イザリス島
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こうして彼らは、イザリス島へと近づいていった。しかし、異変が起きている。
島の行く手には、けむりが上がっているのだ。
「一体どうしたんだ……」ロキは言った。
彼らが島に近づくと他にも船がいた。
彼らは近づいてくる。
「誰かしら」マリアが言う
「マリア、お前は銃を用意しろ」
「え、なんで」
「海賊かもしれねえだろ」
近づいてくる。
中から、真っ黒なおっさんが出てくる
「あんたら、ここでなにやってる
「俺達はこの島で食料を買い込むつもりだ。あんたらは」
「俺達も同じだ。ロードランに向かってるとこさ。この島でなにがあったかわかるか」
首をふる
「うわ、おっさんすげえ日焼けしてんな!」
「もとからこういう肌の色なんだよ!これだから田舎モンは」
「おっさん名前は?」
「俺はバンクラッド、こっちの金髪はヘラだ。よろしくな」
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ロキたちは、島に上陸する。
島は燃やし尽くされ、廃墟と化していた。突然、木が崩れ、家が崩れ落ちた。
ひどい匂いがする。見ると、人の焼け焦げた死体がある。
「ひどい……」
イブが手を口に当てて言う。
「まったく、どうなってやがる」
わずかな島民が生き残っている。
教会のは廃墟から、人が出てくrう
子どもと、子どもを連れた女の子だ。
女の子の頭には、角が生えている。爪は赤くそして長く、目は赤い皮膚に彩られ、そして口の橋からは牙が覗いていた。
「悪魔!?
「違うよ、このお姉ちゃんはたすけてくれたんだよ」
子どもがかばう。
「このひとは私の仲間です。」
「アル、連れの方はどうしたのですか」
「この島は、悪魔に襲われた。私の仲間が囮となって敵地に潜入しているわ。だけど、やつらは船を全部焼いてっちゃったのよ。
お願い。いっしょにイザリス島へ連れて行って。この子達にも、保護が必要なのよ」
「わかりました。では、これからイザリス島へ向かいましょう」
「お前らはどうしてこんなところに」
「俺達はローゼンハイムにいく途中だ。あそこの生徒として絵tらバレたんだ
「それは偶然だな!俺達もそうなんだよ一緒にいこうぜ」
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明くる日、あたりは青い霧に包まれている。
アルが、青いきりの向こう側に向かい、立っていた。
しかし、バッツは近づいてみて、異変息づく。
「お前、アルだよな…・・」
アルが振り向く。すると、昨日とは容姿が違っていた。
「なんか、昨日と姿が違うような……」
「ああ、なんかチビになってる」
「杖はどうしたんだ。青い、月の彫刻の杖は」
アルは答えなかった。
大きな瞳に、牙は出ていない。そして、手に握った杖は、十字架の錫杖だった。
「霧の中から、なにかが現れた。それは馬に乗った、女だった」
「な、なんだ?」「お前、なんで水の上歩いてんだ」
「
「どうしたんだ」
「霧の向こうに、人がいるわ。」
「え?……」
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霧が晴れると、マストが砕けた船があった。
「大丈夫か!」
「ええ、大丈夫よ」
「ねえ、どうしたの」
「出るな!ガキどもは下がってろ!」
強い口調にびっくりと身をすくませると、彼らは泉質の中に下がる。
おーい、誰かいるのか!
船べりから銃口が覗く
「お前ら、頭下げろ!」
バッツは叫ぶ。みな、船べりを背にして、うずくまる。ふと、トグマが見上げると、あるとメーベルとは、たったまま船を見ていた。
「冒険者めラベルだな。表をあげよ」
そうして、船べりから男の子が覗く。そして、彼は目を見開き、立ち上がった。
船をつけて、乗り込んだ。そして、マリアは、彼女を治療した
「ありがとう」
「いいえ」
マリアは微笑む。
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中には、竜の女の子が乗っていた。
彼女を連れて行くことになる。
「どうしたんだ」
「ザクセンの船に襲われたの」
「ザクセンだと?」
「どうしたんだ、ザクセンってなんだ」
「ザクセンは、南の島にある大国だよ。ロードランとは常に対立関係にある。」
「ほう」
とにかく、ウーラ島へ向かおう」
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「ステラが言う。
「あなた、竜人なの」
「悪いかしら」
「誰も悪いなんて言ってないじゃないの」
「まあ!失礼な人ね!」
なにー
^ぽかぽかぽか
N殴り合いになる
「わたしたちは、ローゼンハイムに入学するのよ」
「ローゼンハイム?ってなに」
「ローゼンハイムは
クソが。次こそはたたかってやる……」
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私達は、西のグラートバッハから来た
龍がやってきた。
龍を、半殺しにした。
そして、逃げていった先の巣には、この子供が残されていた。
この子がどこからやっってきたのか、わからない。
しかし、
貴様を迎えに来た
ウルフレヒト様に献上するために
「私は龍じゃない」
「グレイスは人間だ」
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「お父さん!」
そうして、逃げた。
故郷が滅ぼされた。
そうして、私達は逃げた。
そしてある時、王女の噂を聞いた。
「わたしたちは、東へ向けて漕ぎ出したのだ。」
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「ステラが言う。
メーベルは、船の舳先にたち、霧の向こうを見つめている。すると、中から、水の精霊が現れた。
「あなた、白い魔法は使えるかしら。敵の船にやられた人たちがいるわ。手当してあげて」
「わかりました」
リヤド バングラッド アガトス シヴ ヘラ ユスフ
以上、交信終了 そういって、二人は通信機を投げ捨てた。