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桜の道

作者: RIO
掲載日:2010/03/26

ひらひらと泡色を纏いながら落ちてゆく花びらたち。

その桜で出来たピンク色のトンネルを一人歩いていく。

日差しが花びらに当たりまるであたりにピンク色の宝石が散った用に綺麗だ。

こんな景色を見ていると私まで晴れやかな気持ちになっていく。

足は軽やかに桜の道を進んでいく。


ふと隣の白い家を見る、二階の窓その窓からおばあさんが一人笑いながらこちらに向かって手を振っている。

見たことのない人だった。

だけど今はそんな事関係ないだろう手を振ってくれているのだここはこっちも笑顔で返さなければ。

そう思いこちらも手を振り挨拶をする。


それからというものは毎日この名前も知らないおばあさんに挨拶するのが私の日常となっていった。

何気ない事だけどなぜかそれが嬉しかった。


それから2週間後おばあさんが亡くなったという事を母に聞いた。

死因は心筋梗塞だったらしい。

悲しくなかったと言えば嘘になるがこれといってそこまで大きなショックを受けたわけでもなかった。

まあ、それもそうだろうあのおばあさんとは話すらしたこと無かったんだから。

だけど何だろうこの胸に残る虚無感は、あの日以来心を覆っているこの感じは、なんなのだろう?

分からない、だから答えを求めた、見つかると思ったあの家に行くと。


桜はすでに散り若葉が芽吹いていた。

二階の窓を見る、当たり前だがそこにおばあさんの姿は無い。

もうあのころの景色はそこには無かった。

悲しい訳ない悲しいはず無いのになぜか涙が一筋流れ落ちた。

それと同時にその涙を拭い去るそうにサラサラと暖かく優しいかぜが吹く。


そのときの光景は一生忘れないだろう。

波寄せる木々たちその木全てに桜が再び咲いていたのだ。

桜が見えたのは風の吹いている一瞬だけあれは幻だったのだろうか?

ううん違うあれは幻なんかじゃないあれは・・・

空を見上げる、今日は雲ひとつ無い晴天、足は軽やかに思い出を胸に私は道を歩き出す。

訳がわからなくてすみません。

衝動で書いてしまいました。

もっとしっかりした話を書けるように精進したいと思います。

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