第二回
【ゲームマスター】
今日はプレイヤー一人しか来ていませんねー。何か他のことして遊ぶ?
【タマ】
いや、TRPGしましょうよ
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では、セッションのデータを。
名前「タマ」 性別「男」
肉体:スピード 2
精神:知性 3
性格:ポジティブ 3
能力:目敏い 4
特殊:これはネコです 1
前回のレベルアップで、『これはネコです』を取得。
単体の対象の視界にネコがみえるようになり、過剰にネコを気にするようになる。
幻覚+狂気として扱う。
【ゲームマスター】
竜乳牧場のあった村からタマは少し離れ、小さな街に滞在しています。
さまざまなトラブルや飯の種が舞い込んでくる、交通の要衝です。
タマは、一息つくとき、どこにいきますか?
(私がGMするときの常で、設定されていない所は「白紙」として自由に設定して良い空間としています。崖の街だろうと盗賊都市だろうと好きに設定してもいいです。街の名前も店の名前も)
【タマ】
ここなら魚料理とかありそうだが、いい食堂はないもんかねぇねぇ
【ゲームマスター】
それなら、魚料理のうまい店をさがす・・・と。難易度8くらいで判定しましょうか。
成功すれば、安くてうまい店がみつかる。失敗したら酷い店にご招待しよう。
【タマ】
(目敏く店を探します)
【ゲームマスター】
目敏いの4+2D6でどうぞ
【タマ】
/r 2d6+4
【ダイスBOT】
2d6+4 = (5+6)+4 = 15
【ゲームマスター】
無駄に良い目をw
【タマ】
(この駄猫)
【ゲームマスター】
超目敏いなw
【タマ】
いい魚を置いてる店は臭いが違うってもんよ
【ゲームマスター】
ならば、路地裏の街の住人しか知らないような奥まった名店を発見する。看板すら出ていない。
「あんた初めての客だろう?誰かの紹介かね。よくこのみせはいってきたね?」
【タマ】
なに言ってんだい、こんないい匂い出しといて入らない人がいるもんか
【ゲームマスター】
「嬉しいこと言ってくれるじゃないか。わかる人にはわかるんだよ」とニコニコしながら絶品の料理をだしてくれます。
すると、「オヤジさん、ここの店っていろんなハーブつかってるだろネコヨケないかい?」
と、剣士風のいでたちの男が入ってきます。
「いや、うちで使うのは食用のハーブばかりだよ!」
「そうか・・・薬草屋にもなくってね。ちょっと遠くの街までいかなきゃならんかもだな」
【タマ】
あんちゃん達よ、そんないい剣持っといてネコ避けなんかに頼ようなんざ、おっぱらえばいいじゃねぇか
ネズミじゃあるめぇし
【ゲームマスター】
剣士「ああ、そこの兄さんはネコの人かい。気を悪くしないでくれよ。ネコヨケってのは黄色い花で・・・ヘンルーダっていう薬なんだ」
「みてくれ、俺の左腕。石みたいになってるだろ」
【タマ】
骨化の病気でも患ったのかい? まさか石化の魔物なんて穏やかじゃない代物じゃぁ……
【ゲームマスター】
「魔物ならいいんだがな・・・・」
「奇妙な術をつかう剣士なんてのがいやがる」
【タマ】
(石化の術って一般的に知られてる術ですか? 効果時間とか)
【ゲームマスター】
知性で判定してください
知性の3
【タマ】
/r 2d6+3
【ダイスBOT】
2d6+3 = (4+6)+3 = 13
【ゲームマスター】
それなら、『石化というのは普通は魔物がばらまく病気。もしくは呪い』という知識がわかるね。
【タマ】
(効果時間はわかりますか)
【ゲームマスター】
ただ、睨むことで同じ効果を発揮する「瞳術」というものがあるらしい
そして効果は永続
麻痺ならば時間を掛ければ治るが、石になってしまうと普通は治らない。呪いを解くか、薬品を使うか。もしくは神の奇跡で回復を願えば治すことも出来る。
まぁ、ファンタジー世界なので手段は色々ある。
とはいえ、普通に考えて「重症」だね
「あんた・・・剣士がそんな腕じゃ商売あがったりじゃないかい」
「ほんとだよ、まったく嫌になるぜ・・・」
【タマ】
魔性の剣士かい、町の中かい? 憲兵も大変だねぇ
【ゲームマスター】
剣士「ああ。ただ憲兵も手を出せないんだ。あいつらは法は犯してないからな。くそっ!」
【タマ】
術を使った痕跡がないんだね、下手すると魔眼持ちか……
【ゲームマスター】
剣士「魔眼?猫の兄さん、なんか知ってるのかい」
【タマ】
本で読んだ程度さ、目で見るだけで魔法みたいな事ができるのが稀に生まれるってな
【ゲームマスター】
剣士「最近、やたらと腕の立つ剣士の二人連れが肩て風を切っていてな。酒代をつけにするように強要する、強引に女を口説くなどで迷惑しているんだ。ただ、迷惑なだけで法は犯していない」
「そこで、だれかが諫めようとすると喧嘩になってな。先に手をだしてしまったら・・・返り討ちにあってこの通りさ」
「そして戦いの最中に、急に腕が動かなくなった。まるで石みたいだ」
【タマ】
剣は抜いたのかい?
