閑話休題:とある退魔師の学習帳2
今回は非常に短いです。すみません。どうかお許しを・・・・・。
人物:~今回登場した人々~
月の姫の教育係:カナモリ
年齢:天人に年齢聞いて意味があるんですか?
種族:天人
性別:男
格好:どこぞのサラリーマンのような黒いスーツを着こなし服装の乱れなど一切感じさせない清潔感が漂っている。髪は金髪、目は赤と青のオッドアイ。桃太郎曰く“信号野郎”かなりの美系のはずなのだが、眉間にいつも皺を寄せているのでわざわざ彼に近づこうとする人はいない
武器:日本刀
備考:かぐやの教育係であった彼はツクヨミに適任であろうと選ばれ、かぐや姫を取り戻すために地上に赴く。しかし鬼丸たちの必死の抵抗もあって失敗。ツクヨミと共に月に帰る。
彼には三つの魔眼が備わっており名を、未来を見る“予見の魔眼”、“地上を見渡す遠見の魔眼”、そして幻想を生み出す“幻視の魔眼”という。今では遠見の魔眼で地上にいるかぐや姫を盗さ・・・・・いや、見守ることぐらいしかやることがないらしい。
地上を見守る月の神:月詠尊
年齢:神に年齢聞いて意味があるんですか?
種族:神
性別:?
格好:純白に金色のラインが入った着物を着ており、常に柔和な笑顔を浮かべている。髪は腰まで届くような黒に所々金色が混じっているロングで、装飾品も何もつけないないがそこがまた高貴さを生み出している。
武器:笑顔
備考:御伽の国三貴子のうちが一柱で彼女の姉から月を任されている。本来天人の前でも姿を現すことは少ないが、愛するかぐやのためならなんのその。彼女らの前に現れた。
笑顔を絶やすことのない彼女だが怒ると怖いと評判。具体的には何もない月から全て満ち終わるまで説教が続くらしい。
なお自由奔放な姉と乱暴な弟にはいつも悩まされている。
マスター:原義之
年齢:58歳
種族:人間
性別:男
格好:見た目は渋いオッサン。が、それに似つかわしくない黒いエプロン姿が奇妙である。ちなみに髪のことは聞かないであげて
武器:・・・・・包丁?
備考:長関の浜辺に位置する甘味処“桃の木”のマスター。カフェのようなその雰囲気から桃の木は人気があり、同時に彼も近所からは、気さくな人と評判はよい。
また倒れていた桃太郎を助けた人でもあり、記憶を取り戻した彼女を再び受け入れた懐の広さも持ち合わせている。しかし普段はウラシマと話が合うエロオヤジ、よく夫婦喧嘩になるらしい。
記憶を失った最狂:桃原キョウ
年齢:桃太郎と一緒
種族:人間
性別:女
格好:短くも艶のある黒髪を一つにまとめ邪魔にならないようにしている。服装は割烹着と昔のお母さんを思い出させる。以前の桃太郎とは思えないほどの優しさを持っている。
武器:・・・・・泡だて器とボウル?
備考:記憶を失った桃太郎、その人である。マスターに助けられ穏やかな日常を送っていたが鬼丸のデザートイーグルを見たことにより復活。
桃太郎が破壊の一面ならばキョウは創造の一面、桃太郎として記憶が戻った後も時々人格が入れ替わり菓子作りをしているようだ。
以前のような穏やかな暮らしはできなくなったが、桃原キョウの名をもらい普通の暮らしをしているようだ。
今回の舞台:
月、それは魔の象徴である。月の魔力は地上のものと比べ穢れていないため、魔はその魔力を糧に生活している。人間の日光浴ならぬ、月光浴をしている魔の姿を見かける人も少なくない。
その月はツクヨミの手によって管理、統治されておりその目的は地上を見張ること。
彼女はその永遠の命を持って地上の世界を見渡し、その役割を果たしている。
そんな彼女の身の回りの世話をするために天人は存在している。彼らもまた仮の永遠の命が与えられ、彼女の周りを守護している。しかしそんな彼らもツクヨミから離れれば死は訪れるし、死の許容範囲を超えればそれもまた死の原因となる。
またあるときツクヨミは自分と気軽に喋れる存在が欲しいと思い、ある天人の子に自分と同じ永遠の命を与えたというらしい。
その子が地上に降り立ち、地上のものが言い寄ったときには、五つの難題を提示しそれを退けた。
~五つの難題~
蓬莱の玉の枝・・・・・・はるか遠くの山に生えているという七色の宝玉がなっている枝。主に光を操る力を持っており、現在はかぐやが所持している。
様々な形態があり、敵に向けて七色の光が撃ちだされる七夜。結界のような働きをする望月。対象を移動させる新月。巨大な光が襲い掛かる陽炎などがある。
火鼠の裘・・・・・・絶対に燃えないという布。主に火を操る力を持っている。カナモリが幻視の魔眼によって具現化された。
仏の御石の石・・・・・・いつの時代か、偉い僧侶が悟りを開いたときに完成したといわれる鉢。主に大地を操る力を持っている。
カナモリによって具現化された。
燕の子安貝・・・・・・母親の燕が子を生むときに一緒に出てくるといわれる貝。主に風を操る力を持っている。
カナモリによって具現化された。
竜の首の玉・・・・・・水の神、竜神の首に存在するといわれる宝玉。主に水を操る力を持っている。
いつだったか、かぐやがウラシマに渡しそのままである。また登場するかも・・・・・。
▽ ▽ ▽
「おや、キンタ。また勉強ですか。偉いですね」
「ああ・・・・・。そういえば鬼丸。暗鬼の影に潜む力とかチビの怪力とかどうなってんだ?アレ何か秘密があるのか?」
「まあ、それなりに・・・・・・。ところでキンタ、この作品思い返すと結構矛盾がありますよね。(5月4日現在)桃太郎の髪型とかその際たるものじゃないですか(短い→長い)」
「作者は焦って明日から編集しなおすらしいぜ。アホだな~」
「まったくです」
・・・・・・はい、というわけで鬼丸君たちの言うとおりできる限り推敲しなおす予定です。
ミス多発の未熟者ですが、今後ともよろしくお願いします。