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第二十 決戦、紛い物の機械龍 2

気分で書き始めたのが、いつの間にかランキングにランクインしてました。


皆様ありがとうございます!!




十月30

色々と修正しました。



改稿済み。


まさかここまで時間がかかるとは……!

お待たせして申し訳ございません!!

終わりまで考えてあるのに、筆が進まないという現実!

敵は格上。腕の中にはライラ。そして逃げ場は無し。

先程負った傷こそ自前の回復力で問題無くなっているが、それが気休めにもならないぐらいには絶体絶命な状況だ。

とはいえ、こうなってしまった以上、嘆いていても仕方ない。頭を切り替えて、なんとかあの機械竜を倒さなければならない。

取り敢えず、まずはライラか。


「おい! ライラ、そろそろ正気に戻れ!」


腕の中で、未だ黒翼に包まっているライラを揺する。

それでもまともな反応が返ってこないので、黒翼を無理矢理こじ開けて、中のライラを引っ叩いた。

かなり乱暴なやり方だが、状況が状況だ。悠長にしている事は出来ない。

ブレスの反動なのか、現在機械竜は動きを止めている。今の内に、ライラをなんとかしなければ。


「さっさと起きろ! このままじゃ死ぬぞ!」

「……コオ、リ……」


頬に走る痛みによって、漸くライラが反応した。


「起きたな!? ちゃんと起きてんならもう1度返事!」

「こ、コオリ」

「良し!!」


受け答えは出来るぐらいには意識がしっかりしたようなので、現在の状況をライラに簡単にだが説明する。


「いいか。今の状況は最悪だ。退路はあの機械竜のブレスで消し飛んだ。つまり奴を倒さないと、俺達はお終いだ」

「そ、そんな!? 」


状況を理解したライラが、絶望の悲鳴を上げる。


「だから俺はなんとかして奴を倒す。お前は出来る限り離れてろ」

「そんなの無理だよ! 幾らコオリでも、アイツには勝てないよ! アイツは紛い物とはいえ、最強種の力を持ってるんだよ!?」


俺が機械竜に挑む言った途端、ライラが必死になって止めてきた。

その口ぶりから確信する。やはりライラは、奴の事を知っているようだ。


「あの機械竜を知ってるんだな?」

「アイツが! アイツのせいでボクは封印されたんだ! アレはバルザックの造り出した最悪の研究成果で、王家の最終兵器! 古代の遺跡に眠っていた成龍の亡骸を素材にした、龍の力を宿すゴーレムなんだ!」

「……龍、ねぇ」


ライラの悲鳴混じりの説明を聞き、なるほどと納得した。

道理でライラが必死に止めてくる訳だ。アイツは機械竜ではなく、機械龍だったのか。

竜と龍。字面としては似たようなものだが、それは単に地球の知識を持つ俺が、ざっくりと纏めているからに過ぎない。この世界における(ドラゴン)(ドレイク)は、人間と猿ぐらいの別物なのだ。

龍とはあらゆる力の具現である。その圧倒的な力故に世界から弾かれ、自身が造り出した世界で生活するというとんでも生命体。人々の想念の結晶である神、世界の断片である精霊と並ぶ、この世界の三大最強種の一角。それが龍だ。

対して、龍の血を引く末裔が竜である。力こそ人よりも強大であるが、最強種である龍には遠く及ばず、世界に弾かれる事もない。自然の中でありのままの姿で暮らすものもいれば、人の姿となって街で暮らすものいる。ただ共通しているのは、龍を神聖視しているという事。

