腕
俺の精神状況が良くなってきたので、久しぶりに更新しました。
待ってた人はごめんなさい。
今のうちに最終話も更新します。
なんだろう。いつからか、君を見ているとなぜかイライラして、訳が分からなくなって。君を殴って、蹴って、引っ張って、削って、泣いて、笑って、いろんなことをして、それでも君は笑ってくれた。
謝りたいのに言葉が出なくて、それでも君は僕を愛してくれて、笑って許してくれて、その笑顔に僕は癒されるんだ。
それでも君といるとなぜか君を傷つけてしまって、悲しくて、つらくて、苦しくて、恋しくて、自分がいなくなるような感じがする。
君が好きなのは、どっちの僕ですか?それとも、2人とも好きなのですか?
いつしか僕たちはわかれた。いや、わかれさせられた。
そりゃそうだよね。入院までしてるんだから、君が大丈夫だといっても、周りの人はそうは思っていない。
僕はただの異常者。それでも君を愛する気持ちは変わらない。だからそばにいたいけど、今はそばにいられない。
ああそうだ、僕も、もう一人も君を傷付けられないようにすればいい。
どうすればいい?
簡単じゃないか。
この腕を切り落とせばいい。簡単なこと。
大丈夫、君のためなら耐えられる。
これで君が傷つかないのならそれでいい。
止血用に方をきつく縛り、ナイフを持って、腕を勢いよく切り落とした……はずだった。
それがなぜだかわからない。ナイフは腕ではなく、僕の首に深く刺さっていた。
状況を考える暇もなく、君のことを考えて、僕は血だまりに沈んだ。




