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第三章・第八話:玉手箱、それはブラックボックス

梅雨ですね……。

自分は雨を見ながら寝るのが好きですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

雨で外に出られない、そんなときの暇つぶしにでも読んでくださると光栄です。

「はっ! ……本物の恐怖だと?」


亀吉がその巨大な図体を持ち上げ、瓦礫の中から起き上がる。

人間の何倍もあろうその体が立ち上がるだけで辺りの大地が震動し、多くの木々がなぎ倒される。どんな敵でも、どんな軍隊でも彼を止めるのは容易ではない。

しかし、今彼が相手をしているのはたった一人。それも人間とほぼ変わらない大きさの老人であった。誰が見てもこの光景が異常であると分かるだろう。亀吉もコレが現実とは思いたくはなかった。

しかしコレは現実。紛れもない現実。その現実を振り払うために、亀吉は声を張り上げた。


「本物の恐怖などとうに知っている! 彼女と契約したそのときから……僕たちは恐怖など克服したんだ!」

「甘い、甘いよ、お主らは。自覚していない分金太郎君より甘いよ。お主らは恐怖と言うものを受け止めていないだけじゃ。そんなんではマトモに戦えん」

「煩い……。変形フォームチェンジ高速移動形態スピードフォルム


亀吉がそう言霊を放つと、彼の体が蠢く。彼が軋む音と共に、彼の体はだんだんと変化していき、ついには人と変わらない大きさとなった。しかし異様なのはその姿。彼の手首からは刃物のようなものが剥き出しになり、刀鍛冶のように赤い皮膚からは煙が噴出している。

と、その刹那に亀吉の姿が消えた。


「ほう……速くなったか」

「ハアアアアア! これで終わりだああああああ!」


無防備な長老の背中から、首を狙う。刀のように研ぎ澄まされた彼の手首は、すでに枯れかけている老人の首を刈り取るには十分。

と、亀吉が思っていたときにまるで自分に話しかけるように長老が呟いた。


「ところで亀吉君。鬼闘術にもこんなモノがあるのはご存知かな? 鬼闘術・序」

「な、に!?」


その言葉と同時に長老の姿が消える。空しくからぶった亀吉は呆然とし、立ち止まってしまった。その一瞬の隙が、勝負にとっては致命傷。長老はすでに亀吉の背中を捉えていた。


「鬼闘術・破」

「ぐ、はっ!」


――――鬼闘術・破。超高速移動の術“序”から展開されるこの攻撃は、まさに名前の如く、全てを壊さんとする威力を誇る。その破壊は相手のガードなど意味を成さず、防ごうとする敵に貫通して衝撃を与える。

頼りの強固な甲羅も通り抜け、内臓に直接ダメージを与えられた亀吉はその場に倒れこんだ。だがこの流れはこの攻撃で終わりではない。与えた衝撃と同じだけ上空に吹っ飛ばされた長老は次の攻撃に移り、そして……。


「……鬼闘術・急」


上空から自由落下する長老が、倒れこんでいる亀吉に圧し掛かる。押し潰す瞬間、一瞬だけ加速しその威力を高めるこの技の名は“急”。

序・破・急。この三連の動きを持って終結したこの鬼闘術。まとも受けた亀吉の甲羅はボコボコに、彼のあちこちから血が噴出し、見るも無残な姿になっていた。


「さて、もはや亀という面影もないな。さあ、まだやるかね?」

「……やるに決まっている」

「ほう、そんな体になってもか。余程体が丈夫なのか、はたまた愚かなのか……」

「……どっちもですよ」


亀吉は力なく、しかししっかりと喋りだし立ち上がった。


「僕は彼女と出会った……。その時から僕の運命は彼女だけのためにあるものと決まったんだ。僕だけじゃない。ココにいるみんな、全員が彼女のことが好きだ。いや、愛している! 愛しているから僕たちは全力で彼女のために動ける。死など怖くない! 」