で、俺達の目の前にいるのは龍。正確に言えば異なるのだろうが、最強種に準じた力を持つと考えておいて損は無いだろう。


「流石の俺も、最強種が相手ってのは厳しいな……」

「だったら!」

「でも、戦うしかねえんだよ」


引き止めようとするライラを押し退け、俺は1歩前に出る。

視線の先にいるのは機械龍。漸く反動から抜け出したのか、大気を震わせる程の敵意を此方に向けていた。

見逃す気が一切無いという事は明白。そして逃げ場も無い以上、戦いは避けられない。


「この状況を切り抜けるのは、奴と戦って勝つっきゃない。最強種かどうかなんて関係ねえんだ」


最強種だから、勝てない相手だからといって、無抵抗で俺達の命をくれてなんかやるものか。

五体が無事であるのなら、この四肢でもって奴の身体を打ち砕こう。四肢をもがれたのなら、この牙をもって喰らいつこう。

もう俺は腹を括った。こうなってしまったのなら、今まで通り命を懸けて戦おうじゃないか。


「【凶獣化】」


全力の魔力を四肢に込め、俺が現在使用出来る中で最強の魔法を行使する。

身体から可視化出来る程に濃密な魔力が吹き出し、全身に纏わりつく。この姿を遠目から見れば、獣の毛皮を身にまとった獣人のように見えるだろう。

これこそが俺の最強の魔法。魔力による肉体強化という単純で原始的なものであるが、その実態は天災に匹敵する程の破壊を齎す獣へと転身する大魔法だ。


「……なに、それ……」


【凶獣化】を使用した姿、凶獣形態となった俺の姿に、ライラが畏怖の篭った声を漏らす。

その反応に少々傷付くが、それもしょうがないと思い直す。

今の俺は、機械龍にも似た圧を放っているのだから。


「Gruuuu……!」


凶獣形態となった事で、機械龍もまた俺の事を警戒していた。

放つプレッシャーこそ及ばないものの、確実に手傷を負わす事が出来る程度の実力は感じ取ったのだろう。

ただ殺すだけの羽虫から、戦うべき敵へと認識がシフトしたのだ。


「ライラ、早く下がれ!」

「う、うん!」


機械龍が警戒体勢に入ったので、今度こそライラを下がらせる。

場合によってはぶん投げてでも下がらせるつもりだったが、すんなりと従ってくれたので助かった。

恐らくだが、今の俺なら機械龍と互角に戦う事が出来ると思ったのだろう。実際は凶獣形態でも厳しいのだが、それで戻ってこられても困るので黙って見送る。


「GRAAAAA!!!」


そのタイミングで、機械龍が仕掛けてきた。小賢しくも、俺の意識が逸れる瞬間を見計らっていたらしい。

攻撃手段こそ何の変哲もない突進(チャージ)であるが、あの質量が音の壁をぶち破って突っ込んでくると考えれば普通に脅威だ。

実際、この突撃は先程のブレスよりも、単純な破壊力という面では上回っているように思えた。

……まあ、あくまで破壊力だけだが。


「うるァっ!!」

「GRUA!?」


迫り来る機械龍の肉体目掛け、カウンターで飛び蹴りを叩き込む。

傍から見れば明らかな暴挙。普通ならば、絶望的な質量差で轢き殺されるのがオチである。

だが、そうはならなかった。むしろ逆だ。質量で圧倒的に上回る機械龍が、サッカーボールの如く吹っ飛んでいく。


「純粋な力だけなら、お前ぐらいの大きさはなんとでもなるっての!」


吹っ飛んでいく機械龍を睨み付けながら、俺は吼える。

機械龍を格上扱いしといてアレだが、実は単純なパワーのみに限定すれば、俺は奴と同等かそれ以上のモノを持っていたりする。

何せ、凶獣形態での一撃は山すら砕くのだ。当然、機械龍程度の質量攻撃なら、多少無理をすれば吹っ飛ばせる。


「Gruuuu……」


機械龍も接近戦での不利を察したようで、吹っ飛んだ勢いを利用し、俺から大きく距離を取った。


「GRAAAAA!」


そして十分以上に離れた途端、球状のブレスを放ってきた。


「っ、厄介な!」


機械龍の対応の速さに思わず悪態をつく。

力比べは不利と分かった途端、遠距離からの熱量攻撃に切り替えてきやがった。

実体を持つ物理攻撃と違い、エネルギー系の攻撃への対抗手段は俺には無い。いや、出来なくは無いが、機械龍クラスの攻撃となると無傷じゃ無理だ。

なのでここは回避一択。ついでに距離を詰める為に、前方へと身を投げ出す。


ーードォォォン!!


