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思念の色彩

あまりにもタイトルがひどかったので訂正させていただきました。

数時間前の作者は何を考えていたのでしょうか?やはり脳が溶け始めているようですね。


 私は一体どうなったのか、それすらも分からない。最後の記憶は飛び掛ってくる黒い狼、その鋭い爪が私の首を切り飛ばす光景。 あの人は私を守りきることが出来なかったのだろう、だったらせめてあの人だけでも無事でいられますように。



 暗い夜、月は真上からは少しずり落ちかけていて、そろそろ夜がまぶしい朝日を迎える準備を始めるころだろう。 そんな中私は目を覚ました。 ・・・目を覚ました?私はもう暗い眠りに着いた(しんでしまった)ものだと思っていたのだがそれは間違いだったのだろうか? いや、私が死んだ事実は間違いではないだろう、今私が立っているこの場所に私の首が埋まっている。理由は分からないのだがそれが確実な情報であることは分かる。今この場所を掘り返せば確実に私の首が出てくることだろう。ためしに軽く土を掘ってみようか? なんとない好奇心、今の自分のことよりも自分の首に興味を持った私は土に触れようとする。しかしその手は土に触れることはなくスルリと抜けていってしまった、それに対する驚きはそこそこに他の物も触れることができないのかと試してみるが結果は当然というべきなのかやはり驚くべきなのか自分の体以外に触れることが出来るものはなかった。


 自分の命がもう消えているものなのかまだあるのかすら分からない常態ではあったが冷静を保てていた私はこの好奇心の思うままに知識欲を満たしていった。 何度目の実験だろうか、今の状態で魔力が使えるのかどうかという疑問を抱いた私は早速試してみることにした。 手に意識を集中させるとじんわりと手のひらが温かくなってくるような感覚が出てくる、その温かさを具体的に意識して空気に溶け込ませる。すると周囲の魔力の流れがよくわかる。 魔力感知を続けているとどこか遠くから呼ばれるたような気がした。ふらふらとその方向に移動していくと私の視界に目を見張る光景が飛び込んできた。


 ソレがなんなのかはよく見る必要も考える必要もなく理解できた。赤黒く変色したおびただしい量の血液にまみれた片足と首から上を失った死体はどう見ても私の体であった。身体を目の前に硬直しているのは見た目十台ほどのかわいらしい女の子、短く切りそろえられた金髪とかわいらしい顔とは驚くほどに似合わない服を一枚羽織っただけの、私のご主人様だった。

今回で主人公の髪の色が初めて明らかになりました。 いや、いままで描写できてないことにやっと気づいたもので・・・


 今回はシエル視点で書いてみました。次回もシエルかな?多分そうなるんじゃないかと思います

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