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聖剣技

今回は箸休めということで明るい話を!


一日、グラウの家で休んだら少しは心にも余裕が出来た。


 ・・・・うっわ、もしかしなくても俺って、昨日めっちゃグラウに甘えちゃったんじゃないか? 変な風に思われていなければいいんだが・・・まあDTのグラウじゃあ変な風に思うなってのは無理な話だろうな。そのグラウは少し前に買い物に行くと胃って出かけていってしまった、つまり今は俺一人だ。


「ふぅ、体でも動かしてすっきりしようか!」

 ある種、自分への鼓舞なのだろう、わざわざ口に出して立ち上がる。


 休んでいた間に太陽はほぼ真上まで昇っていて時刻は昼前といったところだろうか。


「グラウはまだ帰ってこないな」

辺りを見回し人気がないことを確認すると聖剣を呼び出す。

なんか俺って失踪した事になってるらしいから聖剣を見られるわけには行かない。


「さて、はじめるか。 疾風剣 夜霧風!」

 聖剣を横に薙ぐと黒い刃が二つ、飛んでいく。普段ならその刃は自由自在に操作できるのだが今は少し傾けたり射線を若干曲げるくらいしかできない。 やっぱり聖剣の力が弱くなっているのか? いや、あの悪魔は勇者としての素質を下げるとか何とか言っていたような気がする。それが原因か?まだ分からないな。別の技も試してみるか。


「あの時も使った技だけど、 火炎剣 炎龍斬!」

 これもあの時と同じく聖剣が赤熱して終わりだ。これじゃあただの鉄板だな、本来ならこれで斬った相手は黒こげになっていたんだが今なら良い焼き加減になりそうだ。


「・・・ 聖剣 ジャッジメント!」

 聖剣が白く光を帯びて大上段に構えられる、その形は剣の道にいるものから見れば完全に理想的な構えだった。 短く吐き出す息とともに聖剣を振り下ろすと剣と触れてもいない地面に一本の細い切れ目が出来ていた。


「・・・弱!? なんだこれ、俺の中で最高威力の技だぞ! 今までだったらこれ使っただけで山一つくらいは消し飛ばせたってのに・・・今じゃ地面に切れ目一本!弱体化ってレベルじゃねぇぞ!」

 自分の力に対するあまりの失望に声を荒げてぶつけようのない怒りを撒き散らす。


余談だが、聖剣 ジャッジメントは勇者の聖剣技のなかでも威力だけで見れば1,2を争う大技である。勇者を途中でやめたリオンがそんな剣技を扱えるのは単にその勇者としての素質の高さからだろう。


「はぁ、こんな弱体化してたんじゃあの悪魔はおろか、そこらの上級魔族相手でも勝てるかわからねぇぞ・・・ こうなったらもう一回基礎から剣術を・・・嫌だなぁ」

 剣術を磨くこと自体は嫌いではないのだが自己鍛錬は嫌いだ。


言葉のとおり嫌な顔をしながらもしばらくは素振りをして時間を潰すのだった。 もちろんグラウが帰ってくるのを見逃さないため気配の探知は絶やさずに。 それでもいくら人がいなくて汗をかいたからって女の身で上半身裸で素振りするのはさすがに後から自分でもどうかと思った。 なんか脳内でシエルが必死に俺が裸になるのを止めるような声が聞こえたような気がしたがきっと気のせいだろう。シエルはなんだかんだ寛容でやさしいからな!さすが嫁

最近アクセス数を見て少ないなぁとか思うことがありましたが冷静に考えると前作と比べればものすごい快挙なんですよね、作者の傲慢さが見え隠れする今日この頃。

皆様、本当にありがとうございます!これからも『ハーレム王だったけどすべてを奪われたから世界滅ぼす。』をどうぞよろしくお願いします。


話は変わりますが先日言ったとおりyoshikei先生とTRPGの卓を囲ませていただきました。そのリプレイを私が出すことになりました!何でだろうね!分けわかんないよ! 何でもかんでもKPに任せんなよ! 掲載日は不定ですが良ければ見てやっていただけると二人の小説家が狂喜乱舞します。0

 ※リプレイの方は少し、若干、微量にいろいろなところに改変があります。元シナリオを愛している方はご注意ください。

お借りしたシナリオは あぁ無情 様製作の『ある学校の階段の怪談』 です。

すばらしいシナリオでした。 まあ私たちはひどいエンディングを迎えましたがね

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