2-04
最近、手の甲のアザが薄くなって来てる気がする
あの記憶って俺の思い込みだったんじゃ無いかなぁ
と考える事が多くなって来た、でも催眠術のような
能力が使えるし、手をかざすと健康になるし…
癒しの手は目に見えるキズは治せないので
思い込みなのかもしれない。
カチャ…静かに扉が開く
シズルの顔がこっそりとのぞく
俺「おはようシズルちゃん」
今日は早起きしてトイレも済ましてある
カチャ…静かに扉が閉まる
俺「ちょっと待て~い」
ここは、ちゃんと言っておかないと
俺「シズルちゃん、他人の部屋には
黙って入ってはいけないよ」
シズル「他人じゃないもん、お兄ぃだもん#」
ブスッとして悪びれてない
俺「俺がシズルちゃんの部屋に黙って入るのは
嫌でしょ、それと同じことだよ」
シズル「お兄ぃだったらウェルカムだよ」
俺「着替えてたりしたらどーするの」
シズル「…いい、見せてあげる、昔は一緒に
お風呂に入ったじゃない」
俺「子供の頃でしょ、それは~」
シズル「あの時、お兄ぃにさわられて
気持ち良かったんだもん、それからずっと好きなの」
あれっ、あの時の俺、何かしたよな…
その頃、すり込みの練習を至る所でしてたな…
あ!たしか、シズルちゃんには、
一緒にお風呂に入った時
「ずっと好きで居てねって」って言ったような…
あれ?プールだったような?
あかん、本当に俺に能力があって
幼児にすり込みまくってたとしたら…
解除の仕方とか知らないぞ…
まさかね…
俺「ありがとうシズルちゃん、俺もシズルちゃんの事大好きだよ
でもね、俺達いとこだし、ラブじゃ無くてライクだし…」
シズル「いとこでも結婚できるもん、私はラブだもん」
俺「なっ、、結婚出来るのか…」
そこじゃ無い
シズル「裸見られても平気だもん#」
いきなり服を脱ぎ出した、
下着姿になり俺のパジャマの下を脱がしにかかる
俺「な、なにしてんの~」
必死にズボンをおさえる
シズル「この~見せろ~~~」
何をだよ
ドタバタ騒いでたら、アツコさんが入って来た
自分の娘が下着姿で男のパンツを脱がしてる
クラっ…アツコさんが倒れそうになる
アツコ「あんた達何やってんのーーーーーー#」
その後、正座を1時間、二人並んで説教された
アツコ「こんな事が起こると、
もう一緒に住めなくなるからね#」
シズル「そんなのイヤー~泣泣泣」
俺「俺は何もしてません、本当です
信じて下さい」
アツコ「ユウくんがそんな事しない事は知ってるけど
所詮男だもんね、男ってのは直ぐに他の若い女を
連れ込んで、次々と女を作って…ぶつぶつ」
俺「なんの話しをしてるんですか~」
ギロっと睨んで
アツコ「シズルはもうユウくんに、くっつくの禁止です」
シズル「え~っ」
バンっ…テーブルを叩く
アツコ「いいですね#」
二人「は~い」
明日から新学期だ
*2-05は
前世(異世界)の嫁は高校教師、
生徒の俺は何とか付き合いたい!
【18禁 サイドストーリー】に収録
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