後方から轟音が響く。だが、音と爆風の感じから、最初に撃ってきたビーム状のブレス程の威力は無いと判断する。

まともに当たれば致命傷だろうが、問答無用で蒸発するような威力ではない。


「これな、らぁ!?」


問題無いと続けようとしたところで、思わず目を剥いた。

何せ前方には、今さっき回避した球状ブレスと同じものが、何十発も迫ってきていたのだから。


「ちいっ、連射とか有りかよ!?」


これはちょっと滅茶苦茶過ぎやしないか。

幾ら即死しない威力だとしても、普通に致命傷を負うぐらいの威力はあるのだ。それがガトリング砲並の連射速度で襲ってくるとか、あまりにもあんまりだろう。


(っ、どうする!?)


戦闘によって加速した思考をフル回転させ、最も生存率と勝率の高いルートを無理矢理弾き出す。

一旦後退。……距離を取れば取る程ジリ貧だ。

真横に回避。……安全ではあるが、勝利には繋がり難い。

弾幕に突っ込みながら回避。……危険は高いが、距離を詰めればその分だけ有利になる。

決定。回避しながら最短ルートで距離を詰める!


「オォォッ!!」


気合いを振り絞って、ブレスの雨に突撃する。

1発でも当たれば、そのままあの世に一直線だ。絶対に当たる訳にはいかない。

幸いな事に、球状ブレスはデカい。機械龍のサイズがサイズなので、1発1発が大型トラック並の大きさとなっているのだ。当然、1発のサイズに比例するように、弾幕の隙間も相応の大きさがある。

これならっ!


「抜けたァァァ!!」


死の嵐をなんとか潜り抜け、ついに機械龍のもとに辿り着く。

そして跳躍。狙うは、奴の肉体の中で最も脆いであろう部位。

脚と同じく移動の要であり、制空権という絶対のアドバンテージを齎しかねない危険な部位。


「その翼もらうぞ!!」


強化された拳による渾身の一撃を、翼の目掛け叩き込む!


「GRAAA!?!」


機械龍が悲鳴を上げた。痛覚があるのかは不明だが、流石にこの一撃は堪えたらしい。

構造的に脆い部位だけあって、甚大な被害を与える事が出来たようだ。

衝撃によってひしゃげた骨格が、翼へのダメージの大きさを物語っていた。

その様子に笑みを浮かべながら、空中で体勢を整える。


「そん、でぇ!!」


そして着地と同時に、今度は片足へと駆け出した。

次は片足を潰す。出来ればこの1連の攻撃で、機械龍の機動力を大幅に削いでしまいたい。

……だが。


「っ、硬てぇなぁ!!」


幾ら力を込めて殴っても、機械龍の脚部には傷1つ付けられなかった。


「っち。流石にそう上手くはいかんか」


狙い通りに進まない現実に、つい舌打ちが出た。

あの質量を支えているだけあって、機械龍の脚部の耐久性は凄まじい。というか、脚部に限らず全体的にコイツは硬いのだ。カウンターで飛び蹴りをかました時も、吹っ飛びはしたが傷らしい傷は付かなかったし。

打撃で機械龍にダメージを与えるには、翼のように例外的に脆い部位を狙わないと難しいようだ。


「っと!」


さてどうしたものかと考えていると、頭上からスタンピングが降ってきた。

踏みつぶされるのは困るので、ここは一旦距離を取る事にする。ついで思考も纏めてしまおう。


(龍の弱い部位……地球基準で考えると逆鱗か?あとはこういう駆動系の敵だと、関節とかが比較的脆いってのが定石だが……)


