35.人間の星
エシュのお城はまだまだ完成しない。しかし今はたくさんの作業員がいます。これだと完成もすぐかもしれませんね。
夜明けと共にKenがエシュに別れの挨拶をしていました。彼は様々なことを知るために旅に出るようです。
エシュは非常に寂しがりましたが、Kenを行かせました。
二人は強い絆で結ばれています。きっとまた会えますよ。それまでは私がエシュのことを見守ってあげます……。
こうしてゾンビの星は滅びて、自然からヒトが生まれた。
紆余曲折あってこの星は人間の星になったのです。ほとんど偶然の産物ですけど、まあまあ結果オーライってことで。
私はこの星も大事にしてみようかなって、今のところは思っています。
愛おしくて危なっかしいこの星を、今度こそ破滅させないで全うできたらなって。
創造神はそんな理想を抱いています。
(((読んでいただきありがとうございました。
(((これにて完結でございます。
(((今日5/1 17:00 から
長編小説『閉架な君はアルゼレアという』を投稿します。
(((投稿頻度について変更があります。
(((そちらもご確認いただけますと助かります(>.<)