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灰色の童貞


「ところで、どうしてグラウはここに?狩猟者っていってたし、職がないって言うわけじゃないでしょ?」

 女の子(外見だけ)に優しくされて舞い上がっていたグラウがいい加減見苦しくなってきたので適当に質問して意識を現実に戻してやる。


「え? あぁ、実は僕は狩猟者として独り立ちしてはいるんですけどまだまだ未熟で生活にも困るほどなんですよ・・・ 当然あんまりお金もなくて、それにもう家だって勘当されて僕はいないものだし、しかも――――」

 初対面の俺にそこまで自分のこと話しちゃうのか・・・警戒心薄いな、狩猟者としての腕が悪いのも頷けるレベルだ。こいつ絶対詐欺とかで騙されるタイプだろ。


「そうなの・・・それは大変だね。 あ、じゃあ私と一緒に狩りにいってみない?これでも強さには自信あるんだ!」

 グラウはなんか・・・ほっておけない感じがするんだよな。女になったせいで母性本能とか目覚めたのかな?


「え?大丈夫ですか?オークとかいますよ?結構危ないですよ?」

 グラウは心配そうな顔で俺を宥めるように言う。遠まわしに止めているのだろうが女の子と二人きりになれることへの期待が隠しきれてないぞ。なんかそんな感じのオーラが出てる。


「大丈夫!狩猟者って食べられる魔物を狩ってそこで食べたり売ったりするんでしょ?そういうの、憧れてたんだぁ」


「あー、確かに魔物を狩ってその場で食べたりって結構憧れますよね、僕はそういうことは基本的にしないんですけど、やるときはいつも胸が高鳴ります!」

 いや、常識的に考えてその場で食ったらダメだろ、血抜きも完全には済んでないだろうし何より匂いでほかの魔物や獣が寄ってくる心配をしろ。 一般人のイメージでその場で食べたりってのがあるだけであって本業の狩猟者はそんなことはしない。 いやまあこれはフィリアの受け売りなんだけどな。 フィリアってのは俺の嫁の一人でハーレムに参加するまでは腕のいい狩猟者だった、何度か一緒に狩りに行ったこともあるな。


「・・・すごいね!私もついていっちゃダメかな・・・?」

 秘技 瞳うるうる! これは相手にばれないよう密かに舌でのどの奥をつついて嘔吐くことによって目に涙を浮かべる技である!嘔吐いたことが相手にばれないようにポーカーフェイスを保つという非常に高等な技術をマスターしたもののみが使える秘技である!!!


「!! じゃあ明日一緒に狩りに行ってみましょう! 大丈夫、絶対に僕が守ってあげますよ!」

 うっわ、何故だろうか、この上なく頼りない。


この後適当に会話を交わしたのだがほとんどが俺のお世辞とグラウの自慢だったので割愛だ。


「・・・・あのさ、恥ずかしいんだけど今日泊まる場所がないの、良かったらだけど、一晩泊めてくれないかな・・・?」

適当に話の流れを変えてこのことを切り出す。断られる心配はしない。なぜなら女の子のこの要求を断れるDTなんてこの世には存在しない。 もちろんこの身体を自由にさせるつもりなんて微塵もないんだけどね。

狩猟者

主に動物や魔物の狩猟を生業とする。

オークはおいしい。

作中でも突込みが入ったとおり狩った獲物をその場で食べると言うことは基本無い。あるとすればそれはどうしようもない飢餓に陥ったときか、その場の安全が完全だと確認できている場合だけだろう。

オークはおいしい。

オークはおいしい。

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