とある人達のぼやき
「はぁー。にぃにぃ、リクのヤツひどいんどー。勝
(はあー。 アニキ、リクのやつひどくないか?)
手に転校するとか言い出してるばーよ」
(転校するとか言い出してるんだけど。)
「だば。...冰姫関連だば?」
(そうなのか。冰姫関連なのか)
「リクの事やし、そーだと思うぜ?多分どぉ」
(リクの事 だし、そうだとおもうな。多分 だけど)
「どーせやりおえるまでほかのモンにゃ手ぇつけんだろぉがよ、アイツぁ。」
「それでこそのリクやし」
(それでこそのリクだろ。)
「...やーもいいかげんリク離れ出来んば」
(お前もいいかげんリク離れ出来ないのか)
「ムリどー。やるだけムダになるだけどー」
(ムリ。やるだけムダムダ。)
「いつからそうなったんだったか?やーは」
( いつからそうだったか?お前は。)
「会ったその日だったはずど。仕方ないやし。リク
(会ったその日だったと思うけど。仕方ないじゃん)
やさな」
( 。リクだしな。)
「お前なぁ。いつまでも引っ付いてると嫌われるぜ」
「大丈ー夫!ちゃぁんとやることはやってるんど」
(ちゃんとやるべき事はやってるし
「そのわりにゃわんがやる仕事が多い気がするのは
(そのわりには おれ ) 気のせいだばやー」
(気のせい なのか、あぁ?)
「それはー...ごめんってカズ。仕方ねーだろーが。だってリクってばいつの間にか消えるときがあるや
し」
(じゃん。)
「リクのせいにすんなやー。はぁ、にーりー。やーリ(クのせいにすんな 。...はぁ、難儀。お前)
用意しとけや、リクの転入」
(用意しとけよ
「やらせてくれるば!しに嬉しいやし。やっぱりや
やらしてくれんの! めっちゃ 嬉しいじゃん
ーは優しいやさ」
(お前は優しいな。)
「はぁ。リク関連の仕事ならいいじら。弟のくせし
( はぁ。リク関連の仕事ならいいとか。)
てやーはガチで意味分からん。やさ、やーもついで
( お前は本気で意味分からん。 そうだよ、お前)
に転校してこい。どーせこっちにいさしてもなんも手ぇつかんだろ」
「いいば!?しに嬉しいやし。サヤ、ありがとな」
(いいの!? めっちゃ 嬉しいじゃん)
「知らんばーてーよ。にたじーかますなや。わんが
( 知らんからよ。にやにやすんな。 お前)
忙しくて行けんから代理でど。やーもおとなしくし
( 行けん代わりだからよ。お前)
とけよ」
「分かってるばーよ。ちゃんとやるよやぁ」
( 分かってるって。ちゃんとやってる 。)
「そう言って前しくったのは、誰だったっなぁ。
(前にしくじったのは)
なぁ、カズ」
「~~♪」
「知らんぐわぁーしーすんなや。 バレバレど。て
( 知らないフリ すんなよ。バレバレだからな。)
ーげーイラつくばーよな」
(けっこういらつくんだよなぁ。)
「スミマセンッ。ちゃんとやる。やります」
「言ったからよ、琉華。破ってみ。何が
(破ってみろ。)
あるか知らんからよ」
「約束はかんなじ守るさぁ。よろしく頼むな獅琉」
(約束は必ず)
「やーに言われる覚えはねーばーよ。行ってこいや
(お前に言われる覚えはないな。)
」
「ああ」
★。゜.。゜.
...リク、カズ、サヤ。
あなたはだぁれ?
誰かしら。
まわるのまわるの。
この世界。
彼らはだぁれ?
だぁれなの?
あら、あちらに。窓辺にたたずむ影ひとつ。
「彼があれだけで済ませるとは思いませんね。近々何が起こるでしょうかね。はやく時が過ぎればいいと思えるのは何故でしょうか。会いたい、ですね。」
ふぅ、とひとつ。溜め池ひとつ。
「...貴方はあの手紙をどう見たのでしょうか。ねぇ、リク?いえ。陸兎」