「……なるほど、それがこの竜宮城をココまで大きくした理由か」

「僕は任務を全うするだけ! 覚悟!」


亀吉は走り出す。ただ彼女のために、目の前の敵を倒すために。

しかしその目の前の敵の表情は――――自分を蔑むような冷徹な顔。


「ふむ……なるほど。しかしじゃ。儂はお主と全力で殺り合うとは考えておらんよ」

「―――――なにっ!?」

長老が指をならすと、亀吉の動きが止まる。彼の四本の手足は小さな箱のようなものに覆われ、さらに背中まで箱によって圧迫されて、まるで身動きが取れなくなった。

長老のお得意の魔術、結界である。


「なっ!? 卑怯な……」

「勝負に卑怯も何もない。誇りですら、戦いのなかでは無意味なものとなる。……ああ、なつかしい。儂にもお主のような情熱を持っていた時期もあったよ」


今度は長老が亀吉に向かって歩き出した。大きく息を吐き出し、ゆっくりと。彼の頭の中にはすでに亀吉の姿はなく、ただ懐かしい昔の友人の姿だけがあった。


「儂も思っていたよ。儂らは三人揃って最強じゃ、とな。しかしそんなものも無意味なものと終わった。今では残るは儂一人じゃ……」

「……一体何が?」

「――――ホッホッホ、お主には関係のないことじゃ。さて、両手両足を掴まれ、背中も圧迫されている今の状況……。まさにまな板の上の鯉じゃな。いや、それよりも酷いか」

「……!?」

「今お主を正面から押してやればどうなるか……。君は作用、反作用の力を知っているかな?」


壁を押した際に、それと同じだけ自分も押される。それが作用、反作用の力である。手足を縛られ、背中も圧迫されている亀吉は力を抜き威力を殺すことも出来ない。

ということは、彼は長老の攻撃を一身に受け、さらに同じだけ衝撃の反作用をくらうしかないということである。


「まさか! や、やめろ!」

「……さようならじゃ。鬼の力は滅びの力。鬼闘術・戒」


長老の掌に混沌色の魔力が巻きついていき、弾丸のように放つ。“戒”とは鬼闘術の中で敵を吹き飛ばすのに最も優れた術。その威力は他の鬼闘術と同様、並大抵のものではない。結界を解き彼の四肢が自由になると、亀吉はもろく砂の城のように崩れ去っていった。


「――――――か、は……」

「さて、ようやく終わったか……思ったより時間がかかった。早く行かなければ、な」

昔に思いを馳せるのもいいが、今はその時ではない。若い希望に満ち溢れた二人の、老いぼれなりの手助けのために、老人は再びゆっくりと歩き出した。



       ▽       ▽        ▽



時間、とは一体なんであろうか、という命題に多くの研究者たちが考えてきた。

それは限りなく一方通行で、連続して進み続けている。最近の研究でようやく、重力によって伸び縮みする、ということが分かった。しかしそれが分かったとしても、未だに時間の真となることは分かっていない。だから、時間を調べるような人間はいても、操るように考えた人間は今までいないはずであった……。


その禁忌を犯そうとする愚か者が目の前にいる。鬼丸はすぐさま浦島の言葉を否定した。


「馬鹿な! 時間を操るなんて出来るはずもない。時間を操るなんてことが出来るのは、神様くらいなもんです。というより、むしろそれは我々が踏み込んではいけない領域……あなたはそれを犯そうとするのですか?」

「ああ、そうだね。この玉手箱を使って」


浦島はさも当然のように答える。そのあまりの爽快さに、鬼丸の反応が一瞬遅れた。


「この玉手箱は小さいくせに大喰らいでね。何でも吸収して飲み込んじゃうんだ。物も人も魔力も、時間も例外ではない」

「時間を喰らう?」

「そう。本来あるべき時間がなくなる……。僕の行動したその時間がなくなるということは、周りの人間からすれば僕が一瞬で活動したように見える。それは擬似的にも時間を跳躍したのも同然だ。そしてその研究を、僕は700年続けている」

「700年……」


その途方もない数字に金太郎は呆然とする。

時間を止めることが出来て、永遠に近い時間を生きれたとしよう。しかしその時間の全てを一つのことに注ぎ込むことができるだろうか? 

―――無理だ。常人の沙汰ではない。自分を突き動かす強い何かがない限り、人間はそこまで強く出来ていない。

浦島に何が起こったのだろうか……、金太郎は気遣うような目で浦島を見た。


「君たちは竜宮城に来て何かおかしいと思ったことはないか?」

「――――存在……」

「……それとは何か違うところでないか?」

「年齢」


鬼丸は小さく、しかし確信を持って呟いた。


「えっ!? 何?」

「ココに来てから大人と言うものを見ていない。貴方はもしかして年齢すら操っているのではないですか?」

「正解だ、鬼丸童子」


浦島は鬼丸の答えを聞いて、少し満足そうな顔になった。


「ご名答だよ。ココには大人なんてものは存在しない。だって僕が“肉体の老化の進行”の時間を止めているから。肉体の老化を止める、という何だか夢のような話だけど、とりあえず80年間は玉手箱の力は有効らしい。その証拠に前の実験では老いることなくそのままの姿で死んでいったからね」

