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第四章・第十二話:一緒に帰ろう

それは二つ、目に見えない衝撃が肌を抉った。


「くっ……」


鬼丸はそれを、両手を交差させて受け止めた。それでも、自分の体ごと数メートルは動かされたのは圧巻の一言。鬼丸の額に汗が流れ始めた。


「クハハハハ! ドウシタ、鬼? オマエノ力ハコンナモノデハアルマイ。モット、モット本気ヲ見セテミロ! クハハハハ……ガアアアアアア!」

「……遂に狂い始めましたか。いや、元から狂っていたのかな。取り敢えず、すぐに楽にしてあげますよ」

「――――――!」


正体不明は咆哮し、こちらに向かってくる。自分の数十倍はあろう怪物がこちらに向かってきても鬼丸は動こうとしなかった。この怪物を止めるのはもちろん、愛銃デザートイーグル50AE版。鬼丸は銃口を定め、それを放った。

退魔用の兵器として生み出されたそれの破壊力は、例え鵺の皮膚とは言えど易々と貫くであろう。それを分かっていながら、正体不明は前進を止めようとはしなかった。止める必要などないのだ。

鬼丸の弾丸は、正体不明の見えない力に吹き飛ばされた。


「ちっ……!」

「ドウシタ!? ソノ程度デハ止メレンゾ!」


正体不明は突進する。ただ純粋な自分の力を以って、目の前の小さな鬼を粉砕した。お陰で屋敷の壁も大破したが問題はあるまい。すぐに自分には必要のなくなるものだ。

それよりも正体不明は自分の新たな力に感動を覚えていた。鵺としての力は正体不明、自分にも、もちろん敵にも分からないこの力はまさに無敵。鬼でさえもその気配に気づくのに数秒はかかるこの力を一体誰が止めれようと言うのか。

正体不明は咆えるようにして嗤った。


「クハハハハ! 素晴ラシイゾ、コノ力ハ。鬼サエモ凌駕スル怪力、魔力、ソシテコノ生命! コノ力ト術ガアレバ私ノ夢ハ叶ウ。クハハハハハ!」

「ならばその力、私が止めてみせましょう」


いつの間にか、鬼は自分の目の前に立っていた。正体不明はそれを見て、ニヤリと嗤った。

当然だ。鬼がこの程度で倒れるわけがない、いや、倒れてはいけないのだ。だから自分はこんなにも魅了されたのだ。

正体不明は全力で、見えない衝撃を鬼に放った。鬼丸はそれを、右手を防ごうとする。


「ソンナ手デ受ケ止メレルト思ウナ!」

「くっ……」


鬼丸の右手はその衝撃に撃ち抜かれ、その痛みに顔が歪んだ。それでもなお左手にデザートイーグルを持ち、攻撃してくる鬼丸の姿に正体不明に疑問が浮かんだ。


「何故ダ? 何故鬼デアルオマエガ私ノ邪魔ヲスルノダ? 元々鬼ハ人間ト関ワリを持チタガラナイ者。只ソコニイルダケノ恐怖ノ象徴。ナノニ何故、オマエハ首ヲ挟モウトスウノダ?」

「別に……。ただ、私は気紛れなんです。金太郎と旅をしているのも偶然で、かぐやとは運命で、ウラシマに至っては偶然です。だから私は気紛れに、ただ自分のために貴方を、殺す」

「……ヤッテミロ」


鬼丸の言葉一文字一文字に殺気が感じられる。この目の前の小さな鬼はそこいるだけで自分に恐怖を与える。これが、鬼が最凶と言われた所以か、とようやく理解した。

この恐怖を、自分は乗り越えねばならない。目の前の恐怖を排除するために、正体不明は全六門ある衝撃の砲身を、全て解放した。


「クハハハ! 砕ケ散レ!」


衝撃が鬼丸に向かう。鬼丸はそれをジッと見ていた。

視認できないその謎の衝撃は、全てを破壊していく。屋敷の床も、壁も、障子も、全て何もかも。後になって立っているのは、正体不明だけであった。


「クハ! クハハハハ! クハハハハハハハ――――――!」


嗤いが止まらない。遂に自分は鬼を倒したのだ。人間だった時は考えも出来なかった偉業、それを自分は一人で達成したのだ。これほど愉快なことはあるだろうか。ようやく自分は力を手にしたのだ。

あの鬼の遺体は丁重に葬ってやろう。自分の偉業の最後の犠牲となってくれた謂わば恩人だ。それぐらいの扱いをしなければ罰が当たるというものだ。

――――――遺体?

正体不明はそこでおかしなことに気付いた。自分の力はここ一帯の全てを破壊した。壁も、床も全てだ。それには魔の襲来に備え、当然結界も張ってあったはずだ。それを易々粉々にしたのに、何故遺体……?

