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液体は食い散らかした

はい、没ネタ披露といいましたがさすがに躊躇われたので今回は普通に


「リオン!大丈夫!?」

 動くことの出来なくなった俺をアレンが抱きかかえる。

今、俺が動けないのはまだ頭を打ったときの症状なのか、クラリイの姿を見て足がすくんでしまっているのか。

一瞬、脳裏をよぎったおぞましい光景に吐き気を催す。しかしその事実を、吐き気を覚えたという事実を必死に理性が否定した。


ありえない、俺がクラリイを見ておぞましいと感じた?吐き気を覚えた?そんなことあってはいけない、彼女は、クラリイは確かに俺の友人なのだから。 たとえ付き合いが短くても、彼女は俺の友達だったのだから。


「とりあえず、治療院・・・はここからはかなり遠いな、まずは一旦戻って寝かせるか」

 アレンが俺を抱きかかえながら言う。 もどる?どこへ?




「リオン、着いたよ。俺の声は聞こえる?」

 アレンに運ばれてたどり着いた場所はグラウの家だった。


「だい、じょうぶ。ありがとう」

 したったらずになりながらもどうにかアレンに礼を言う。


「グラウ!開けてくれ!」

 アレンがグラウの家のボロイドアを叩くと中から声が返ってくる。


「どうしましたか~? 何か忘れ物でも――」

 ドアを開きながら声を返していたグラウはアレンに抱えられている俺を見て言葉を呑む。


「な!?リオンさん!?大丈夫なんですか!?」

 グラウが声を上げて驚く。 これが大丈夫に見えるならばグラウは病院に行ったほうがいいな。


「とりあえずリオンを横にしないといけない。寝かせられる場所を貸してくれ」


「わ、わかりました!こっちに寝床があるのでまずはそこに寝かせてください。僕は備蓄してある薬草をとってきます。寝かせたらこっちを手伝ってください、お湯を沸かします。」

 以外にも手際よく俺を介抱する男二人だが俺としては自分のことよりクラリイが気になる。 彼女に迫られて取り乱してしまったが、少なくとも彼女の遺体を処理してやりたい。無残な姿になっているかもしれないが、最低限の供養はしてやりたいのだ。


それと、俺たちを襲ったあの液体、アレについても気になる。まず街中に魔物が侵入すること自体珍しい、それもあんな強い固体・・・ あのスライムが何故あんな場所にいたのか、かなり気になっているところだ。


 等と一人考えているとグラウが数束の草を持って戻ってきた。どれも薬草だ、見る限りでは雑草と変わらないのだが、確かに過去旅してきたときにあんな薬草を使った。  ん?見慣れない草があるが、アレも薬草か?


「これですか?これはアーキス草といって精神を落ち着かせる効果と鎮痛、さらに眠気を呼び寄せるという優れた薬草です。 事情はわかりませんが、こういうときは寝るのが一番ですよ」

 見慣れない草、アーキス草を見つめていたせいかグラウが説明しながら薬草を煎じ始める。


・・・・・何だろう、グラウが優しいな。今までまったく見てこなかったがこういうところもあるのか。


「ほら、これを飲んでください。そうしたら心が安らいで眠くなってきますから。後のことは心配しなくてもいいですよ、僕たちで何とかしておきますから」

 グラウから差し出された薬草を飲むと身体が奥からじんわりと暖まって来るのがわかる。その感覚を心地よく感じ始めたら既に眠気が襲ってきていて、先ほどまで異常なほどの恐怖を感じていたはずなのに不安な気持ちはほとんど無かった。


それは、全てが薬草の効果なのか、それともグラウの声かけがあってのものなのか。

俺にはわからない、ただ俺の意識は暖かく、おちていった。

作者です。本気出します。今更ですがこれから少しの間、更新が止まるかもしれません。その間に話を溜めて一気に開放したいと思います。

多分ね


ところで、私最近新作を始めたいオーラがムンムンなのですよ、もちろん前作を凍結中なのも近作が中途半端・・・というより物語で言ったら序盤だということも承知の上なのですよ?でも書きたいときに書かないと意欲って逃げていっちゃうじゃない?それならもういっそ好きなときに好きに書こうかな~。なんて?


・・・はい、ごめんなさい。新作は我慢します。


ちなみに妄想していた新作のタイトルは

『ひとつは終わった創生神の掌で』です。 処女作のリスペクトです、ただし内容はまったく違います。無い頭を振り絞ったシリアス展開を考えていたのですが、さすがにこのまま今作失踪は読者様に申し訳ないなという考えからあきらめました。 終わった創生神を書いてほしいという意見がひとつでも感想にきたら考えるかもしれません(チラッチラッ

はい、ごめんなさい。

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