら自然に、あの、その」

 たどたどしい言葉に、純粋さと真摯さが込められていた。

「どっかのアニメの主人公みたいやね」

 ミオの微笑ましそうな声に、カグラの頬がさらに赤くなる。

「あのぅ、すみません……わたし、ナツさんのブレない正確な計算されたフレーズがすごいって思ってて……」

 カグラの憧れが溢れ出るような言葉に、ナツの表情が柔らかくなった。

「うん、でもテクニックだけではどうしようもないところ、カグラちゃん持ってるよね。それってすごいよ。一曲の中で感情が劇的に変化するじゃない。そういうところがフレイミングパイに向いてるんやね」

 ナツの心からの賞賛に、カグラはついに耳まで真っ赤にした。

「あの二人のせいだと思います」

 真っ赤になったカグラが、ポンズとシーの方を見て小声で呟く。

「わかる。強烈な二大巨頭だよね」

「はい、わたしの目標です」

 カグラの決意に満ちた声に、ナツとミオは確信を抱いた。

 この子が成長した時、フレイミングパイは計り知れない力を持つバンドになると。

「カグラちゃん、ギタリストとして何か悩んだ時は相談に乗るよ!」

 ナツの申し出に、

「はい!」

 カグラの顔に、久しぶりに心からの笑顔が咲いた。

 それは無邪気で純真な、まるで花が開くような美しい笑顔だった。

 *

 しかし、その笑顔の奥で、カグラは深い悩みを抱えていた。

 憧れだったバンドを組めた喜び。

 初めてのライブでの興奮。

 ポンズやシーの音楽への純粋な情熱を見て、自分の心にも新たな炎が灯った。

 だが、その炎は時として彼女を苦しめもした。

 今までの規則正しい生活リズム——決まった時間の練習、計画的な学習スケジュール——それらが、音楽への情熱によって崩れ始めていた。

 シーやポンズの楽曲にアレンジを加える作業は楽しくも、常に「これは誰かの真似事でしかないのでは」という劣等感が付きまとう。

 ポンズやシーのように、自分の魂を音楽に込められているのだろうか。

 その疑問が頭を巡り始めると、もう他のことは手につかなくなってしまう。

 インディーズフェスで初めてソロを成功させた時、確かに何かが変わった気がした。

 でも、その成功が逆にプレッシャーになっている。

 次も同じように弾けるのか。

 みんなの期待に応えられるのか。

 平日出演の話を聞いて、カグラの胸に不安の影が落ちた。

 今でさえ他のことに集中できない状況で、さらに活動が増えたらどうなるのだろう。

 しかし、その心配を声に出すことは、この場ではあまりにも重すぎた。

 *

「カグラ」

 愛未の声に、カグラははっと我に返る。

 考え事に没頭して、大切な会議の内容を聞き逃してしまっていた。

「あ、ごめんなさい、なんでしたっけ?」

 慌てふためく自分を情けなく思いながら謝る。

「平日の出演について、フレイミングパイではポンズとカグラには学校があるでしょう。学業をないがしろにしてまで、進めることはできないのよ」

 愛未の配慮の言葉に、カグラは複雑な気持ちになった。

 感謝しながらも、自分だけが特別扱いされることへの申し訳なさが込み上げる。

「うちは、かまんけどな。音楽漬けになるんやったら、学校辞めたって…」

 ポンズの屈託のない発言に、

「何言ってるの。今行ってる学校はちゃんと卒業しときなさい」

「そうよ。中退組が言うのもアレやけど、両立できるんやから、行っとく方がええよ」

 マキとユズの厳しくも愛情のこもった声が響く。

「は~い」

 素直に返事するポンズ、第一卒業が絶対条件で両親に許してもらったではないか。ふとカグラは胸がきゅっと締め付けられた。

 マキとユズは中退しているらしい。

 ポンズは音楽に専念したくてフレキシブルスクールを選んだ。

 シーとレアは高校へ進学しなかった。

 皆、音楽のために他人ひととは違う選択をしている。

 自分にはそのような覚悟はあるのか……!?

 *

「これまでどおり、カグラは定期テストもあったり、土日の学校行事もあるでしょう。だから、平日の公演全て出演できるとは限らない。そこで……」

 愛未は、カグラ不在の時のフレイミングパイのライブについて、提案を始めた。

「カグラ不在のフレイミングパイは、シーのソロ、またはシーとポンズのデュオ、時にレアを加えて、アコースティックライブ的なものを開催して……」

「ちょっと待って」

 ナツの声が割って入った。

 カグラの表情に浮かんだ複雑さを見逃していなかった。

「よそのグループのことで申し訳ないけど、もうちょいカグラちゃんの意見も聞いたげたら?」

 その優しい配慮に、カグラの目に涙が浮かぶ。

 初対面に近い人が、自分の気持ちに気づいてくれた。

 それが嬉しくもあり、情けなくもあった。

「うん、そうね……カグラ、このライブハウスを守るために、今集客を期待できるこの二組の出演の頻度を増やしたいのね。かと言って、二組のバンドが必ずしも背負わなくてはならないものでもない…だから、あなたの学業を犠牲にすることは絶対にできないの」

