表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者とか身に余る。  作者: うめほし
出会ったのは運命。
1/3

気が付いたら君に出会った。

気が付くと、私は少女の前に居た。

紺色の和装に、腰には刀を下げている。

額には、右側に片角があった。

濃い桃色の目と目が合う。

私は、ひとつ、瞬きをした。


「こ、こんにちは。」


その子がぎこちなく挨拶をするので、


「こんにちは。」


と、私も挨拶をする。

よかった、言葉は通じるようだ。


「あの、あなたは誰ですか?」


控えめに聞いてきた彼女に、


「綺凜。」


と、名乗れば自分は慈々だと教えてくれた。


「変わった名前やな。」


と、思ったことを言ってみれば、私の名前も変わっていると彼女は笑った。

笑うと可愛い子やな、なんてのんきに思っていると、ふと力が抜ける。

膝から崩れ落ちるなんてよく言うけど、まさか自分が体験するとは思わなんだ。


「ちょ、大丈夫!?」


ウン、全然大丈夫やないよ。

答える前に、意識が途切れた。

ゆるゆる連載。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