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夜の森の中で全裸で待つ元勇者(女)と万能な従者


「ご、ご主人様!おお、落ち着いてください!泣き顔がかわいくて理性が・・・じゃなくて! 大丈夫です!ご主人様が女の子でも私はご主人様のものですから!(?)」

シエルが落ち着け、なにかとんでもないこと口走ってるぞ、そっちの気もあったのか? ってか普段冷静なシエルがここまでパニックだと逆にこっちが冷静さを取り戻してくるわ。


「お、おう。ありがとな?とりあえず落ち着こう、な?はい、深呼吸~、吸って~、吐いて~、吐いて~吸って~」




・・・・・

「すみません、取り乱しました。まずはご主人様がこうなった原因と解決方法を見つけましょうか」

どうにか正気に戻ったシエルは実に頼もしい。

惚れそう。 いや、シエルも俺もすでにお互いに惚れてるからハーレムの一員なんだけどな。

ハーレム、そうだ!ほかに逃げて生き残った嫁がいるかもしれない!こんな姿になった俺だけど受け入れてもらえなくてもせめて無事だけは確認したい。


「ああ、まずはこのまま森を抜けて町の治療院で見てもらおう。 それと散ってしまった俺の嫁たちの安全確保も目的のひとつだな」


「・・・・そうですね。 ところでご主人様は町でもその口調ですごされるのですか?」


「ん?何か問題でも・・・って、あー そうか・・・シエル、今の俺の見た目ってどうなってる?」

「とてもかわいい女の子です!見た目十台ですね、私のドストライク・・・じゃなくてどうみても男には見えませんね。ついでに言うとご主人様のお召し物ですがその今のかわいらしい見た目とは致命的なほどにミスマッチです。よろしければ少し切り詰めるなどして最低限女性服に見えるように出来ますがいかがいたしましょう」


うわ、ちょっとくい気味で来たな、マジでシエルってそっちの気あるんじゃないか・・・? それにしてもかわいい女の子か、それだとやっぱこの男口調だと不備が出てくるか?今のうちに女性口調を練習するべきか・・・?

 っと、服はどうしようか。今着てるのは身長あってないけど結構お気に入りのデザインなんだが・・・背に腹は変えられないか。


「ああ、服の方は頼む。口調の方はどうにか気をつけておくよ」


「では早速お召し物を・・・」


「ちょっ、服全部はがれたら俺の着るものが・・・ 待って、待、キャアアアアア!」

思わず女性的な悲鳴が出てしまった・・・ これで魔物とかがくることがなければいいが・・・ 騎士の方は最初に見たほうも殺したから大丈夫だろ、多分。






女の身体なのに全裸待機すること数分、シエルは作業を終え俺に服を渡してくれた。 この辺りの手際のよさは見ていて惚れ惚れする。


フードつきのコートは袖がつめられて丈も短くされていて太ももが強調されるような形に、その他の服は胸元が少し開けられていたりスリットが入っていたりと調整されていた。 で、だ。俺は家では下着にはかなりこだわっていた、普通の市場はおろか貴族用の店でも基本的にドロワーズなどのダサい下着しか入手することしか出来ないのだが我が家では俺自身が嫁たちの下着を布から作っていたのだ。その結果ドロワーズよりも圧倒的に布面積が少なく、それでいて履き心地は絶妙になるように、さらに見た目もかわいくレースをあしらった、俺こだわりのインナーを嫁みんなに用意していたわけだが、なんと俺のパンツも嫁たちと同様かわいらしいオパンティーに変身していたのだ。


シエルさん万能すぎるだろ・・・ しかも仕立て直してくれた服、全部サイズぴったりなんだぜ?

いや、前作さ?凍結宣言したその日にアクセス数最大になるってどういうことよ?その翌日にはさらに記録更新してるんだぜ? これもう絶対そのうち凍結解かないとといけない感じじゃん? わかっったよ!わかったよ!この小説が完結したらね! そしたら書くから!多分!!多分!


そういって作者はマイページから前作の執筆ページに行ったきり戻ってくることはなかった。

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