オーク狩り
今日の分を間違えて昨日投稿していたので夜遅くにがんばって書ききりました。つぅかぁれぇたぁ!褒めて!
さて、やってきましたは町の外にある森。 俺の家がある森とは逆方向にある森というより山だなに来ている。
「それで、私たちは何を狩るの?」
「今回はオークですね、値段も割りと良くて数がまとまって生息しているので今お金に困っている僕たちにはうってつけの獲物です」
オークか・・・今の俺女なんだけど、普通オーク狩りに女性連れて行くかな・・・?犯されたらどうするつもりだ!いやまあ俺はそんなヘマ踏まないけどな。フラグじゃねぇよ!
「オーク・・・大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ!僕だって着いていますから!」
それが一番の不安の原因なんだよ!
「そ、そうだね。じゃあ早速行こうか!」
「じゃあ僕の後ろについてきてください」
グラウはさすがに山歩きは慣れているようでスイスイ進んでいくのだが俺からしたら牛歩以外の何者でもない。女の体になって力や体力が落ちてもグラウには負ける気がしないな。 しかも自分から俺を先導しているくせに歩いた場所の草を踏んで俺が歩きやすくなるようにしてくれないという不親切さ。 草を踏んで歩きやすくするかどうかだけでも女性視点だと評価は変わるもんだな。
終始無言で歩いていくのだが俺の気配探知にかなり前からオークの群れが引っかかっている。グラウはまだ気づかないのか? まだ歩きつづけていくようだ、これ以上近づくと下手したらこっちが先に見つかるぞ?
あ、みつかったっぽいな。何匹かのオークの気配が急に鋭くなった。
「グラウ、止まって」
短く、それでいて明確に命令する。
「あ、歩くの早すぎました?」
「そうじゃない、こっちの存在がオークにばれた。多分もう直ぐ様子見に来る」
「え?僕はオークの姿なんて発見できてませんよ?見間違いじゃないんですか?」
こいつ目視を頼りに狩りしてたのかよ・・・半人前もいいところじゃねぇか。
「いいから、早く弓構えて」
そういいながら俺は腰に刺したボロショートソードを抜く。ショートソードの中でも割と短めのこのショートソードは刀身40cm程度だろうか。 グラウのほうはいぶかしげな表情をしつつも弓をつがえている、最低限指示に従うだけマシではあるか。
「くるよ!グラウ、4時の方向に強めに射て!」
強い口調で言うと「ハイィ!」と間抜けな返事をして矢を射る、矢はちょうど顔を出したオークの額に突き刺さる。 ビグィイイイ!という大きな断末魔とともに豚の頭をした巨漢が倒れた。
「や、やりました!僕オークを殺しましたよ!!」
「油断しないで、まだ何匹かいる!グラウはここで私のフォローを!」
ショートソードを片手にオークが4匹ほど固まっている場所を探知して特攻する。 4匹固まったオークの死角を縫うように移動し後ろから4匹の首をはねる。 剣を振り切ると同時に噴水のようにきれいにオークの血液がふきでる。グラウの方向に視線を向けるとグラウの後ろから2匹のオークが走ってきているのだがグラウはそれに気づいていないようだ。
「グラウ!後ろ!! 刃を求めた空の剣、エアスラッシュ!」
声をかけるのと同時に魔力を練って風の刃を創り出す。 数瞬遅れて射出された風刃がグラウに迫るオークを両断する。
「グラウ!大丈夫!?」
離れたところからでも呼びかけるとグラウはこれまた間抜けな声で問題がないことを叫ぶ。
クソ!また1匹グラウに向かってきていやがる! とっさにショートソードを投げつけオークののど元を貫く。 今度は俺のほうに6匹組みのオークが一斉に突進してくる。
「岩よ、堅強なる槍にて貫け。ロックニードル!」
ちょうどオークを串刺しにする形で岩のやりが数本地面から突き出す。
槍で地面に縫い付けられ動けなくなったオークたちの首を風刃で跳ね飛ばしていく。
「リオンさん!これ以上はオークを狩っても持ち帰れません!」
いや、そんな場合じゃないだろ・・・ でもまあ無駄な殺生は避けるに越したことはないか。嫁にもそんな感じのことをよく言われていたしな、虫殺そうとしただけで。
「はぁ、じゃあオーク共を撤退させるか」
面倒くさくて思わず小声ながらも口からもれた言葉を紡ぎ終えると同時に出来る限りで最大級のさっきを放つ。 このあたりは性別関係なくできることだからいいよな。
するとオーク共は急に全身の毛を逆立たせて撤退を始める。
「ふぅ、なんか逃げてくれたね!じゃあグラウ、早いとこオークを回収して帰ろうか!」
「え?あ、は、はい」
多分グラウは今放った殺気を感知できていないのだろう。そうじゃなければ多分今頃ビビッて漏らしてるだろうしな。
ノクターンだったら犯されてたのに・・・