【ゲームマスター】
「ああ。つい、かっとなって俺が先に剣を抜いた。そうしたら、相手が抜いて・・・・目を合わせたら腕が急に動かなくなったんだ」
【タマ】
そうか、よくいる酒場だけ教えちゃくれねぇか?
【ゲームマスター】
「よせよ。よそ者が首を突っ込みにゃリスキーだぜ」
【タマ】
なぁに、喧嘩なんざふっかけねぇよ
ネコ避けのハーブ、薬なんだろ?
【ゲームマスター】
「あ、ああ」
【タマ】
そいつがいる限り必需品になるじゃねぇか、迷惑な野郎の面でも拝むだけさ
【ゲームマスター】
お、うまい。RP+5で。
「そうだな、猫の人にとっちゃ迷惑な話だ。ここをつついっとまっすぐいって、右の。白岩亭って店さ。なにしろ飯がまずい事で有名なんだ。酒はいいのをおいてるんだがな」
【タマ】
食いだめでもしていくか、オヤジ、おかわり!
【ゲームマスター】
「あいよぅ!」
【タマ】
(顔を洗った後に目標の酒場近くへ向かいます)
【ゲームマスター】
じゃ、移動します。
白岩亭・・・・近くによると保存の悪い魚の匂いが立ち込め、生臭い上に不衛生なのか黒い蟲がうろうろしており、店から出てきた客がうずくまり吐しゃ物をまき散らしています。
その客に続いて、ネズミがヨロヨロとでてきて、ころりとひっくり返り、死にます。
「くそっ、今日のランチは外れだったぜ・・・」
「当たったためしがねぇ・・・」
【タマ】
地獄かここは、ミルクも期待できそうにねぇなこりゃ
(他の客に紛れて中に入ります、中でも出来るだけ目立たない用にします。)
【ゲームマスター】
「不味いうえに腹も壊す。安いのが取りえだが医者代がかかるって有名な店だぜ?ミルクなんて飲んだら一発でアウトよ」
【タマ】
そうかい、ありがとよ
【ゲームマスター】
中には、大きな剣を立てかけて左手を上にのせ、脚を机の上に乗せた男がいます。
その後ろには、背中に剣を背負いフードをかぶった男がニヤニヤ笑いながら、他の客と口論してます。
「で、何か文句でもあるってのかよ?ああぁん?」
口論相手は女剣士のようです。
【タマ】
(剣を抜くまで特技をスタンバイ、静観します)
【ゲームマスター】
女剣士ジーン「だからその汚ねぇ足をどけろってんだよ!」
【タマ】
(ここで戦術伝えると不利ですか?)
【ゲームマスター】
敵に?GMに?
【タマ】
GMに
【ゲームマスター】
それは別に不利にはならないよ
【タマ】
(了解)
(進めてください)
【ゲームマスター】
大剣使いゲール「はぁー?なんだこの店のどこにそんなことかいてあるんだぁ?えぇ?」
女剣士ジーン「そんなの常識で考えればわかるだろう!」
大剣使いゲール「いいやぁ?そんなのわからねぇなぁ。あんたの思い込みなんじゃねぇかぁ?」
そんな風にして、皿の上でたばこ消したり、机に脚乗せたり、それをわざわざ注意してきた女剣士に見せつけてニヤニヤしたりしてます。
店員の女の子が「もういいよ、やめようよジーン!」とかいってますが、尻触られて悲鳴上げたりしてます。
どうやら、ひたすら挑発する事だけが目的のようですね
【タマ】
ネズミに劣る人間なんざ久し振りに見た、醜いねぇ
(ミルクを注文)
【ゲームマスター】
店員の子がトコトコとヨーグルトみたいなすっぱいミルクを運んできます
ゲール「おいおい、ここは酒場だぜぇ、ミルクなんて飲むやつ初めて見たぜ!」
【ゲームマスター】
フードの剣士「なぁ、なんかこの店臭くないか?けものくさいんだが!」
【タマ】
これでも呑んで頭冷やそうや
(全部こぼしてから差し出します。)
【タマ】
あんたが通った床なら消毒してやったぜ、ミルクの方がまだマシな匂いさ
【ゲームマスター】
「ほぅ、なんだ、喧嘩打ってんのかこのくそ猫がぁ!」
【タマ】
自分の匂いがわかってるなんて
いい子じゃねぇか、風呂代なら恵んでやるぜ
【ゲームマスター】
脚でびしゃってけって、タマにミルクを掛けますよ
/r 2d6+4
【ダイスBOT】
2d6+4 = (6+4)+4 = 14
【ゲームマスター】
その時、なぜかタマは無性にイライラして凶暴な気分になります。14を目標値にして「抵抗」してください。失敗すると凶暴化します。
後のじっとしている方の剣士が何かつぶやいていたような気もします。
【タマ】
対抗は知性? ポジティブ?