まずは龍の逆鱗だが、この世界の龍にそんな分かり易い弱点があるとは思えない。もしあったとしても、実物を見た事ないから探せない。よって却下。

となると、比較的脆いであろう関節を狙うしか無いのだが……。


「いけるか……?」


正直言って不安だ。比較的脆いとは言っても、肉体の関節と翼じゃ耐久性が違い過ぎる。翼の骨格の太さが樹齢千年クラスの大木なら、四肢の関節周りの太さは高層ビルだ。

まず確実に、翼みたいに一撃で破壊は出来ないだろう。


「……いやまあ、やるしか無いんだけど……」


不安ではあるが、他に狙う箇所が無いのも事実。

下手な考え休みに似たりというし、悩む暇があるなら攻撃した方が良いと判断する。

取り敢えず、機械龍の関節周りを攻撃しながら、他に脆そうな場所を探そう。

方針が決まったら即行動。機械龍の鱗を足場に跳躍を繰り返し、脆そうな場所を探しながら右脚の膝へと向かっていく。

途中、機械龍が身をよじって振り落とそうとしてきたが、巨体故の広大な足場と、鱗等の掴まるものが大量にあった為、無事に右脚の膝関節へと辿り着く事が出来た。


「オルァァ!!」


そして拳を乱打。山を平地にする勢いで、大量の拳を機械龍の膝目掛けて繰り出した。


「GRUAA!」


膝関節に走る衝撃に、機械龍が煩わしそうに身体を揺らした。

だが、ダメージを受けている様子は無い。不快ではあるようだが、それだけだ。

やはり翼とは耐久性が違……あ。


「もう片方翼あるじゃねえか!」


馬鹿なの俺!? 何で1番分かり易いダメージソース見逃してんだよ!? 片翼潰すのが目的だったせいで頭から抜け落ちてたわ!

……いや、反省は後! それより今は攻撃だ。翼に狙いを定め、機械龍の身体を駆け上がれ!

そして翼に辿りついたら。


「もう片方頂くぞ!!」


さっきと同じで全力の一撃を叩き込む!


ーーバキィィイン!!


翼を支える骨格が砕ける音が響く。


「GRAAAAA!?」


翼を潰された事で、再び機械龍が悲鳴を上げた。

その姿を見て改めて確信する。やはり特別脆い箇所なら、攻撃は通るのだ。

……逆に言えば、特別脆い箇所じゃないとダメージは与えられないという事でもある。


「はてさて。どうしたもんかねぇ……?」


先程と同様に落下しながら、次の一手を考える。

破壊可能な部位はこれで無くなった。翼に追撃という選択肢も無くは無いが、多分殆ど意味は無い。真っ当な生物なら意味はあるだろうが、機械龍は確実に真っ当な生物のカテゴリには入らない。そうである以上、飛ぶ機能を失った翼は、ただの飾りと認識した方が良い。追撃するだけ無駄だろう。

……うむ。やはり、他に脆い箇所を探すしかないか。


「とっ、とっ、っしょお!」


着地と同時に駆け出し、再び機械龍の身体を駆け上がる。

なんというか、ここまではやり方を確立してしまった感がある。移動の為の足場には事欠かないし、サイズ的な理由から動きが読みやすい為、大して苦労無く身体に取り付く事が出来るのだ。

漫画なんかで、巨大な敵と戦う際は懐に入るのがセオリーと良く描かれているが、なるほど中々役に立つ。


(……脚は駄目。……腕も硬い。……胴体は論外。……尻尾も駄目か……!)


