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嵐の海


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



アイルたちが船に戻ると、船が燃えている。


火が収まらないな。風が出てきたのか。やつの仕業かな」


「ごめんなさい。私のせいで」

「どこまで治療したんだ?」

「傷を塞いだだけよ。脚はなおしてないわ」

「なら、大丈夫だ。多分今は海の底だろう……」


「もしかして、アルセウスとかいうやつのせいじゃないのか?」

「……」


「なるほど、やつらの狙いがクロードの帰還を拒むことなら、目的は果たしているが…・・」

「大丈夫だぜ、まだ船は一艘ある」

「ええ?」

「ああ、俺達の船があるぜ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


グレイス、ニコラス、シータ。君たちを、ローゼンハイムに招待したい」

「ミランダ、君もだ。一緒に来ると良い」

「ええ、ぜひお供させてください」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


そうして彼らは、ロードランへ向かう。


しかし、だんだんと風が強くなる。そして、抑えられないほど、風も強くなってくる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


なんだか、雲行きが怪しいね。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

しかし、突然の嵐に遭遇する。


「なんだ、一体なにが起こってる」


「それにしても、突然嵐の中に入ったな。まるで図ったようだぜ」

「ていうと?」

「この嵐、魔法で造られたものじゃねえか?お前の帰りを拒むためによ」

「…・・まさか。こんな大きな嵐を作れる魔術師なんてこの世にいないわよ。それこそ、大悪魔の力でもないと…・・」


そういうと、お互いに顔を見合わせる



「……なにか、声が聞こえる」

アルが突然そう言うと、立ち上がり、扉を開く。

つめたい冷気が吹き込み、雨の激しい音が聞こえる


皆は、あるを追って甲板に出た。彼女は船べりに立ち、遠くを見つめている


「ある……」


アイルはそう言いながら近づくと、海面に何かを目に止める

「これは……船の残骸?



「あそこ、赤ん坊がいる」

「なんだって!」


トグマが船べりに立ち上がると、遠くを見る」

「見えた!ちょっくらおよいでくら 


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


赤ん坊は、、結局冷たさに死んでしまう。

「お母さんのところに帰りな」


アルはそう言うと、死体を海に沈めた。


みな、静かに今持っていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


こうして、いつしか嵐はやんだ。



港には、たくさんの人たちが出迎えていた。





「アル」


アイルはそう言って、周囲を見回した。しかし、そこにアルの姿はもうなかった。



港には、群衆が出迎えている。

クロードは、首を高く高く掲げた。



のこりの航路は皆静かだった。そして、ついに彼らはロードランへ帰還したのだった。



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◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇




海を渡る


2 ロードランの船との戦闘跡がある。

1 はやく、裏切り者が誰なのか知らせないといけない。王女様がロードランに向かっている。助けてくれ

3 嵐の中を突っ切る。

  「お前ら、全員この船に乗り移れ!」

  赤ん坊を見つける。

  赤ん坊を温めるが、死んでしまう

  海に流す


3 船員は死にかける。島を見かける。教会に安置する。

4 ロードランの警ら船がくる。色々話す。彼らは、遭難者がいないか調べに行く。

5 ザクセンの船とすれ違う。奴らは大砲の砲口を向けてくるが、海に落ちたばかりの砲など打てるはずがないとバッツは看破する


港につく。


お前ら、また会おうぜ!

「おう!:」


◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇



かれらはイーリヤス島を出発する


船を進めると、水平線の向こうから、ザクセンの艦隊が現れる

「なんだあいつら」

そうして覗いていると、

舷側の窓からく黒鉄の大砲が覗いている。


奴らは、急に砲撃をはじめた

「みんな伏せろ!」

ロキは叫ぶ。砲弾のあめが 降り注ぐ

「なんだあいつら……どういうつもりだ」


ランドルフの船がやられる

「おい、お前ら大丈夫か!」

船が勝手に進路を変えて、むしろ黒い艦隊に近づいていく。

「へ、助けろってことだろ。操船はまかせたぜ」


「ほらこっちだ!撃ってこいよ間抜け!」

バッツはそう言いながら、中指を立てる。


そして、囮になって家族の船を逃がす

へへ



◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇



彼らは岩礁帯の中に逃げ込む。


「一体、やつら何をやりてえんだ。さっきのザクセンの船と言い。いきなり島を封鎖するとかなんとか、ふざけたことやりやがって」

「もしかしたら、ロードランを封鎖したいのかもな。」

「……封鎖?」

「ああ、おそらくロードランでなにか起こすつもりだろ…

「それって、ロードランを襲撃するってことか?マジかよ」



そうして、出るタイミングを伺っている。

すると、嵐がやってくる。


この嵐おかしい

「何が?」

「向こうは東なのに、こっちに向かってくる……・」

「別にないことじゃないだろう」



「春の頭ならそうだね。もう夏の終わりなのに、嵐が西に向かってくるなんてありえないよ」


「今しかねえ……出るぞ!」




◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇


彼らは、嵐の中、出る。

しかし、その嵐は想像より遥かに大きい



他の船も、次から次へと転覆してしまう。


赤ん坊が溺れている。

助ける

あ体を温める。

しかし死んでしまう。


◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇




◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇






◇◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◇



途中で,水の四姉妹が水上を歩いている

彼らは、その馬に人を乗せている

この人を助けてくれるかしら?



城の中に裏切り者がいる。

おれたち防衛隊は、皆殺しにされた

お前ら、嵐はみたか

「ああ」

あれは魔法だ。人為的に起こされたものだ」

「魔法ってったって、あんな巨大な魔法打てるアツいるかよ」

「おれにはわからない」


なにかが怒っている。王に知らせてくれ

「わかった」


ああ、そいつの名前を言う。

クラウザーだ


「おーいお前ら!この船乗れって!」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





ザクセンの船が通り過ぎる。

「撃てっこねーよ。一回海に落っこった大砲だからな


バッツは仁王立ちのまま






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港につく。

ザクセンの船がある。

「この船燃やすか」

「ははは」




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「乗せてくれてありがとね」


「ああ、気にすんな


「また……」

「ん?」


彼女の姿は、もうそこになかった。



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「さて、じゃあいくか!」

おう!」

こうして、彼らは街へ繰り出した。花火が咲き誇った。







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彼らがロードランに向かう最中に、嵐に会う。



大砲に襲われる。





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彼らは、島に逃げ込む。



そして、彼らを叩く。




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嵐のかなで、船の残骸がある。



赤ん坊がひとり、生き残っている。


助ける。


あるが、裸で温める。




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港に突く。






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でも俺は本当にあいつのことぶっ飛ばしたんだぜ?


ぶっ飛ばしたあと、どうしたんだ?

海に捨てた

「じゃあなんでここにいるんだよ

「さあ?泳いで来たんじゃねえか?」

そんなわけあるか」































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