 愛未の真摯な問いかけに、カグラは深く息を吸い込んだ。

 *

「あ、あの、今思ってること正直に言っていいですか?」

 震え声で尋ねる。

「もちろん、なんでも言って」

 愛未の温かい言葉に背中を押され、カグラは意を決した。

「わ、わたし、実は今のペースでも、学校のことがおろそかになりつつあったんです……ポンズちゃんとシーちゃんを見てたら、どんどん自分が今のままじゃいけない気がしてきて……」

 告白の言葉が、震える唇から溢れ出る。

「うん、インディーズフェスの時から、そんなこと言うてたね」

 レアの共感の声に、少し安堵する。

 ポンスとシーは顔を見合わせた。

「ただただ、もっと上手くなって、フレイミングパイに必要な人間になりたい……でも今、出演が増えると多分いっぱいいっぱいになる。機械的に演奏はできると思うけど、シーちゃんがソロデビュー蹴ってまでいてくれるこのバンドでそんな演奏したくない。かと言ってわたしがいないフレイミングパイも、その……考えられなくて……」

 矛盾する想いが、カグラの声を詰まらせた。

「カグラ……」

 愛未の心に罪悪感が重くのしかかる。

 表面的な演奏技術の向上ばかりに目を向けて、この子の内面の成長への渇望を見落としていた。

 *

 重い沈黙が会議室を支配した時、シーが静かに口を開いた。

「カグちゃん。元ソロシンガー真白詩音としてお願いします。このライブハウスでソロでライブさせてもらってええやろか。あと、バンドメンバーのポンズと、レアを時々サポートでお借りしてもいいですか」

「うん、うちからもお願いします。カグラちゃん」

 ポンズの声にも、深い思いやりが込められていた。

「え、シーちゃん、ポンズちゃん……」

 カグラの声が震える。

 二人は、カグラがいない時のライブを「フレイミングパイの活動」ではなく、「シーのソロ活動にポンズが協力する」という形にしてくれた。

 それは、カグラを置いていかないという、無言のメッセージだった。

「ああ、四人のうち一人だけ欠けるってときは、うちも遠慮するわ。自分以外の他の三人がなんかやってんの、うちは嫌やもんね」

 レアの言葉に、仲間への愛情が溢れていた。

「どうせ、シーとポンズ、路上ライブ二人で続けてるんやろ。カグラちゃん出れん時は、その延長でええやん。シーポンズでやったらええわ」

「プッ、何よシーポンズって」

 シーの笑い声が、重苦しかった空気を再び軽やかにする。

「それええやん。シーポンズって名乗ってやろうや! それにカグラちゃんはうちが見つけた時から、ず〜っとこのバンドになくてなならんメンバーやで!」

 ポンズの力強い宣言に、カグラの心の奥で何かが弾けた。

「みんな……ありがとう……」

 涙がぽろぽろと頬を伝い落ちる。

 初めて自分の弱さを晒したのに、みんなは自分を受け入れてくれた。

 愛未もメンバーたちの思いやりに胸が熱くなり、目頭が熱くなった。

 *

「カグラ、ごめんね。あなたがそこまでバンドの一員としての意識を高く持って、しっかり目標を立てているなんて思ってなかった。あなたの実力なら、今のままで十分だとも思ってたの。では、フレイミングパイ全員の出演が叶わない時は、シーとポンズの二人をお借りします」

「はい……」

 カグラの返事は小さかったが、そこには新たな決意が宿っていた。

「あ、あの、ナツさん、ありがとうございました」

 感謝の言葉に、ナツは親指を立ててニカっと笑った。

 その笑顔は、まるで太陽のように温かかった。

「二大看板作戦」は毎週水曜と毎月第二土曜と第四土曜に、ブラックシトラスとフレイミングパイが出演する「B.F day」を設定し、カグラが学業で出演できない時は、シーポンズがアコースティックライブをすることに決まった。

 *

 夕方、カグラは重い足取りで家路についた。

 秋の夕暮れが街を茜色に染めている。

 会議での出来事を思い返しながら、カグラは複雑な気持ちを抱えていた。

 みんなの優しさは嬉しかった。

 でも、結局自分は足を引っ張っているのではないか。

 その思いが、心の片隅に居座り続けている。

 自分の部屋に入ると、いつものようにヘッドフォンとギターを準備する。

 青いFernandes RST-50を取り出した瞬間、コンコンと優しいノックが響いた。

「ちょっといい?」

 母の声に、カグラの胸に予感が走る。

「なあに?」

 できるだけ平静を装って答える。

 *

「学校から、成績通知が届いてたのよ。最近、平日でも土日でも出かけることが増えたじゃない? 奏多にも友達ができたんだなって喜んでたけど、随分成績を落としているから心配になったの」

