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夢月みつき詩集&短歌集

春の足音

作者: 夢月みつき

私の心に雪が降る。それはしんしんと、降り積もり心を(おお)い隠す。


冷たい雪、重い雪。私は胎児のようにカラダを丸めて、暖かい春を待つ。


どんなに厳しい冬だって必ず、春が来るって。


私の心に雪が降る。それはしんしんと、降り積もり心を覆い隠す。


それでも、心は冷え切らず燃え立つ炎で、雪を溶かして春に導く。


どんなに厳しい冬だって必ず、春が来るって。


私の心にはもう、雪は降っていない。緑が萌え、暖かな陽の光がさんさんと射し


花たちが集まって、さわやかな風が香りを運んでくる。


私は、背伸びをして、友の待つ場所へと駆けていく。優しい笑顔が待っている。


どんなに厳しい冬だって必ず、春が来るって笑いあった。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 初めまして、竹目樹本と申します。 今年は特に寒波が厳しい冬だっただけに、誰もが春を待ち焦がれる心情にそっと寄り添うような優しい詩で大変感銘を受けました。 読み終えて寒さを乗り越えていく強さ…
[良い点] たとえ心に雪が降り積もる厳しい冬があっても、必ず春が来る、という希望に満ちた詩ですね。 読み終えたとき、春の足音とともに、あたたかな陽射しと爽やかな風の香りが、心まで届いてくるような気持ち…
[良い点] 春が楽しみになりました。(^ー^)
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