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鷲塚駅

作者: 煮星

-前書き-

初めまして。煮星です。

今回はTwitterの引率で散々「釣りだろw」とか「おもんな」とか言われていた異世界転生系(?)ツイートを見つけたので、投稿者視点で書いていこうかなと思います。



「眠いな」

ここは横須賀線の列車内。スヤスヤと寝ていた鉄オタのN君がいた。

ある時、目が覚めた。電車に乗っていたはずなのに駅のベンチに座っている。

「はっ!」

「俺、電車乗ってたよな…」

N君は混乱した。とりあえずここがどこか分かるものを探す。

「駅名標がある。なんだ わ し づ か ?」

どうやら「鷲塚」という駅にいるらしい。

N君は頭を働かせた。横須賀線に「鷲塚」なんていう駅は無い。周りには人も車も無く、とにかく過疎っていた。

「もしかして、きさらぎ駅的なやつ!?」

「でも雰囲気は全然違う。きさらぎ駅の方が怖そう」

そんなことを心に置きながら歩き回った。

駅舎に入ると何の変哲もない駅だった。駅舎はN君の直感によると北陸にある「直江津駅」と「糸魚川駅」を足して2で割ったイメージ。大体、地方にある大きな駅といった感じである。

「次の電車は…」

「2時17分発の普通か…でも今がいつかわからん」

何もわからず混乱したN君は助けを求めることに。

「スマホで電話してみよう」 プルルルルルル

「お掛けになった番号は‥」

「えっ。電話できない?通信障害のせいかな…」

その後15回程、色々な連絡先に電話してみたが繋がらなかった。

「これ本当に通信障害かな…」

するとN君は無人の「駅員の居る所」に電話があることに気付く。

「これで繋がるかな…」

番号は打てなかった。暫く受話器を持ち上げていると、

「運輸局です」

繋がった。N君は突然と事に酷く驚いた。

取り敢えず帰りたい。暖かい我が家が待っている。帰るという一心で勇気を出して口を開く

「鷲塚駅にいます。○○駅(乗車駅)から来ました」

ここで切れた。何の意味があったのかわからない。

でも運輸局に電話が繋がることがわかった。

試しにTwitterを開いてみることに。すると、Twitterはいつも通り画面に映し出された。

「なんでだ?繋がったぞ?」

「まあいいか(股尾前科)とりあえず投稿してみるか」

N君はTwitterのネッ友に助けを求めることに。

「まず写真だ」 パシャ

「何コレ……白飛びしすぎだろ…設定ミスった?…」 パシャ

「また白飛び…設定はちゃんとしてる…」

その後5枚くらい撮ってみたものの、酷い白飛びで何かわかる写真は撮れなかった。

そうこうしているうちに電車が通った。特急列車だった。名前は「しらつゆ」。車両は昔の特急形車両に似ていた。

とりあえず大体のことを把握したN君はTwitterに投稿した。

すると電車がやってきた。普通列車だ。

「これが2時17分発のものだろう」

そう考えた。

でも何処に行くのかわからない。列車に車掌が居た為話してみることに。

「先程運輸局に電話した者ですが…」

車掌「貴方はこの世界に居てはいけない。帰らせてやるからこれに乗れ」

"この"世界?帰る前に"この世界"のことが知りたい

「この世界はどんなものなんですか?」

車掌「黄金の泉…これ以上は言えん…まぁ発車するから早く乗れ」

この時には、もう列車が時刻表には載っていなかったし、混乱に混乱が重なり判断力が鈍っていたため乗務員室に乗ってしまった。


しばらく乗っていると、

車掌「ここで降りろ。この駅を出て暫く真っ直ぐ進むとトンネルがある。トンネルを抜ければ元いた世界に戻れる。だがその時に絶対に振り返るな。何があってもだ」

かなり凄い気迫だったため思わず頷いてしまった。

車掌「1度来たからまた此処に来やすい体質になっているかもしれない。またここに来てしまったら、今日と同じことをするんだ。そしたら俺が帰らしてやる……取り敢えず、絶対に振り向くなよ」

N君は車掌の言う通りに歩いた。

すると、初めに電車に乗った横須賀線の駅にいた。

N君は暖かい我が家へ帰った。



-後書き-

こんな長文初めて書きましたわ。意外と難しい()

こんなことあるんでしょうかねぇ。それはツイ主のみぞ知ることですね。

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