自分の攻撃が鬼の皮膚を貫くことも実証済みだ。あの衝撃の嵐を耐えることなど出来まい。それなのに何故、何故―――――鬼はその形を保っているのか?


「……出来た」

「何故……何故オマエハ立ッテイルノダ!? 鬼丸童子!」


鬼丸はボロボロになりながらも、そこに確かに立っていた。もし正体不明が人間だったら、驚愕の表情は隠せないだろう。

恐怖は柔らかな微笑を浮かべて、その口を開いた。


「乱発しすぎなんです、貴方は。お陰でようやく貴方の攻撃が見えましたよ。いえ、理解しました。鵺」

「馬鹿ナ! 私ノ攻撃ヲ捉エタトデモ言ウノカ!? アリエナイ! 私ハ鵺、正体不明ノ権化ダゾ!」

「正体不明だから理解し得ないと言うのですか……。残念、現代ではもはや正体不明は正体不明でなくなっている。そして、私が分からないことなどないのです」

「黙レ!」


激情と共に衝撃が放たれる。鬼丸はそれを、左手で受け止めた。衝撃は無に還っていった。


「ナッ……! 何ガ起キタ?」

「……万物には力が宿る。魔力はその典型です。あらゆるものには魔力が宿り、その自己を形成するために、互いを識別するために魔力の色が分かれる。そして、魔力にはある一色に対立する、反対は必ず存在している」


以前読んだことのある本に書かれていたことを公時は思い出していた。確かその本には、あるものにはそれと反対の性質の物が内包されており、また逆も然りと。だから自分は確かに人間と言う自分の中に内包されている、反対の魔としての力を引き出そうと考えた。

――――だからどうした? 今はそれとは関係あるまい!


鬼丸は図体だけが大きい、出来の悪い生徒に教えてやることにした。


「さあ、問題です。貴方の攻撃に、私がそれに反する魔力をぶつけてやればどうなるか……。数学と一緒ですね。プラスにマイナスを足せばどうなるでしょうか?」

「マ、マサカ……」

「そう、ゼロです。この私の手に触れた瞬間、貴方の攻撃は相殺されます。これが私の力、名前は……特に決めていませんけど」

「フザケルナ! ソンナ力ガ認メラレルト思ッテイルノカ!」


正体不明が咆え、力が鬼に向かう。しかしそれも、先程と同様に打ち消され無に還っていた。

後に残るは、鬼丸の冷酷な微笑―――――。


「ええ、だって私が認めていますから。貴方に指図される覚えはありません」


目の前の恐怖は一歩踏み出す。一歩一歩確実に。

その様子が死人の魂を集める死神のようで、公時は完全に余裕をなくしていた。


「ク、クルナ!」

「大体この力は私の魔力を消費して打ち消しているんです。無条件で相手の攻撃を消しているわけはないんですよ」

「ク、クソガ……!」

「魔力の消費量は貴方に比べて二倍。それに全く正反対のものを生み出さなくてはいけない故に、精神も摩耗する。まったく、効率のいいやり方ではありません」

「ヒィ……!」

「それなのにどうして私がこんなことをやっているのかというと―――――」


鬼丸の手との距離が0となる。当てられた手は氷のように冷たく、狂い始めていた公時を戻すのに十分だった。


「―――――貴方は私の日常を奪おうとしたから」


鬼丸は言い放つ。その表情は柔らかな微笑でも冷酷な嗤いでもなく、ただ無。

情も慈悲も感じられないその表情を見て、ふと冷静になった公時は悟った。自分は、踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまった、と。


「先程も言ったとおり、私と金太郎の出会いは偶然でした。偶然に金太郎を助け、偶然に一緒に旅をすることになり、偶然にここまで来た。そして私は、その偶然の産物に固執するようになってしまった」


鬼丸は一言一言を噛み締めるように続ける。


「ただ人間と話し合っているだけなのに、ただ人間と寄り添っているだけなのに、私はそれを楽しいと思ってしまった。だから、この偶然が少しでも長く続くように、私は守りたい。

――――ウラシマが後ろでニヤニヤしながらついて来て

――――かぐやが自分の隣に寄り添って

――――キンタが自分たちの先頭を歩いている。

そんな日常を私は守りたくて、私はここまで来たんです」


それは鬼丸の抱くにちじょうの形。そのにちじょうを犯そうとする奴は誰であろうと許さない。だから……


「だからその日常を崩そうとした貴方を、私は滅殺する」


金太郎が実家に帰る、と言った時何か嫌な予感があった。

――――もしかしたら金太郎と一緒に帰ってこられないかもしれない。

その予感は見事に当たり、楓という思い出に金太郎は縛られた。それもこんな男の、こんなちっぽけな望みのせいで、金太郎は苦しむ羽目となった。

だから殺す。例えそれが金太郎の親だとしても、金太郎の大切な人であろうと自分にとっても金太郎は大切な人。絶対に渡したりなどはしない。

鬼丸は正体不明に触れている右手に力を込めた。


「さあ、先程の続きです。ある魔力に反する魔力を与えてやれば、それは相殺される。そして我々魔は魔力の塊である。この二つから考えられることはというと――――貴方の消滅です」

