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太郎の死

作者: アホ

今日、太郎が死んだ。


そのことは何故か太郎自身確信することが出来た。


最初ひどく悲しくなったが、次第に穏やかな気持ちになりそのまま生涯を終えることができた。


享年八十八歳。


教養がないため細かいことはよく分からないながら、なんだか目出たい気がしておかしかった。


16歳ごろにYouTubeで見た親ガチャ動画の影響で太郎はろくに努力をしなかった。


そのせいか極めて単調な一生となったが死んでしまう今となってはどうでも良いことだった。


徹夜を繰り返し苦労して作品を作り上げた手塚治虫や石ノ森章太郎。


太郎の生涯にも決して無関係ではなかったそれらの巨匠たちは60歳ぐらいで早死にしてしまった。


八十八歳まで無理をせず生きた太郎とどちらが良い人生なのだろうか。






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