だが、それでも機械龍にダメージは与えられない。

機械龍の身体を縦横無尽に駆け回り、頻繁に拳を打ち込んで脆そうな箇所を探していくが、結果は芳しいものではなかった。


「くそっ! 何処もかしこも無駄に硬ぇ!」


何処を殴っても、まるで通用する気がしない。地球の頃の腕力で、分厚い鉄板を殴っているような手応えだ。爪による斬撃も試してみるが、表面に薄らと引っ掻き傷がつくだけで終わった。

……これは不味いぞ。目に付く箇所は一通り調べたが、弱点らしい弱点が見当たらない。龍としての部分は勿論の事、所々露出している歯車等の機械部分も滅茶苦茶硬い。

ああっ、くそ! 最悪の結論が見えてきた。これもしかして、俺の力じゃもうダメージ与えられないんじゃないか!?


(っ、これは貯金に手を付けるべきか……!?)


ダメージを与える手段が見当たらない以上、奥の手を切る事も視野に入れるべきかもしれない。

俺の奥の手、経験値による強化を使えば、今まで以上の力を得る事が出来る。これを使えば、もしかしたら機械龍の防御を突破出来るかもしれない。

だが、突破出来なかった時は本当に打つ手が無くなってしまうのも事実。経験値の有用性を踏まえると、どうしても躊躇してしまう。


(……現状維持なら、俺は機械龍にダメージを与えられない。だが、それはコイツも同じだ。懐にいる俺へ攻撃する手段は、多分コイツは持ってない。逆に経験値を使った場合、戦況は一気に加速する……)


機械龍の身体に引っ付いた状態で、一旦行動を停止する。機械龍の身体が、ある種の安全圏となっているからこそ出来る芸当だ。

さて、これでリソース全てを思考に注ぐ事が出来るようになった。その上で、この運命の分かれ目となる選択肢について熟考しなければ。


「……いや、悩むような事じゃねえなコレ。ダメージ与えられない以上、どっちにしろ詰みじゃねえか」


冷静になって考えてみたら、直ぐに結論が出る。

こんなの強化一択じゃねえか。現段階で詰みみたいなものなんだから、出し渋る必要も無いだろう。

こんな簡単な事にも気付かないなんてと、我ながら呆れてしまう。ダメージを与えられない事に、内心かなり動揺してたみたいだ。


「取り敢えず、貯金は火力に全振りかな」


結論が出たら即行動。保険用に残していた経験値を、全て筋力の強化に注ぎ込む。

すると、身体が僅かに重くなった。全身の筋組織がより強靭な物となった事で、体重が僅かに増えたのだ。


「……うし。行くか」


無事強化が完了したのを確認したら、再び行動を開始。

今いる場所から最も近い関節部分、左脚の膝関節へと移動する。

ダメージが通れば儲けものだが、はてさて一体どうなるか? まあ、駄目だった時は、その時考えれば良い。最悪の場合、【反逆】が発動すればノーダメから1ダメぐらいにはなるだろうし。


「喰らえやオラァァァッ!!」


必要以上に気負う事無く、今の俺に出せる最高の一撃を機械龍へと叩き込む!!


ーーガァァァン!!!


轟音が響き渡り、衝撃が空気を揺らす。

ここまでは今まで通り。問題はこの先だ。

祈るような気持ちで、拳の先に視線を向ける。


そこには、罅の入った機械龍の鱗があった。


「…………っしゃあァァァ!!」


思わず喝采の雄叫びを上げる。ついに、ついに機械龍の防御を突き破る事に成功したのだ!


「これで……! これでだ……!!」


これで漸く、戦況は動く。

一人称だと合わないんじゃ、という指摘がありました。

自分でも、三人称か一人称かが分かり難い箇所が有るとは思ってたので、三十話ぐらいから一人称に変えてみようと思います。

その後は、読者の方々の反応でどちらの人称でいこうかを、決めようと思います。



色々と至らぬ箇所があり申し訳ないです。



改稿作業終了後


まさか、ここでシンが始まるとは思わなかったんや……! ちょっとは休ませてくれ。人理修復してもブラックなのは変わらずか……!

……最近は指揮官も兼任してるから余計に忙しいです。




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