【ゲームマスター】
理由が付けば、どちらでも
【タマ】
んー普通は知性か
ボーナス使用
【ゲームマスター】
おー。何点使う?
【タマ】
/r 2d6+3+5
【ダイスBOT】
2d6+3+5 = (6+2)+3+5 = 16
【ゲームマスター】
見事成功。抵抗したよ
【タマ】
スキル使用、フードの男にこれはネコです発動
【ゲームマスター】
どうぞ。
【タマ】
/r 2d6+1
【ダイスBOT】
2d6+1 = (3+3)+1 = 7
【ゲームマスター】
抵抗ふります。
【ゲームマスター】
/r 2d6+2
【ダイスBOT】
2d6+2 = (5+6)+2 = 13
【ゲームマスター】
効かないね
【タマ】
剣士の姉さん、フードの男が術使いだ、おそらく魔眼持ち
押さえないと危険だ
【ゲームマスター】
女剣士「なんだって?」
NPCとの連携にRP+3渡しましょう。
【タマ】
(これはネコですは再度行けます? こんどは剣士に)
【ゲームマスター】
女剣士はフードの男に向かっていく。大剣使いがとっさにそれを防ごうと間に入る。
いいよー
【タマ】
これはネコです、発動!
(剣士にボーナス全部)
【タマ】
/r 2d6+1+3
【ダイスBOT】
2d6+1+3 = (4+4)+1+3 = 12
【ゲームマスター】
フードの男「お、おい、ゲール!こいつを止めろ!」
【ゲームマスター】
大剣使い「まかせろ、こいつもイイ鴨だぜ」
大剣使い「みろよ、この鎧も高そうで・・・・いいネコだぜ」
/r 2d6+2
【ダイスBOT】
2d6+2 = (1+2)+2 = 5
【ゲームマスター】
「ネコ・・・・?なにいってんだ。ねこはそっちの男だろう?」
【タマ】
(足元に突貫、転ばせます。)
【ゲームマスター】
「いや・・・ほら・・・ここに。ネコが居ます」
どうぞー
【タマ】
(ウィークポイントを目敏く発見する)
/r 2d6+4
【ダイスBOT】
2d6+4 = (2+4)+4 = 10
【ゲームマスター】
「ネコが・・・ここにネコが」
「いいから、そいつも石にしろ!」
「いや・・・石というか、ネコが・・・」
/r 2d6+2
【ダイスBOT】
2d6+2 = (1+2)+2 = 5
【ゲームマスター】
なんなのさっきから目が腐ってる!
【タマ】
(大きな声で)
おいテメェ等、縛り上がるぞー!
【ゲームマスター】
よけられず、ころびますよ
【タマ】
(誤:縛り上がる
訂正:縛り上げる)
【ゲームマスター】
イライラしていた、他の客、女剣士、女店員が一斉に飛び掛かって縛り上げます。何発か殴ってる。
「おい!いてぇ!やめろ!やめてください!」
「ネコが!ネコが!」
【タマ】
(女剣士の様子を見ます)
【ゲームマスター】
タマ蹴り上げてますね。いや、あなたではなくて。男たちの。
【タマ】
(フードの男制圧済み?)
【ゲームマスター】
そして、転ばされたフードの男のバックパックからは、珍しい黄色い花の束や、薬瓶がどさっとでてきます。あなたには嫌な臭いですね。
護衛がネコネコになって転ばされた段階で、後ろの男の戦闘力はないのです。剣は飾りなので。
【タマ】
石化して薬を高く売るってか、やだねぇ
【ゲームマスター】
はい、そうです、お見事!
【タマ】
あぁ、やな匂いだ
ねぇちゃん後は任せたぜー
【ゲームマスター】
女剣士「ネコさん、ありがとう!・・・たすかったよ!」
店員「本当にありがとうございます!サービスするのでいつでも食べに来てください!」
【タマ】
この石化薬の匂いが嫌なだけさ、剣も抜いてないから喧嘩は大目に見てくれよな
(店を出ます)
【ゲームマスター】
凶暴化の魔眼を持つ薬師と、半端な石化の魔眼を持つ二流剣士のコンビによるマッチポンプ作戦は、タマの介入により石化魔眼剣士が相手をまともに見れなくなり、野望は潰えましたとさ。
【ゲームマスター】
・・・タマは剣持ってるのかねw
【タマ】
(持ってるよ、引きずるからローラー付き)
(刃は切っ先以外潰してます)
【ゲームマスター】
コロ助スタイルかw