「……ナッ!?」

「流石に鵺を殺そうとするのは骨が折れますが、やってみせましょう。日常のために」

「――――ヤメロオオオオオオ!!」

「無理です。貴方を殺すのは絶対ですから。……ああ、そうそう。貴方とキンタは違いますよ。貴方には誰も傍にいなくて、キンタにはわたしがついていますから。――――拒否キャンセル


鬼丸と接している鵺の皮膚が消えていく。伝説と謳われた正体不明が無くなっていく。たった一人、こんな小さな鬼のために。

その激痛に公時は再び狂い始め、悲鳴のような咆哮を上げた。


「―――――――!」

「くっ……私の中に入ろうとするのか、この出来損ないが。そんなこと……許されると思っているのか!」


鬼丸は力を強める。鵺のその皮膚が消えていくと同時に、自分の中の何かが消えていく感覚に襲われた。そしてそれは魔力だということも鬼丸は知っている。

これは賭けだ。自分の魔力が切れる前に奴を滅すれば自分の勝ち、魔力が切れてしまえば奴の勝ち。鵺という膨大な魔力を消すために、鬼丸もまた自分の存在を賭けなければいけなかった。これ以上魔力を使えば、危険ということは百も承知。

しかし鬼丸は止まらなかった。その理由はただ一つ、ただ日常のために。


「消え失せろおおおおお!」

「―――――――!」


賭けに勝ったのは鬼丸であった。すさまじい轟音と共に正体不明は白い光となって散り、その姿は跡形もない。自分の体から力が抜け、倒れこんだときにようやく自分が勝ったのだ、と自覚した。

倒れこむ鬼丸の表情は、柔らかな笑みを作っていた。


「父上! 父上――――!」


どこかからこちらに向かってくる声がする。

……ああ、この声は聞いたことがある。確か金太郎の兄、金剛だったはずだ。鬼丸はしばらく動けそうにもなかったその体を何とか起こし、ようやく座ったところで予想通り、金剛が現れた。