「だからお前は子供なのか……」

「いや、僕は本当に十歳で成長期が止まったんだ」


そう証言する浦島の顔は少し引き攣っている。やはり、伸び盛りの成長期がないということは余程悲しいことなのだろう……。


「……しかしそれだと700年間には到底及びませんよね。どうやって貴方は今まで生きてきたのですか?」

「僕と乙姫は肉体の老化の時間だけではなく、魂を玉手箱に喰わせているから」

『……!?』

「魂さえ消えなければ僕は永遠に動き続けることが出来る。玉手箱にあるものは何もなくなるわけじゃない。そのまま、永久に封印されて箱が開けられるまで持ち主に変えることはない。たとえ人形に成り果てようとも……。こうして僕は700年生き続けることが出来るようになりました、とさ……」


想像を超えた答えに二人は絶句する。

人や鬼や、命のないものにも魂が宿ると言われている。この世の全てのものは魂があるからその役割を果たすことが出来るのだ。

では魂を失ったものはどうなるか。器しかないものは全てを受け入れるしかない。全て言われたことを忠実に行動する人形に成り下がってしまう。それはもはや、人間とはいえない。

鬼丸は思わず疑問を口にした。


「貴方……それでいいのですか? たとえ700年生きようとも中身が空っぽの貴方には、目指すものさえなくなった。それは魔術師としては致命的な欠陥……。それで、本当に良かったのですか?」

「いいさ、それで。彼女のために永遠に動き続けられる人形ならばそれで……今回も彼女の命令だ。彼女が玉手箱をとって来いと言った。だから僕達はそれに従った。ただ、それだけだ」


浦島は無機質な声でそういった。

それがあまりに感情が感じれず、しかしどこか寂しそうに見えた金太郎は浦島に問う。


「……お前、何かに迷ってないか?」

「何が?」

「……いや、いい」

「さあ、コレも命令だ。“君達を排除しろ”っていうな。さあ覚悟はいいか、坂田金太郎、鬼丸童子」


浦島はニヤリと笑うと、玉手箱を右手に置く。

漆黒に漆塗りされ金色の装飾が施されたそれは、あまりに禍々しく見つめていると吸い込まれるような錯覚に陥るほど不気味なものであった。


「魔術師、浦島竜胆が問う……。答えよ、汝が名は何ぞ?」

――――我が名は玉手箱。全てを飲み込む大喰らい(ブラックボックス)

「なっ!?」

「ぐっ!!」


……それは一瞬の出来事であった。

玉手箱が黒く光りだしたかと思った瞬間、自分たちの目の前に水球が現れた。その距離まさに零。金太郎と鬼丸にはなす術もなく、直撃した。


「な、何が起こった!?」

「気が付いたら……目の前に水球が……」

「僕の動いた時間を玉手箱が食べたんだ。さあ、どんどんいくぞ」


浦島が再び玉手箱に手を添える。このままではまた時間を喰われ、なす術もなく攻撃をくらうことになるだろう。それだけは避けたい金太郎は、結界を張ろうとする。だが……


「デカ、過重結合!」

「くっ……FirstDriveSet――――」

「遅い!」


結界が完全に張られる前に金太郎の周りを10個、水球が浮かび襲い掛かる。結界はもろく、紙の如く破られ四方八方から衝撃が金太郎の内部に伝わる。


「ぐぼっ!……」

「無駄だよ。結界が発動するまでにも多少ラグが起こる。僕が喰らうのは一瞬なんだ。君にはそれを把握することすらできない」

「だったら……コレで、どうだ!」


――――FirstDriveSetUp!

その掛け声と共に金太郎の周りを金色の結界を覆う。何故か中にいる金太郎は得意げだ。


「コレならいつ来たって対応することが出来るだろ!」

「…………」

「キンタ、貴方馬鹿ですか?……」

「えっ!? 何で?」

「モノ、純一結合……」


たった一つだけ、しかしいつもと違う色の水球が金太郎に向かう。

その水は純水。つまり金太郎の結界を易々と破る力を持っているわけで……見事に金太郎の顔に直撃した。


「――――ぐわしっ!?」

「さっき僕の力を見ただろ。お前の結界ぐらい、易々と打ち破る。それに結界だって無限に続けられるわけじゃないんだ。お前の魔力もどんどん減っていく……。僕の攻撃を防ごうとするならば、僕が玉手箱を使う一瞬に、全力で結界を張らないとな」