 母の言葉に、カグラの心臓が重く鈍い音を立てる。

 これまで、どんなにギターに熱中していても、成績を落とすことはなかった。

 松山インディーズフェス以降、オリジナル楽曲への憧れが強くなり、創作への壁にぶち当たる度に、勉強への集中力が削がれていった。

 授業中も、頭の中ではギターのフレーズが鳴り続けている。

 テスト勉強をしていても、気がつくとギターを手にしている。

「今、お付き合いしてる友達の影響だとしたら、今奏多がやってること、母さんは賛成できないよ」

 母の心配そうな声に、カグラの中で何かが弾けた。

「違う!」

 普段の彼女からは想像できない、強い語調での反論だった。

 母が驚いて目を見開く。

 いつも控えめで、言い返すことなどなかった娘の、初めて見る姿だった。

 *

「成績を落としたのは自分の問題……わかってると思うけど、バンドを組んだん。わたしのギター認めてくれて、わたし嬉しくて、他のメンバーに負けんようにすごい練習した。今日だって、みんなわたしのことを心配してくれて、わたしに負担がないようにすごく気をつかってくれて……だからわたしにできることってなんだろうって考えちゃって。それがこのギターを使ってしかできないから……」

 一気に溢れ出た言葉に、母は驚いた。

 いつも控えめで従順だった娘の、初めて見る強い意志の表れだった。

「そのギターね……兄さん、奏多のおじさんが、あなたを男の子だと勘違いして、送ってきたのよね」

 母の言葉に、カグラは目を丸くした。

「え? 初めて聞いたよ。おじさんバンドやってたん?」

「うん、母さん、文化祭で兄さんのバンドを見たことがあったけど、あんまりかっこよくなかったな。奏多のバンドってどんなバンドなの?」

 母の質問に、カグラの表情が輝いた。

 *

「うん、かっこいいと思う。お客さんも結構来てくれるようになった。わたしをバンドに誘ってくれた子は、本当に音楽が好きで、すごく人懐っこくて、わたしのギターすごく褒めてくれるの。もう一人はプロデビューを蹴ってまで一緒になってくれた子で、すごく一人一人の意見を大事にしてくれるの。もう一人はそんな私たち三人をすごく気に入ってくれてて、わたしが言葉に詰まったりしたら、そっとフォローしてくれる。だから、私、みんなから必要とされるギタリストになりたくて……ごめんなさい、母さんにも、みんなにも結局心配かけちゃってて。みんなもすごく協力してくれるし、学校とちゃんと両立してみせるけん……だからお願い、このバンドちゃんと続けたい……」

 娘の真剣な眼差しに、母の心が動いた。

 これまで一度も聞いたことがない友達の話を、娘がこんなにも熱く語っている。その目には、今まで見たことのない光が宿っていた。

 *

「人見知りで、友達の話なんかしたことなかったあなたが、そこまで今の友達のことを信頼しているなんてね。でもね、将来バンドや音楽を、お仕事で続けられるかどうかなんて保証はどこにもないの、今、そっちに熱中して後から無駄だったなんてことだけにはなってほしくないのよ。それだけは忘れないでね」

 母の愛情のこもった忠告に、カグラは深く頷いた。

「うん……わかってる」

 母はそっとカグラの頭を撫でると、部屋を出て行った。

 反対されなかった。

 それだけで、カグラの胸に温かいものが広がっていく。

 *

 カグラはギターを手にしたまま、窓の外に沈む夕日を見つめていた。

 オレンジ色に染まった空が、彼女の複雑な心境を映し出しているかのようだった。

 音楽への情熱、仲間への愛情、家族への責任、そして未来への不安——それら全てが、十五歳の少女の心の中で静かに渦巻いていた。

 でも、一つだけ確かなことがある。

 フレイミングパイに必要とされるギタリストになりたい。

 その想いだけは、決して揺らぐことはなかった。

 カグラは静かにギターを構え、弦に指を乗せた。

 夕暮れの部屋に、柔らかなメロディーが響き始める。

 それは、まだ形にならない、カグラだけの音楽の欠片だった。

フレイミングパイ

光月寛奈みつき かんな16歳(高1) ポンズ Vo.&Ba.

真白詩音ましろ しおん15歳 シー Vo. &Gt.

神楽坂奏多かぐらざか かなた15歳(高1) カグラ Gt.

宝来鈴愛ほうらい れあ17歳 レア Dr.

マネージャー

・さとう愛未あいみ

ROCK STEADYオーナー

岩田恒太郎いわたこうたろう

ブラックシトラス

・マキ Vo.&Ba.

・ユズ Vo.&Gt.

・ナツ Gt.

・ミオ Dr.

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