「む……御客人。父上がどこに行ったかご存じないか? 屋敷の中を捜しまわっても、どこにもいないのだ!」

「ああ、それなら……」


鬼丸の表情が先程の柔らかな笑みから反転した。


「―――――私が殺しました」

「なっ……!?」


鬼丸は今にも倒れそうな体を起き上げ、金剛の前に立ち上がる。その表情は自分を憐れんでいるようで、金剛の怒りは今にも爆発しそうだった。


「大体どんくさいですよ、貴方は。こんなにも身近に鬼がいるというのに、それをみすみす見逃すなんて。貴方本当に退魔師ですか?」

「鬼、だと……」

「ええ、私の名前は鬼丸童子。童子名を持つ、悪鬼です」


金剛の手は自然にアサルトライフルに向かっていた。。


「き、貴様……よくも父上を!」

「遅い」


取り出そうとした金剛のM16がはじき落とされる。自分の手が痺れ、鬼丸のデザートイーグルを視認したとき、ようやく早撃ちで負けたのだと分かった。


「貴方は大量の武器を持っていると聞きましたが、それら全てを使っても私には勝てませんよ。だって、貴方は弱いんですから」

「貴様……!」

「そんな怖い目で見ないでください。怖くて怖くて、貴方を殺してしまうかもしれないから」


鬼が自分を睨みつける。たったそれだけで、自分の足が縫いつけられたように動かなくなった。愛銃を持つ自分の手が震える。その時金剛はようやく、肌で分かってしまった。

これが最凶、鬼なのか、と。


「あっ、鬼丸さんだ!」

「ホントだ。鬼丸君、君は何をやってたんだい?」

「……別に、何もやっていませんよ」

「鬼丸さん……また隠し事ですか……」


かぐやの周りが暗くなっていくように見える。

突如寒気を感じた鬼丸は震えながら、その雰囲気を払拭するためにわざとらしく声を張り上げた。その様子を見て、ウラシマは笑いを必死に堪えていた。


「と、とにかくキンタのところに行きましょう。かぐや、月光を」

「むう……仕方ないですね。月光・望月」

「あれえ? かぐやちゃん疲れて使えなかったんじゃないの?」

「そんなこと一言も言ってないですよ。第一、貴方のために力を使いたくありませんから」

「ひでえ!」


ウラシマを無視して、鬼丸はかぐやの手を取る。軽く、金剛を一瞥しながら。


「さあ、行きましょう、かぐや」

「はい。月光・新月」


金色の球体が消えていく。金剛はその様子をぼうと見送るしかなかった。

球体が完全に消えた時、自分を呼ぶ声に気がついた。近隣の、別の退魔師の家系の者のようだった。彼には見覚えがあり、なかなか優秀だったと覚えている。

退魔師は頭を下げ、呆然としている金剛に呼びかけた。


「坂田金剛殿。屋敷内にいた魔は全て滅しました。もうしばらくで、外に出た魔も排除できると思います。しかし誰の仕業でしょうか……人を魔に変え、この事件を起こしたのは……一体誰が――――」

「……鬼だ」

「はっ……!?」


予期し得ない単語を聞いて、その退魔師は反応出来ていないようだった。金剛は立ち上がり、その退魔師に命じた。


「今すぐ御門様へお伝えしろ! 鬼が、しかも童子名を持つ鬼が現れたとな!」


御門はこの国の最高権力者にして、退魔師の祖。それに事を伝えるということは、国家を揺るがす事件と坂田家が認めたことになる。

この事件はまだ収束を迎えそうになかった……。


▽       ▽         ▽


「いやあ、今回は大変だったね。キンちゃんの許嫁は出るは、変な退魔師に追われるは。本当に酷い目にあったよ」

「ホント。キンタさんに関わると碌な事がありませんね」

「……いや、勝手に関わってきたのはお前らじゃん」


金太郎はげんなりと、二人に文句を言った。前後にいる二人に文句を言うのは予想通り難しかった。

朝早く、四人は歩いている。ひっそりと人影はなく、ただその道を歩いているのは四人だけであった。金太郎が前を歩き、ウラシマは後ろで何か操作しながら歩いていた。

そして三人とも金太郎の過去には敢えて触れなかった。金太郎と楓に何があったのか、楓をどうしたのか、と。決して楓の事は忘れない。絶対に忘れられないのだ……。


三人は迎えに来た時に“一緒に帰ろう”と言ってくれた。それが金太郎にはとても有難かった。


「しかし良かったです。皆無事に帰ることが出来て……。キンタに何かあったらどうしようと思っていましたよ」

「お前が人の心配をするなんて……本当に鬼丸か?」

「む、失礼な。私は鬼丸童子、紛れもない本物ですよ」

「おっと、こりゃ失敬」


笑い合っている二人に、ウラシマがその口を開いて気になることを訊いた。


「それで、帰ったら何しようか? ここのところ騒動ばかりだから、僕は休みたいんだけど……そうだね~、たまには不思議の国へバカンスに――――」

「貴方に休みなんてありませんよ。鬼ヶ島に帰ったらサボった分の仕事はやってもらいますからね」

「……えっ、マジで?」

「マジです。ところで、キンタはどうしたいですか?」

「俺? 俺は……」


金太郎は立ちどまり言葉に詰まる。先に行く三人に見つめられながら、金太郎は自分の決意を口にした。


「――――俺は強くなるよ。皆を助けられるくらい、もっと強くなるぜ、鬼丸」

「……ふふっ、そうですか。ならば私はそんなキンタを助けましょうか。かぐやはどうします?」

「私は鬼丸さんに全面協力ですよ。何たって、妻ですから」

「はあ~……全員そうなのか……だったら僕もやるしかなさそうだな~」

「みんな……」


金太郎は立ち止まる。高くそびえ立っている山の後ろで、今にも日が見え始めていた。金太郎はそれを見て、叫びださずにはいられなかった。


「楓――――! 絶対にお前の夢を叶えてやるからな―――――!」


……突然叫びだした金太郎に襲ったのは、かぐやとウラシマの何とも言えない目線であった。


「……煩い」

「……近所迷惑」

「なっ……! いいだろ。それぐらい別に! 少し叫びたくなったんだから! お、おい、先に行くなって!」

「何やっているんですか? 早く行きますよ、キンタ」


――――そう、それでいい……。

貴方はそうやって皆を助けるという夢に向かってひたむきに歩いていればそれでいいのです。悪いこと、苦しいことは全て私が引き受けましょう。わたしはそのためにいるのですから……。

鬼丸は歪んだその嗤いを隠しながら、三人と共に歩いて行った。


▽      ▽      ▽


この時、鬼丸たちは知らない。自分たちの日常の舞台、鬼ヶ島が何者かによって破壊されているということを。

鬼丸たちが鬼ヶ島に着くのは数時間後、すぐに鬼丸たちはその犯人を追うことになる。

しかしそれは、また別のお話。







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