「一瞬……?」


確かに理屈はあっている。

結界の発動にラグが発生するように、玉手箱の発動にもラグが生ずる。そのラグの間に結界を発動できれば、浦島の攻撃が防げる。しかしそれは理屈での話。

相手がいつ魔術を始動するなんて分かるわけもなく、時間を操る浦島に勝てるわけもない。


「さあ、そろそろ終わりにしよう。僕もそろそろ飽きた……。時を喰らえ、玉手箱!」

「くっ――――」

「…………」


辺りが黒い光に包まれる。それは浦島が時間を喰らう瞬間。コレに気づいたときにはもう遅い。鬼丸は覚悟を決めて目を閉じた。

――――しばらくして目を開けると、何事もない。ただ少し驚いている浦島と軽く息を荒げている金太郎の姿だけであった。


「……生きてる、のか? 何故?」

「どうやらお前の力を少し見くびっていたらしい。坂田金太郎」

「えっ!?」


鬼丸は改めて金太郎を見る。何事もない。ただいつもの金太郎だ。彼が一体何をしたと言うのか? ……

鬼丸には理解不能であった。


「本当に一瞬で結界を張るとはな。しかも僕が破れないほどの強度のものを……」

「なっ!? どうやって?」

「魔力を感知したんだね、坂田金太郎」

「……ああ」


金太郎は小さく頷く。浦島はそれを見て、大きく溜息をついたがその表情はどこか満足そうであった。


「魔力とはそのままでは何の役にも立たない、空気みたいなものだ。その空気を有益なものに変えるのは僕達の魔力回路だ。それを通して、僕達は神秘を引き起こす。……最近の研究で証明されたことだが魔力を変換させる際に、魔力は一瞬だけ色を失い無色になると分かったんだ。ようやく証明されたことだけど、昔から魔術師はそういう微妙な変化を察して戦っていたんだ」

「それを金太郎が分かった、と……」

「魔術師にしか分からないことなのにね。魔力を方法としか思ってない鬼丸童子にはコレは分からないだろう」


鬼丸は魔力そのものを扱う。魔術師は魔力を変換する必要があるが、鬼丸にはその必要はない。いつもならそれはメリットなどだが、今回は仇となったようだ。しかし普通なら金太郎にも出来ないこと。

浦島は小さく呟く。


「本当に、君は天才だよ……キンちゃん」


本当に彼は天才だ。

退魔師というものは魔力によって身体能力を底上げするが、魔術の知識に関しては一般人程度。そんな退魔師が複雑な術式を使えるはずもなく、結界など持ってのほかである。使えるはずもない。

それを、この金太郎は感覚によって統制している。そればかりではない。ついには魔力をも感覚によって掴んでしまった。コレは退魔師の存在の歴史を塗り替えるもの、まさに天才と言うのにふさわしいものであった。

金太郎ばかりではない。物を見れば壊さずにいられない桃太郎も、決して死ぬことのないかぐやも、魔力を操る鬼丸も、みんな天才。だからそんな彼らを見ていたかった。


しかし自分はそのポジションには戻れない。自分の居場所は竜宮城だから。


「……もう、戻れないんだよね……」


幸か不幸か、不意に漏れたその嘆きは二人には届いていなかった。


「鬼丸、さっき長老からもらった符あるだろ。アレ貸してくれ」

「えっ……これですか?」


鬼丸が三枚の紙を取り出す。それは餞別にと、長老からもらった結界の符であった。その力は金太郎のモノを軽く凌ぎ、小さな城砦にも匹敵する。


「俺が今からそれでアイツの攻撃を防ぐ。そのうちに鬼丸はアイツを殴ってくれ」

「殴る!? 何故?」

「だって結界張ってあったら、デザートイーグル使えねえだろ。だから、頼むよ」

「しかし、そんなことしなくたって――――」

「――――頼むよ、鬼丸」


金太郎はその澄み切った青い瞳を鬼丸に向ける。毎回コレだ。金太郎はいつも無茶な頼みごとを普通に自分に頼む。そしていつも苦労するのは自分だ。

鬼丸は小さく息を吐き出し、やれやれと言った顔で頷いた。


「……しょうがないですね。いいでしょう。やってあげますよ」

「ありがとな、鬼丸」

「何しようと無駄無駄。君達の拳は僕に届かないよ」

「……ウラシマ、それはやってみなくちゃ分からないぜ」


二人は浦島に向き合う。今回だって、変わることはない。いつも二人でどんな問題にも立ち向かってきた。そして今回も、いつも通りに終わらせてみせる。


「さあ、いこうぜ! 鬼丸」

「了解しました!」





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